Blender マーブル球の噴出アニメーション
今回はBlenderのパーティクルを使って、マーブル柄の球がいっぱい飛び出してくるアニメーションを作った。
筒の中から飛び出す様は、ポップコーンがはじける様子と似ているかな。最近ではポップコーンも作成している。その時は物理演算を使ったが、今回はパーティクルだけでアニメーションを作ってみた。
制作過程
最初は発射台というか、花瓶のようなものを作った。直方体と円柱の組み合わせである。
次に円柱の中に円を入れて、仕切り板にした。すべてのオブジェクトにはCtrl+Aでスケールを適用する。面の向きを「ビューポートオーバーレイ」を開いて確認をした。
これならOKである。つぎはパーティクルの設定に入る。筒の中の円を選んで、パーティクルの+を押す。設定項目を触っていく。スケール0.14、スケールランダム0.5。レンダリング方法は「オブジェクト」、インスタンスオブジェクトは、右のUV球を選択した。速度の項目で、ノーマル1,オブジェクトアラインをZ11に設定した。これで真上に球を出す動きができた。ランダム化にも1.550と数値を入力した。
放射(発生)数は270、フレーム開始3、終了300、寿命は80とする。
つぎに、球が上に上がったあと、散らばって落ちる設定を加える。パーティクルの中の「子パーティクル」を使う。ここで、いくつか項目を触った。数、半径、丸み。集結を―1にした。こうすると、放出された直後は粒子が集まった状態であるが、時間経過とともに散らばっていくという表現ができるという。
これでアニメーションはできた。次は色を付ける。シェーディングに行く。
背景にはボロノイテクスチャで茶色に白の水玉模様にした。土台は金属タッチの色を付けた。
球は、ノイズテクスチャとカラーランプなどでまだらを先ず作る。
それから「範囲マッピング」ノードや「オブジェクト情報」ノードのランダムを使ってカラフルな色にしていった。
これでほぼ完成である。最後にコンポジットに行き、「グレア」を追加して、効果を付けた。ポイントライトをパワーを強くして2ヶ所に入れた。
250フレームを終了とした。Cyclesエンジンで出力したところ、容量が多すぎで途中で落ちていた。仕方なくEeVeeエンジンで出力し直したというわけである。
画像レンダリングではマーブル柄がよくわかるけれども、動画では柄までははっきりとはわからなかった。しかし、結構派手な色使いは楽しくなるね。
Blender マーブル球の噴出アニメーション