会長が行く!!!

才能は心に宿る。
想いが強ければ
きっと届くはずです。
感じたこと、海の不思議を中心に綴っていきます。

I hope it will be the best year for you.

2012-12-29 13:35:30 | ひとり言





Happy New Year!


I wish this year will be the happiest and best for all the people.


新年、明けましておめでとうございます。

本年が皆様にとって、幸せ一杯で最高の一年でありますように・・・・。


昨年は、たくさんのお客様に、久米島ダイブ・エスティバンをご利用頂いてありがとうございました。

お陰様で、私達ダイブ・エスティバンスタッフも、皆さんと海とダイビングの濃密な素晴らしい時間を共有出来ました。

また、昨年は、ダイブ・エスティバンの20周年を無事に迎えられました。これもひとえに皆様のご支援のお蔭です。

今、いろんな場面が想いだされ、感謝の気持ちに堪えません。本当にありがとうございました。




一昨年の忘れてはならない東日本大震災から、一年と十か月が経とうとしています。

しかし、遅々として進まない復興に、被害に遭われた皆様には、さぞや歯痒い想いをされている事とと思います。

僕ら個人一人一人が出来る事など高が知れている・・・。

でも、僕らは僕らの出来る事を少しずつでも行動し進めていく事が、道程の一歩の助けになるかもしれません。

だから、また、新たに少しでも何か出来る事を探してやっていこうと思います。


僕らには、繋がる力「絆」があるから・・・・。



そして、海の素晴らしさを伝え、自然の物凄さを垣間見る機会を導く手助けをする事が、微力ながらのガイドダイバーの勤めなら、

今年も、驕らずに、日々精進していこうと想う・・・・。


だから、もし、疲れたら、また、球美の海に癒されに来て下さい・・・・。











ダイブ・エスティバン

フェイスブックはこちらから!!

雄輔の豪海倶楽部!!

ガイド会・世界の海ブログ!!




Humpback whales….

2012-12-23 15:43:34 | CM!?






Humpback whales….

As same living creature born in the earth

As ones who are fascinated by whales

Let’s keep looking at them.

Surely, they do so.



ザトウクジラ・・・・。

これからも同じ星に生まれた者として、彼らに魅了された者として、彼らを見つめていこう。

きっと、彼らも僕らの事を見つめているから・・・・・。



Canon 5D mark II,EF 14mm F2.8 L II USM

F5.6  1/250 iso 400

kume Island  Okinawa Japan



ダイブ・エスティバン

フェイスブックはこちらから!!

雄輔の豪海倶楽部!!

ガイド会・世界の海ブログ!!

オタクな悩み・・・・パート幾つだっけ・・・・・( ̄▽ ̄;)

2012-12-21 15:58:38 | オタクな悩み




ハコベラとキヌベラのハイブリットと思われる個体です。


ベラのハイブリットはその放卵放精という産卵方法の為かニシキベラ属に限らず、様々なハイブリットの可能性があり、また、色んなハイブリットが確認されています。

放卵放精の産卵方法自体は、ハナダイや他の魚類でもあるのですが、ベラの仲間達のように同属の色んな種のたくさんのベラの仲間が、同じような時間帯にそれぞれが近い場所で産卵する事によって、

ハイブリットが産まれやすいと思われます。それを考えるとブダイの仲間もそれに近いのですが、ベラの仲間より、更にマイナーなブダイの仲間たちは、なかなか脚光を浴びない為に

