今日は曇りのち晴れ。今朝は上空一面に雲が広がっていて、空が白っぽく見えた。今朝の気温は0℃を下回り、冬日となった。玄関の扉を開けると、冷凍庫を開けたかのような冷気が室内に流れ込んでくる。弱い北よりの風が吹いていて、冷たい風が肌を刺すように冷たく感じられた。
今日は朝、2時間のテレワークをしてから、職場に出勤する予定としている。一旦は平日と同じ時間に起床したのだが、ちょっと二度寝をしてしまい、再び起きたのは6時だった。その後、髭を剃って顔を洗い、コーヒーを飲みながら簡単に朝食を摂る。定時よりも少し前の時間になったところで、職場から持ってきた端末に電源を入れ、業務を開始した。
日が昇ってくるにつれて、上空の雲は東に流れて、西の方から青空が広がってきた。やがて、朝日が射し込んできて、空が明るくなってきた。10時を過ぎたところで、職場にテレワーク終了の連絡を入れて、業務端末の電源を落とす。端末をビジネスリュックサックに入れると、出勤の支度をして家を出た。
日野駅から乗った特別快速電車の車内は比較的空いていた。連日、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が増大していることもあり、外出を控えていることがよく分かる。空いているシートに腰を下ろすと、ウトウトとしながら新宿に向かった。新宿で電車を降りると、改札を抜けて新宿駅西口に出た。
日中は上空の所々に薄い雲がかかっているものの、気持ちの良いくらいに青空が広がっていて、日射しが燦々と降り注ぐ冬晴れの空模様となった。昼間の最高気温は13℃で湿度が低く、強い南よりの風が吹いている。日射しの温もりが心地よく感じられるものの、風が冷たく感じられた。
新宿に着くと、時計の針はちょうどお昼にかかるところだったので、今日も職場に行く前にお昼を食べていくことにする。新宿副都心4号街路地下道を抜けて中央通り北側の新宿三井ビルディング地下1階の55広場に降りた。広場の西側手前にある中華料理屋「55楼菜館」に入店する。
入口で手指の消毒をして、店員に検温をしてもらうと店の奥に進んだ。店内は入口を入ってすぐ右手の部屋に5人掛けのテーブル席が1卓と4人掛けのテーブル席が4卓、3人掛けのテーブル席が1卓設けられている他、奥に7人掛けの丸テーブルを置いた個室があり、更にその奥に6人掛けのテーブル席が1卓と4人掛けのテーブル席が5卓配されたスペースがある。
席に案内されて、4人掛けのテーブル席に座った。卓上には紙ナプキンとメニューが置かれている。店員が来て、空の湯呑みと冷烏龍茶のポット、箸、紙おしぼりを持ってきた。さっそく湯呑みに冷烏龍茶を注いで、冷烏龍茶を飲みながらメニューを眺めた。
ランチメニューは週替わりメニュー、ちょいスペセットといったメニューに加えて、飯・麺類、ランチデザート、ランチドリンクで構成されている。
注文したのは「酸辣湯麺セット」である。このセットは酸辣湯麺と主菜A、主菜B、ミニ炒飯、ライス、杏仁豆腐の中から一品を選ぶことが出来る。そこで、ライスを注文することにして、ライスを大盛にしてもらうことにした。ちなみにライスの大盛は有料となる。
料理を注文すると、冷烏龍茶を飲んで、料理が出来るのを待った。注文してまもなく、料理が運ばれてきた。
箸袋を破って箸を取りだしたところで、紙おしぼりがあることを思い出した。紙おしぼりであらためて手を拭くと、早速、「酸辣湯麺」を食べることにする。
「酸辣湯麺」の麺は中細麺で、ラー油の浮いた赤いスープに浸かっている。麺の上にはモヤシとタケノコ、ハクサイ、ニンジン、油揚げ、玉子の入った餡がかけられていて、生のニラが彩りを添えている。
添えられたレンゲでスープを掬って口に運んだ。むせかえるような酸味と強烈な辛味が口の中に広がる。後からスープの旨味と餡の中に入っている玉子の甘みが感じられる。
