娘の昔の仲間が亡くなった
娘も、今年12月19日に亡くなった其の人も先天性心疾患で生まれてきた。今日、其の人の通夜へ行ってきた。
通夜に参加する中でついついどうしても思い出して涙が止まらない。娘は2年半前39歳で亡くなった。4歳上のその人は45歳で逝った。これだけ医学が発達しているというのにどうして助からないのか?・・・親より先に逝くとは順序が逆じゃ!!
思い起こせば娘が思春期で、自分の病気に思い悩んでいた頃、まず親として全国組織であった「全国心臓病の子供を守る会」に参加した。最初は心臓病の勉強をしたり、専門の医師たちとの交流などをしたり、そのうち心疾患児の置かれている環境や問題点などの勉強会もした。彼らが大きくなってからは就職問題や結婚などについての交流などもした。今日通夜へ行った彼はそんな昔の仲間だったのである。
聞いたところによると、心臓に障害があっても活躍できるようにと2つの会社を立ち上げ、2年前からはさらに大学院まで通い熱心に勉強していたとか。そして3つ目の会社を立ち上げようとしていた矢先亡くなったということです。
娘も彼と同様芯が強く、何事にも果敢に挑戦!!という子でした。好奇心旺盛な子でした。バレエやオペラが大好き。パソコンはかなり達者でホームページを作ったりと、どんなことにも一生懸命!花屋の店長をしていたこともあり、我が家のバラを手入れしていた姿も忘れられません。
娘39歳、今日のその人45歳・・・二人の人生は 短かった。けれど二人の最後の最後まで頑張った姿は、ほんと誇りに思うよ。志半ばにせよ、何事にも果敢にチャレンジし、結果を恐れないで努力を積み重ねてきた二人に親として「感謝状」をあげたい。
「病気持参で生まれ、合併症も発症し、入退院の繰り返し」・・ほんとうにごめんね。でもあなたたちの心や精神を受け継いで親はあと何年生きるかわからないけど、再会した時にあなたたちに笑われない暮らしをするからね。見ててね。
寂しい通夜での想いをそ~と書いてみた