観察確認例があまりないようです・・・・(^^;)。

その中でも、ハイブリットのベラが混ざった産卵は、このブログでも紹介してきたように久米島でも幾度となく見てますが、

伊豆ダイバーの「富戸の波」さんのような驚くべき観察例(ブログ富戸の波)もあります。


でも、多分、僕が思うに、今年は一部のマニアックダイバーの間で待ちに待たれていた「日本のベラ大図鑑」も出た事だし・・・・・



これからは、きっと、一般ダイバーの皆さんも、今以上にベラが好きになり・・・・・・


僕のしつこいと揶揄されるベラ産卵のブリーフィングにも、より真剣に耳を傾け・・・・・・


夜の宴会でも、僕に質問しておきながら話が長い為に、一人減り二人減り・・・・・・、なんて事はなくなり・・・・・・・


今まで以上のハイブリットやハイブリットの産卵の観察例が目撃され、ベラ業界もハナダイ業界やハゼ業界のように華々しい時代を迎える事でしょう・・・・



まあ、そんな事は、まず、ないと心の声は言ってるけど・・・・・・・・・・



実はこの写真のベラは、11月初旬に「日本のベラ大図鑑」の著者である西山一彦さんが来た時に、カズさんが見つけたものだ。

リクエストして頂いたハコベラとヤンセンニシキベラのハイブリットの2バージョンを撮ってもらった後に、僕は別のハイブリットバージョンが居ないか探していた後、

居そうにないから戻って合流すると、カズさんが何やら指す!その方向を注視すると「おぉおおーー!!」・・・・・・・・・っと、言う訳です。


それから、このハコ・キヌの成長過程を観察している。


まだまだ、小さい雌ぐらいのサイズだが、これからどういう成長し、どういうふうに産卵に混ざるのかが凄く楽しみな子なのです。


因みに、僕はこの子の事を見つけた西山一彦さんが、ベラ山ベラ彦と呼ばれているところから、敬意を表して「ハコ山キヌ彦」と呼んでいる・・・・


いつも、潜って観察する度に・・・・・・、


「食べられないように頑張れよ!!」


「そして、出来れば、立派なTP雄になって、もの凄い婚姻色を見せておくれ~!・・・・・ハコ山キヌ彦!!」


・・・・って、この子から勝手に雄にするなぁああーって、聞こえてきそうだけど・・・・





ダイブ・エスティバン

フェイスブックはこちらから!!

雄輔の豪海倶楽部!!

ガイド会・世界の海ブログ!!



海の事じゃないんだけど・・・・・・( ̄∇ ̄*)ゞ

2012-12-20 13:26:18 | ひとり言



タンク2(小さい雄)とバルブ(大きい雌)である。

タンク2は、初めて見た頃は、目がしょぼしょぼしてて、鼻もそんなに黒くなくて、何とも情けない昔のアニメの「ダメおやじ」みたいな顔だったけど、

ちょっと見ないうちに、そして、うちに来て、日に日に可愛くなっているような気がする・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・僕の勘違いや、もの凄く偏った身内贔屓な思い入れかもしれないけど・・・








僕はどちらかと言えば、上の写真のような正統派なフレンチ・ブルの方が好きなんだけど、女房の裕子に押し切られた感がある・・・・・・・・・


皆さんは、多分、いいじゃない可愛いじゃないと思うだろうが、僕からすると、彼女の美意識に疑問を抱いているので、ちょっと、不安だった・・・・。


・・・・・、だいたい彼女の美意識をなめてもらっては困る・・・・・・・・・


フレンチ・ブルの子供を探している期間に、ふと寄った初めてのペットショップで雄2匹と雌1匹の彼ら3兄弟を見た・・・・・・・・・。










「可愛い~・・・・めちゃくちゃ可愛い・・・・・・・・・・・・・・!!」



・・・・・・・・・・っと、それはもう、すぐにでも買いそうな勢いで、アニメのアメリカ映画に出て来そうな悪党顔の3兄弟に寄っていった彼女だった・・・・・・・・・


彼女曰く、ブルドックらしくて、にくそくて可愛いらしいのだが、この3匹を見て、今にも買いそうな勢いでその第一声はないでしょう、普通・・・・・っと思うのは、僕だけなのでしょうか・・・・




何なら、この子の事も、今以上にもっともっと好きになってあげてよ~・・・・・!!

それこそ、「・・・・らしい」し、・・・・・










ダイブ・エスティバン

フェイスブックはこちらから!!

雄輔の豪海倶楽部!!

ガイド会・世界の海ブログ!!

ガイドの仕事・・・・特別編

2012-12-18 14:12:18 | ガイド
ゲストの適正ウエイトを見抜く眼力は、そのゲストがどういうバランスで、その時々を泳いでいるかを正確に見抜く力だと思う。


誤解を恐れずに、偉らそうにもの凄く高い上から目線で言わせて頂くと、それはセンスと言っても過言ではない・・・・・。

うちのスタッフにも、毎回、嫌になるくらいにアドバイスする。頑張ってくれてはいるが、厳しい事言うとその眼力はなかなか浸透していかない・・・・。

エスティバンで働いてもらった歴代のスタッフの中でも、「うん?この子は、既に・・・?!」っと、思ったスタッフは、高知に帰った沖の島の男前ぐらいしか思い浮かばない・・・。