続いて箸を取って麺を食べる。中細の手もみ麺はもちもちとした食感で美味しい。スープにはたっぷりの餡とスープが絡んで口の中に入ってきた。餡の中に入っているタケノコとニンジン、油揚げは麺に合わせて細くカットされている。白菜は細かくカットされていて、麺によく絡んで美味しい。素材のさまざまな食感を餡がうまくまとめていて、食べ応えのある味わいである。
「酸辣湯麺」を食べていると、体が熱くなってきて、額に汗が浮かんだ。ビジネスリュックサックの中からタオルを取り出すと、タオルで汗を拭いながら「酸辣湯麺」を食べる。麺をあらかた食べ終えたところで、ライスを食べることにした。
とはいっても「酸辣湯麺」の中の具はあらかた無くなっている。そこで、残ったスープに全てライスを投入し、酸辣飯風の雑炊にして食べることにした。ライスを投入した後は、レンゲでライスを掬って口に運ぶ。
辛くて酸味のあるスープをたっぷりとまとったライスは、スープの強烈な味わいを少し緩和してくれるような味わいで美味しい。スープを吸ってジューシーな食感に餡の中の玉子が絡んで、優しい味わいである。サラサラと雑炊を食べてしまうと、丼の底にスープが少し残った。丼を傾けてスープを飲み干し、完食。美味かった。満腹である。大満足である。
卓上に置かれた伝票とビジネスリュックサック、コートを持って入口脇のレジに進む。支払いには「Go To Eat キャンペーン Tokyo」プレミアム付食事券が使えた。端数は現金で支払うと店を出た。
熱くなった体に冷たい外気が心地よい。少し、熱くなった体をクールダウンしたところで、職場に向かう。職場に行く前に、売店でアイスコーヒーを買って行った。
午後も強い南よりの風が吹き荒れた。都心では今シーズン一番の強い風が吹いたとのことである。日が沈むと、風向きが変わって北よりの風が吹いてきた。
仕事をしていると、夕方に首相官邸から二度目の非常事態宣言が発令されたことを報じるテレビ放送が執務室内に流れていた。実施区域は埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県の1都3県で、実施期間は1月8日から2月7日までの1か月間とのこと。飲食店の営業時間短縮、テレワークによる出勤7割減、20時以降の外出自粛、イベントの人数制限の4点をパッケージで対策を行っていくとのことである。
仕事を終えて、端末をビジネスリュックサックの中に入れた。もともと明日は1日休みを取って、実家に顔を出す予定にしていたが、20時以降の徹底した外出自粛を要請していることもあり、しばらくは自宅でおとなしくすることにする。そこで、明日は午前中テレワークを行い、午後は半休を取ることにした。
職場を出て帰宅の途につく。新宿駅に着くと、中央線のホームに昇った。首都圏近郊の鉄道は強風の影響で列車に遅れが出たり、一部の電車が運休となったようだったが、幸い中央線はダイヤ通りに運転されていた。
日野駅に着いて、改札を出る。上空に薄い雲がヴェールのようにたなびいていたが、雲の合間には暗い空が広がっていて、星が瞬いているのが見えた。強風は深夜に止んだようである。夜になってぐっと冷え込んできた。
今日は晴れ時々曇り。今朝は暗い空にベールのような薄い雲が広がっていたが、東の地平線付近は赤く染まっていて、雲がシルエットのように浮かんでいた。今朝の気温は10℃で、ベランダから外に出ると空気がヒンヤリと感じられる。北よりの風が冷たく、吐く息が白かった。
今日は朝、2時間のテレワークをしてから、職場に出勤する予定となっている。平日と同じ5時に起床すると、インスタントコーヒーを淹れて、簡単に朝食を摂った。その後、髭を剃って顔を洗い、朝刊を読んだりして朝の時間をゆっくりと過ごす。定時よりも少し前の時間になって端末に電源を入れて業務を開始した。
午前中は日が昇るにつれて、雲が次第に取れて青空が広がってきた。日射しが燦々と降り注いで、陽光が暖かく感じられる。10時を過ぎたところで、職場にテレワーク終了の連絡を入れて、業務端末の電源を落とした。端末をビジネスリュックサックに入れると、出勤の支度をして家を出る。
