「Let's dance!!」
昨日の続き・・・。
１２ｍｍのハマクマノミの稚魚を撮影していた・・・。
どうせなら、昨年の夏に住み着き、もう、５㎝ほどの大きさまで成長したツバメと（便宜上、僕がそう呼んでる子・まだ、未成熟で雄でも雌でもない・・・詳細は２０１４年９月のブログ「ハマクマノミ産卵記」をどうぞ！！）一緒に撮ろうと頑張ってみた・・・。
浅場は、波の影響で少々うねりがあり、１匹にピントを合わせるのは何とかなるが、２匹に合わせようとすると、なかなか厳しい・・・・(-_-;)。
時折、２匹が近づく・・・。
だいたい、このイソギンチャクには、ツバメと稚魚の２匹しか居ない・・・（これから末永く付き合っていくであろう稚魚なので、名前を「ひなのちゃん」と便宜上付けよう・・・因みに、息子の元カノの名前・・・・あぁ～、また、楓太に怒られるかも・・・(^_^;)）。
クマノミの仲間は、テリトリー意識が、とても強く、そして、自分より弱い（小さい）者には、とことん強い・・・！Σ（￣□￣;）!!
近づいて来た新参者を、容赦なく苛める・・・┓(￣∇￣;)┏
せっかく、２匹が側に寄っても、それは少しの間で、直ぐに離れてしまう・・・。
最初は片方に合わせて、もう一方が近づいて来た時を思っていたけど、なかなか２匹にピントが合わない・・・・(-_-;)
魚との距離感や２匹の距離感が解っている生態カメラ派ガイドが居れば、サポートしてくれて、２匹にピントが合う状況を作ってくれるが、なかなかそんなガイドも居ないし、教え込もうとうちのスタッフを探してみるが、皆は仕事をしている・・・・。
「あぁ～、自分が、もう一人いれば・・・・。」などと馬鹿な事を、ついつい考える・・・・ (-_-;)。
２匹にピントを合わせる為に、フォーカスを合わせながらレンズ面の角度を素早く微妙に動かして、２匹にピントがくる様にする（２匹のピントのズレ分を微調整する。つまり２匹の目と目を線で繋ぎ、その線とポート面を平行にする為に微妙に角度を動かす。そうすれば、ツバメにもひなのちゃんにもピントがくるから）。
ツバメがひなのちゃんを苛める・・・・、ひなのちゃんが逃げる・・・・っという具合に、合いそうになる頃には、どちらかが動く・・・・・・(￣∇￣*)ゞ。
一瞬合う・・・、うねりが来る・・・、ひなのちゃんがうねりの動きに持っていかれまいと、激しく泳ぎ頭からイソギンチャクに突っ込んで頭だけ隠れて身体をバタバタさせてる・・・、可愛くて可笑しくて思わず吹き出す・・・・、ピントが、また、ズレる・・・・┓(￣∇￣;)┏。
そうこう格闘していると、２匹が踊るようにシンクロした瞬間がきた・・・。
「Let's dance together!!」
そんな感じの一瞬だった・・・・。
ダイブ・エスティバン
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