以前もそうだったが、昨今、インストタクターの講習やツアーのやり易さの為かオーバーウエイト気味のダイバーが何とも多いし、ダイバーはもちろん、教えるインストラクターすらその事に気付いてもいない・・・。


ところで、何故、そのダイビングポイント毎の適正ウエイトが必要かと言えば・・・・・、


1.オーバーウエイトだった場合に、泳ぐ姿勢が立ち泳ぎ気味に崩れる。

2.オーバーウエイトを補うBC内の空気は、ダイバーの姿勢を考えれば、ほとんどが肩辺り溜まり、この浮力のバランスが立ち泳ぎ姿勢を加速させる。

3.人間の通常の生活姿勢上、バランス的にウエイトの重みは下方、つまり足の方に集まる。

4.オーバーウエイトを補うBC内の空気の膨らみは、ダイバーが思う以上に抵抗があり、それが泳ぐスピードや、しいては体力を奪っていく。


これは、とっても大事な事で1・2・3に関して言えば連動してて、立ち泳ぎ気味に泳いでいると、例えば、水深15m以深の所で泳いでいたダイバーが、徐々に浅めの水深5mの所にゆっくりと移動してきたとする。

もともと、オーバーウエイトで浅めの水深でもBCに吸気してるのに、更に深場でのマイナス浮力をカバーする為に吸気している状態になっている。

深場では、立ち泳ぎ気味の姿勢で何とか浮力のバランスを取っていたものの、浅めに移動してきた事によりBC内の空気は膨張し増えプラス浮力となり浮く。

仮に、BCの排気を行い浮力のバランスを取ったしても、もともとの姿勢が立ち泳ぎ気味なのだから、つまり上に向かって泳いでいる訳だから上に浮く。

更に、自分の姿勢が立ち泳ぎ気味のバランスに気付いていないそのダイバーは、「浮いたという事は、自分のウエイトは軽いんだ。もっとウエイトを付けなければ!?」っと誤解し、更にウエイトを増やす・・・。


・・・・・っという、ともすれば悪循環なオーバーウエイトスパイラルに嵌まっていくのです。


ましてや、4は呼吸が荒くなってきちんとしたガス交換が出来なくなったり、沈まない様に泳いで足が攣ったりと、事故の原因にもなりかねません。


良いガイドダイビングの為には、そのゲストのスキルの限界を知り(見抜き)、出来るだけそのゲストのスキルのキャパシーティーの6・7割の範囲内に抑え、心地良くガイドダイビングを楽しんでもらう事が重要です。

その為に、わざわざオーバーウエィトで、ゲストのダイビングスキルのレベルを下げるようなウエイト設定は愚の骨頂だと思うのです。


もちろん、浮くかもしれないというゲストの不安を取り除いてあげる事は第一前提の事です。


ダイビングポイントの特性やエントリー方法、ボートダイビングなのか、ビーチエントリーなのか?潜行ロープを使えるのか、フリー潜行なのか?・・・などなどに合わせて、その時々に応じた適正なウエイトを見抜き、姿勢のバランスを矯正し、

いかに、ゲストの錯覚的とも言うべき誤解を解いてあげるかが、快適なファンダイビングを楽しんでもらう為のガイドダイバーの仕事の第一歩だと思います。


ガイドダイバーは、安全に関する事であれば「もう、この辺でいいかな」などという安易な妥協は許されません。



・・・・・実は、これは、ウエイト調整の話ではありません。


もう少し、突っ込んだ本音を言わせてもらうと、これは、より良いガイドダイビングをゲストに提供したいと願うガイドダイバーの、自分の仕事に対する立ち位置の話なのです。



そして、そういう立ち位置で常に研鑽し、日々努力を怠らなければ、センスは磨けるのであると僕は信じています・・・・。








・・・・・ちょっとお堅い話になりました・・・・









追伸・例えば、ハンマーヘッドが少ないから絵にならないと諦めるのではなく、潮流を考え地形を考え自分が動き、イソマグロの群れとコラボさせ、ゲストさんを興奮していただこうとする諦めない心もガイドダイバーの大事なのです・・・。




まだまだ、堅いですね・・・・(^^;)。








追伸・タコをイカせるガイドダイバーのテクニックは上級編ですが、タコに興味を持ってもらえるようにご紹介するのもガイドダイバーの大事なのである・・・・・


・・・・・・・・って、触ったら、ダメ~~




ダイブ・エスティバン

フェイスブックはこちらから!!

雄輔の豪海倶楽部!!

ガイド会・世界の海ブログ!!