日野駅から中央線特別快速電車に乗って新宿に向かう。日中は上空の所々に雲が浮かんでいるが、青空が広がっていて、秋の日射しが燦々と降り注ぐ心地よい陽気となった。昼間の最高気温は23℃で湿度が低く、弱い南よりの風が吹いている。風が涼しくて、気持ちよく感じられた。
新宿に到着すると、時計の針は昼前を示している。職場に行く前にお昼を食べていくことにして、今日は地下街「京王モール」の中にあるおかゆと麺のお店「粥餐庁 京王モール店」に入ることにした。この店は以前、「まぜそば」を食べたラーメン屋「つけめん TETSU 京王モール新宿店」の斜め向かいにある。
店に入る。店内は奥に厨房があり、その手前に中央に仕切りを設けた5人掛けのテーブル席が1卓と3人掛けの独立したカウンターテーブルが1卓、2人掛けの独立したカウンターテーブルが1卓あり、右手には壁に面して10席のカウンター席が設けられている。それぞれの席は隣の卓と透明なアクリル板で仕切られている。
店員に案内されて店の中程のカウンター席に腰を下ろした。卓上には黒酢と岩塩、粥たれといった調味料の他、塗り箸と割り箸、冷水のポット、紙ナプキン、メニューが置かれている。席に座ると、紙おしぼりと冷水の入ったコップが置かれた。お冷やを飲みながらメニューを眺める。
メニューは各種おかゆ、麺で構成されている他、おかゆと麺のセットがある。
またサイドメニューとして、点心やセットドリンクがある。
期間限定メニューは「海老ときのこ五穀豆のおかゆ」「フカヒレ姿煮かゆ」である。
ランチタイムはフルサイズの麺とハーフのおかゆのセットが3種類用意されている他、日替わりの「本日のおかゆセット」がある。麺とハーフのおかゆのセットの麺は「担々麺」「わんたん麺」「サンラー麺」の3種類があるが、セットのおかゆは「蒸し鶏とみょうがの梅味のおかゆ」のみとなっている。ちなみにランチセットのおかゆをハーフサイズでは無く、フルサイズで注文するには麺とおかゆをそれぞれ単品で注文するしか無い。
注文したのはランチセットの「担々麺とハーフかゆ」セットである。このセットの「担々麺」は麻辣味または濃厚ごま味のいずれかが選べるということで、あまり辛くない濃厚ごま味を選んだ。
料理を注文すると、お冷やを飲みながら料理が出来るのを待つ。しばらくして、料理が一式トレーの上に載せられて運ばれてきた。トレーの上には「担々麺(濃厚ごま味)」とハーフサイズの「蒸し鶏とみょうがの梅味のおかゆ」、「杏仁豆腐」といった各種料理と大小の金属製のレンゲが置かれている。
卓上の箸と紙ナプキンを取ると、さっそく食べることにした。
最初に「担々麺(濃厚ごま味)」を食べることにする。「担々麺(濃厚ごま味)」の麺は細麺で赤いスープに浸かっている。麺の上にはネギとほうれん草、刻んだザーサイ、細かく砕かれたカシューナッツが載っていて、花椒粉が振りかけられている。
まずはレンゲでスープを掬って口に運んだ。スープが赤いのは表面だけで、中のスープは乳白色の濃厚ゴマスープである。ドロリとしたスープはゴマの風味が香ばしく、程よくじんわりとした辛さで美味しい。
箸を取って麺を食べる。麺は細い多加水麺でもちもちとした食感につるつるとした喉越しが美味しい。麺にはたっぷりのスープと麺の上に載せられた具が絡んで口の中に入ってきた。刻みネギのシャキシャキとした食感にスープを吸ったジューシーなほうれん草が美味しい。カシューナッツのカリッとした食感にスパイシーな花椒粉の香りが鼻腔に広がる。担々麺を食べていると、じんわりと額に汗が浮かんだ。
スープまで飲み干してしまうと、続いて「蒸し鶏とみょうがの梅味のおかゆ」を食べる。「蒸し鶏とみょうがの梅味のおかゆ」は白米と玄米の比率を2:1にした米をおかゆにしていて、干貝柱・チキンスープ・昆布・生姜とともに毎日、店内で炊き上げているとのこと。おかゆの上にはほぐした蒸し鶏とミョウガ、水菜、白ごまが載せられていて、梅ソースがトッピングされている。
