Blender オブジェクトの中にHDRI画像を入れて映し出す方法
今日は球体のオブジェクトの中にHDRI画像を埋め込み、カメラでその画像を平面として映し出す方法をやってみた。考え方は昨日の方法と似ているが、ノードの選び方が違っている。
まずUV球を出す。面の向きは反転させておく。
画像テクスチャから野外のHDRI画像を開く。ノードは今回は放射を使う。
球体の中に360度画像が入った。上の写真は地面が見えるように位置調整をした後の写真である。この後、立方体を置いて地面の位置をわかりやすくした。
ここからマテリアルを追加して、2組のノードの組み方をする。1組は放射を使ったノード群に。これはドームの内側の画像作成に使う。もう一組は底の部分の画像作成にノード群を組むのである。底の方は放射を外してプリンシブルBSDFを使い、ノードも少なめだった。
なぜこの組み方にするのか?という細かな説明がチュートリアルにはなかった。検索で必要なノードを探して入れ、とりあえず案内通りにつないでいった。
これがドーム内面のノードのまとめである。この後ライト設定をした。カメラ画角を決めて、内部がどのように映っているかを画像レンダリングをして書き出した。
こんな感じだった。
球体も、立方体も位置をずらして書き出した。
球体の内部に映った野外の画像がこのように再び平面のように映し出せたのである。
何もここまで技巧を凝らさなくてもよかろうに・・・とも思ったが、CGの世界は何とも不可思議な世界だ。今回はチュートリアルを試してみたという記録であります。
昨日もそうだが、Cyclesエンジンでしかも制作途中もレンダービューにして行わなければならなかったので、パソコンは悲鳴を上げそうで、また書き出しにも時間がかかる有様でした。