チェーンのモデリングとアニメーション
今回は鎖を作る。ドーナツ型を変形させたところからモデリングをしていった。
次にカーブのパスを入れ長くする。そこに上の写真のオブジェクトを配列を使って増やした。
交互に鎖がつながるように「エンプティ」を入れて設定する。
これでパスを動かせば鎖の形が変わる。画像レンダリングで静止画だけならこれで書き出せばよい。
しかしこれを使ってアニメーションにしたかったのである。
ここからアニメーションに入るには物理演算を使う。まずこの鎖が入るギリギリの大きさで箱を作る。最初に作ったときはこの箱が大きかったため、途中からうまくいかなかった。ギリギリぐらいにするのがコツと、あとでわかったよ。この箱にCtrl+Rで辺をたくさん追加しておく。これはアニメーションで動かすときに滑らかに動くようにするためである。
この箱を選んで物理演算の「ソフトボディ」を選ぶ。その項目の中でいくつかを触った。再生して見ると、この箱がダル~ンっと下がる動きをした。
今度は鎖とこの箱を関連づける設定をする。ここが難しい。鎖を選んでモディファイアの「サーフェス変形」を選び、ターゲットに「箱」を指定する。そして「バインド」を押す。これで関連付けができた。この方法は今回初めて使った。
次はこの鎖を任意に動かす方法にトライした。鎖の端の面を選んで「フック」をかけるのである。すると新たにエンプティが追加される。このエンプティを動かせば鎖が動くというものである。この後半は難しかった。何回もやり直した。
この後、アニメーションを付け、レンダリングをした。
こんな鎖をモデリングしたよ。公園で進入禁止の鎖を付けたが、途中外れてブランブランする様子をアニメーションにした。さあ、どんな具合になったでしょう。ご覧ください。
Blender チェーンアニメーション