担々麺を食べたレンゲで梅ソースをおかゆを軽くかき混ぜるようにして、満遍なくおかゆと具が絡み合ったところで、おかゆを掬って口に運んだ。おかゆといっても、水分は少なくてなかなかボリュームがある。蒸し鶏の柔らかく淡泊な食感にミョウガや水菜のシャキシャキとした食感がアクセントになっている。梅の酸味が爽やかで美味しい。
途中で、卓上の粥たれを数滴垂らしてみる。この粥たれはカキ、かつお、昆布をギュッとブレンドしているという「元祖粥タレ」である。粥たれを垂らしたおかゆは茶色く染まった。
再びレンゲでおかゆを掬って口に運ぶ。タレの魚介の風味と旨味がおかゆに加わって、また異なった味わいが楽しめる。残ったおかゆを一気に食べてしまった。
最後にデザートの杏仁豆腐を食べる。お冷やを少し飲んで口の中を潤すと、小さいレンゲを取った。杏仁豆腐は小さいガラスの器に入っていて、クコの実が1粒載せられている。杏仁豆腐をよく見ると、白い杏仁豆腐の中にはオレンジ色のつぶつぶが見えている。純粋な杏仁豆腐では無さそうだ。
杏仁豆腐をレンゲで掬って口に運ぶ。弾力のある杏仁豆腐はやや固めで、しっかりと詰まっている感がある。舌触り滑らかな杏仁豆腐はほんのりと甘く、冷たくて美味しい。
杏仁豆腐を食べてしまうと、コップに残ったお冷やを飲み干して完食。美味かった。満足である。ハーフのおかゆでは足りないかと思ったが、なかなかのボリュームだった。もっとも最近はコロナ太りでベルトもきつめに感じられているので、1年前なら足りなかったかもしれない。
卓上に置かれた伝票を持って席を立つと、入口脇のレジで代金を払って店を出る。代金はクレジットカードで支払った。店の外に出ると、ランチを食べて熱くなった体に冷たい外気が心地よく感じられる。途中、職場に行く前に売店でアイスコーヒーを買って行く。
午後は夜までデスクワークである。1日の仕事を終えて、窓の外を見ると日が沈んで暗くなった空に雲が広がってきていた。職場を出て外に出ると、気温が下がってきていて、南よりの風が涼しく感じられる。空気が湿り気を帯びて、ヒンヤリと感じられた。
電車に乗って帰宅の途につく。日野駅の改札を抜けて、駅前のロータリーから上空を見上げると、南の空に浮かぶ月が雲の向こうから明るい光を放っているのが見えた。月の前を雲が薄いベールのようなシルエットを広げていた。
今日は曇りときどき雨。今朝は上空に厚い雲が広がっていたが、東の空の雲が切れて朝日が射し込んでいる。深夜に雨が降ったらしく、路面はしっとりと濡れていて、外は傘を差すほどではなかったが、小雨がぱらついている。今朝の気温は21℃で北よりの風が吹いていて、シメシメとした空気がヒンヤリと感じられた。
今日は1日職場で仕事をする予定となっており、電車に乗って新宿駅に向かう。新宿は雨は降っていなかった。上空には厚い雲が広がっていて、朝日が雲を通して薄日を地上に投げかけている。次第に明るくなってきた。
日中は上空に厚い雲が広がって日射しが無く、スッキリしない空模様となった。昼間の最高気温は26℃と5日連続の夏日となった。北よりの風が涼しく感じられるものの、湿度が高くて少し蒸すような陽気である。昼間に外に出てみると、少し歩いただけで、汗が額にじんわりと浮かんだ。
定時を廻って、1日の仕事を終えると、精神的にかなりの疲労度を覚えた。明日は午前中自宅でテレワークを行い、午後は半休を取ることにした。疲れたので、今日は定時を廻ると、早めに職場を出て帰宅の途につく。
今日は帰りに夕食を食べて帰ることにしている。久しぶりに以前、購入した雑誌「ラーメンWalker東京2020」に掲載されていたラーメン屋に行ってみることにした。新宿駅から中央線快速電車に乗って、1つめの停車駅である中野駅で下車する。駅南改札を出て中野通りを南に進むと、中野五差路交差点に出る。この交差点を左に折れて、40mほど進むと、左手に中野郵便局が見えてくるが、その手前の角を左に折れると、角のビルの1階にラーメン屋「肉煮干し中華そば さいころ」がある。この店は以前、「さいころつけめん」を食べたことのある「肉煮干し中華そば さいころ 立川店」の本店になる。今日はこの店に入ることにした。
