Blender 魔法陣アニメーション
今日もまたBlenderを触っている。illustratorよりもわかりやすいし、こちらの方が慣れていて、取り組みやすい。今回は魔法陣を作ってみた。アニメや映画でよく見る模様だ。ネットで調べたらこんな模様があった。
こんなイメージで、私が作ったのはこうである。
制作過程
メッシュ円にFで面を貼る。ワイヤーフレームモディファイヤを使う。
輪っかだけになった。ここにいろいろな図形を加えていく。上の円の中に、この円をコピーした小さ目の円を追加。さらには、もう一つメッシュ円を追加。頂点5に指定すると正五角形になる。ここもFで面を貼る。ナイフのKキーで、頂点を結び星形を作る。
これにもワイヤーフレームモディファイアでワイヤー状態にする。中の円をコピーして、楕円にする。
五角形をコピーして小さくする。
こうしていろいろな図形を作って、これから動かそうとしているわけである。すべての図形のアニメーションスタート時点では回転は0である。例えば上の写真でいうと、楕円を選んで1フレーム目は回転0でキーフレームを打っている。終了の250フレームで、楕円は右回転をしたいので、回転Zではマイナスの数値を打つ。数は適当に-500ぐらいにした。
小さな五角形のオブジェクトは、1フレーム目では回転0、250フレーム目で、Z回転を-1000でキーフレームを打った。再生すると、自転するようになった。
小さな五角形にキーフレームを打ったら、それをコピーして計5つ配置した。大きな五角形は回転の方向を逆にしたかったので、回転Zはプラスの値にした。再生したら動いた。
次は小さな五角形自体も、自身で回転しながら、円の中心に沿って回るようにしたい。そのためには、カーブ円(ベジェ円)を追加する。小さな五角形を選択して、「オブジェクトコンストレイント」から「パスに追従」を選び、ターゲットに「ベジェ円」を選ぶ。こうしておいてから、ベジェ円で回転のキーフレームを打つのである。上の写真でいうと、一番外側の円がベジェ円である。
1フレーム目は回転は0,250フレーム目でZ回転をマイナスにした。速さを出すために―2000とした。
再生した。図形が重なって見にくかったので、楕円と大きな五角形は非表示にした。最初に設定した小さな五角形のパスに追従のやり方と同じ方法で、他の小さな五角形全部に同じ設定をした。
これでアニメーションは完成である。しかしワイヤーの線が細くて、小さな五角形もわかりずらかった。最初からチェックをし直した。図形を選んで、ワイヤーモディファイアの項目の「幅」の数値を入れなおした。それこそ目視で幅を大きくした。
これならわかりやすい。色は放射の緑にし、強さも4と派手にした。最後はHDRI画像を入れ、カメラ設定とレンダー設定で終わりである。今回はEeVeeエンジンで出力した。
アニメーションレンダリングにタイトルと音楽を入れて完成した。
Blender 魔法陣アニメーション