道路に面した店の中央に入口があるが、入口の外の右手に券売機があり、ここで食券を購入する。メニューは「肉煮干中華」「特製中華」「煮干中華」「油そば」「マシニボ肉中華」「マシニボ特製」「マシニボ中華」「肉つけ麺」「特製つけ麺」「つけ麺」「燕三条ラーメン」といった各種麺類と「背脂・玉ねぎ・生卵」「肉マシ・のり・ネギ・メンマ・味玉」といった各種トッピング類、「ごはんor麺大盛り」「肉盛orメンマごはん」「水餃子&ごはん」「水餃子(5ヶ)」「コーラ」「瓶ビール」「ハイボール」といった各種サイドメニューやドリンク等で構成されている。
食券を購入して店に入る。店内は道路に面するように厨房があり、厨房に面するようにしてカウンター席が11席直線上に設けられている他、右手の奥には3人掛けのテーブル席が1卓設けられている。カウンター席の左端の席に座ると、カウンターの上に食券を並べて料理を注文した。
注文したのは看板メニューの「肉煮干中華」と「水餃子&ごはん」である。更に雑誌に付いていた「味玉1個無料」のクーポンで「肉煮干中華」に味玉を付けてもらうことにする。
料理の注文を終えると、カウンターの上に重ねられたカラフルなガラスのコップの山から1つコップを手に取り、同じくカウンターの上に置かれた冷水のポットから冷水を注いで、まずは1杯お冷やを飲み干した。冷水のポットには氷とスライスレモンが浮かべられた冷水が入っていて、ほんのりとレモンの酸味が感じられて爽やかな味わいである。再び冷水をコップに注いで、卓上に置いた。
カウンターの上にはコップと冷水のポットの他に台ふきんが置かれている。卓上には醤油と酢、ブラックペッパーグラウンド、一味唐辛子、ラー油といった各種調味料の他、割り箸と楊枝、レンゲ、紙おしぼりが置かれている。
しばらくして最初に「肉煮干中華」「味玉」と「水餃子」がカウンターの中から出された。やや遅れて「ごはん」が出された。
底の浅い丼に入った「肉煮干中華」「味玉」の麺は太麺で褐色のスープに浸かっている。麺の上にはトッピングの味玉が1個と豚バラチャーシューが5枚、ナルトが1枚、メンマ、刻みネギが載せられている。ラーメン丼は赤い平皿に載せられている。
水餃子は3個入っていて、刻みネギがトッピングされている。
ライスは小さい陶製のお碗に盛られている。
水餃子に醤油とラー油を垂らした。
さっそく紙おしぼりで手を拭くと、レンゲを取ってスープを掬って口に運ぶ。スープの入ったレンゲを鼻に近づけるだけで、煮干しの濃い風味が鼻腔に広がった。サバ節とソウダ節を豪快に割って豚骨スープに投入し、厳選した 三種類の煮干と肉出汁で仕上げた香り高いスープに醤油ダレを合わせた醤油スープには、仕上油として煮干油が浮かべられている。少しこってりめながらもサラサラとした飲み口のスープは、旨みがたっぷりと詰まっていて美味しい。
続いて箸を取って麺を食べる。国産小麦を使った自家製の太麺はボリューム感があって、もちもちとした食感とつるつるとした喉越しが美味しい。少し手もみされたような麺に、たっぷりのスープとメンマや刻みネギが口の中に入ってくる。麺の太さに合わせたようなメンマはジューシーな味わいで、シャキシャキとした食感の刻みネギと共に食感のアクセントになっている。
麺を食べながら、チャーシューを食べる。毎日スープで煮込み柔らかく仕上げている豚バラチャーシューは赤身と脂身が半々で、厚みがある。柔らかく煮上げたチャーシューを口の中に入れると、スープを吸った赤身のジューシーな歯応えに、脂身のとろけるような甘さの組み合わせが美味しい。トッピングの味玉は黄身がトロリとしていて、濃い味わいがたまらない。つい、ご飯も一口食べてしまった。
麺をあらかた食べ終えたところで、今度は「水餃子」でご飯を食べる。「水餃子」は皮が厚く、もっちりとした食感である。皮の中には豚挽き肉にニラを加えた餡が入っていて、ジューシーな味わいで美味しい。つるんとした喉越しで、刻みネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。水餃子が無くなる頃には、ご飯も無くなってしまった。
最後にラーメン丼を傾けてスープを飲む。最後の一滴まで飲み干すと、汗だくになってしまった。カバンの中のタオルを取り出すと、汗を拭いながらお冷やを飲み干す。美味かった。満足である。
空になった丼やコップをカウンターの上に上げると、席を立って店を出た。夕方から南よりの風が吹いてきて、更に湿度も高まったようだ。シメシメとした空気に少し不快感を感じながら、中野駅に戻る。改札を抜けて、中央線下りホームに昇った。
夜になって、東京の所々で雨が降ったようだ。中野駅周辺では雨に降られなかったが、ホームに滑り込んできた電車の窓には雨滴が流れた後があった。車内は混雑していて、しばらくは三密状態を我慢しながら吊革に掴まっていたが、やがて、三鷹を過ぎた頃に座ることができた。席に座ると、すぐに寝てしまったようである。
電車が日野駅に到着すると、改札を抜けて家路を急ぐ。北の方の空が時折、明るく光るのは、どこかで雷雲が広がっているのだろうか。雷鳴は聞こえないので、かなり北の方で雨が降っているようである。日野の上空には雲が多く浮かんでいるものの、雲の合間から暗い空も見える。
家に着いて風呂に入っていると、雨がパラパラと降ってくる音が聞こえた。雨は30分ほどで止んだようである。
今日は曇り時々晴れまたは雨。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、日射しの無い朝となった。今朝の気温は21℃で湿度が高く、北よりの風が吹いている。昨日降った雨で路面はしっとりと濡れていて、風が涼しく感じられた。
今日は朝、2時間のテレワークをしてから、職場に出勤する予定となっている。今日は6時前に起床すると、インスタントコーヒーを淹れて、簡単に朝食を摂った。その後、髭を剃って顔を洗うと、定時よりも少し前の時間になって端末に電源を入れて業務を開始した。
自宅で仕事をしていると、雲の合間から青空が広がってきて、日が射して来た。10時をすぎたところで、職場にテレワーク終了の連絡を入れて、業務端末の電源を落とす。端末をカバンに入れると、出勤の支度をして家を出た。上空には大小の雲が浮かんでいるものの、青空が広がって強い日射しが降り注いでいる。乾いた北よりの風が吹いていて、風が爽やかに感じられる。秋晴れといった空模様である。
電車に乗って新宿駅に到着する頃には風向きは南よりの風に変わっていた。次第に雲の量が増してきて、日が陰ってきた。昼間の最高気温は27℃で、都心では3日連続の夏日となった。湿度が高く、ムシムシと感じられる陽気である。
時計の針は昼前を示している。職場に行く前にお昼を食べていくことにして、先日お昼を食べた新宿NSビルに向かう。涼しいビルの中に入ると、ホッとする。展望エレベーターで29階のレストランフロアに上がった。
今日は台湾料理屋「台湾創菜酒家 台北夜市 新宿NSビル店」に入店することにした。この店は、先日「うな重とウニとろろ」を食べた居酒屋「築地食堂源ちゃん 新宿NSビル店」の隣にある。
店に入り、出てきた店員に1人であることを告げると、店の入口近くのテーブル席に案内された。卓上には小さい湯呑みが重ねて置かれている他、お冷やのポットと割り箸、楊枝、紙ナプキン、メニューが置かれている。メニューは通常のメニューの他にランチメニューがラミネートされて用意されていた。
湯呑みからお冷やを注いでまずは1杯飲み干す。お冷やは冷たい中国茶である。立て続けに2杯飲んで喉を潤すと、少し落ち着いた。再び湯呑みに冷茶を注ぐと、ランチメニューを眺める。
ランチメニューは「今週おすすめ定食」「ラーメンセット」「お粥セット」「丼・飯セット」「数量限定」のカテゴリーに分かれていて、「今週おすすめ定食」は「豚肉と野菜スタミナ炒め」「八宝菜」「若鶏と油淋ソースかけ」「酢豚」「エビと季節野菜炒め」、「ラーメンセット」は「台湾ラーメン」「担々麺」「ネギチャーシューラーメン」「五目ラーメン」「台湾パイコー麺」、「お粥セット」は「野菜入りお粥」「チャーシュー入りお粥」「鶏肉入りお粥」「アワビ入りお粥」「海鮮入りお粥」、「丼・飯セット」は「麻婆豆腐丼」「中華丼」「台湾風豚角煮丼」「エビ入りチャーハン」「台湾焼きそば」、「数量限定」は「台湾風辛い肉みそ和えそば」「本場つけ麺(みそ味、ごま味)」で構成されている他、ランチドリンク等で構成されている。また、ランチメニューを注文するとサラダバーの料理が全て食べ放題となっている。
壁に取り付けられたコールボタンを押して店員を呼ぶと、料理を注文する。注文したのは「台湾ラーメン」である。このランチセットにはお新香とデザートが付くのだが、やはり、ライスが欲しいところである。そこで、ライスを単品で別に注文することにした。
料理を注文すると、お冷やの冷中国茶を飲む。ふと、サラダバーのことを思い出した。サラダバーは店の入口を入ってすぐ左手の棚にあり、料理が並べられている。料理を取りに行こうとして、料理がトレーに乗せられて運ばれてきた。トレーの上には「台湾ラーメン」と単品で注文した「ライス」、お新香、デザートと紙おしぼり、レンゲが載せられている。
あらためて、サラダバーに向かう。サラダバーに並べられた料理は「サラダ」以外に「冷製蒸し鶏」「豆腐のラー油のせ」「春雨の辛み炒め」「辛モヤシ」「水餃子」「豆かん」「揚げ春巻」がそれぞれ大皿に載せられている。サラダの脇にはマヨネーズと醤油ドレッシングの容器が、「水餃子」の脇には餃子のタレが入った容器が置かれている。
大皿の料理が並べられた隣にはスープの鍋とタピオカの入った液状の杏仁豆腐の容器が置かれている。鍋の中にはチンゲンサイがたっぷりと入った玉子スープが入っている。
隣の棚に重ねられた小皿を2枚取ると、料理を少しずつ載せてテーブル席に運ぶ。今回はタピオカ入りの杏仁豆腐と玉子スープは見送ることにした。
料理を持って席に戻ったところで、まずは紙おしぼりで手を拭き、「台湾ラーメン」を食べることにする。「台湾ラーメン」の麺は中太の縮れ麺で茶褐色のスープに浸かっている。麺の上には半個分の味玉と豚バラチャーシューを刻んだもの、揚げネギ、モヤシ、ニラが載せられている。
添えられたレンゲでまずはスープを掬って口に運んだ。魚介系のさまざまな旨みが詰まったスープは、旨みが重層的に混ざり合っていて美味しい。あっさりとした味わいながらも、なかなかの飲み応えである。
今度は箸を取って麺をすすった。麺はもちもちとした食感でなかなかのボリュームが感じられる。つるつるとした喉越しの麺にはたっぷりのスープや揚げネギが絡まって口の中に入ってきた。スープを吸った揚げネギはジューシーな味わいながらも、サクサクとした食感が少し残っていて、香ばしくて美味しい。スープに染み出した油が、スープにコクを与えているようである。モヤシはシャキシャキとした食感で、ジューシーなニラの歯応えに刻んだ豚バラチャーシューの旨みが絡まって美味しい。味玉の黄身はトロリとして、濃厚な味わいである。
麺をあらかた食べ終えたところで、サラダバーから運んできた料理でライスを食べることにした。ライスは小さめのお碗に盛られている。
サラダバーから運んできた料理は2皿に分けて盛り付けた。片方には「サラダ」と「水餃子」「豆腐のラー油のせ」「春雨の辛み炒め」を載せた。
もう片方には「冷製蒸し鶏」「辛モヤシ」「豆かん」「揚げ春巻」を載せている。
最初にサラダを食べる。「サラダ」はレタスとキュウリ、ニンジン、ダイコン、ムラサキキャベツをそれぞれ刻んだもので、マヨネーズを少しかけてある。シャキシャキとした食感の生野菜はみずみずしくて美味しい。熱いラーメンを食べた後なので、ちょっとした箸休めになった。「水餃子」は皮が厚くて、もっちりとした食感である。皮の中には豚挽き肉の餡が入っていて、ジューシーな味わいで美味しい。「豆腐のラー油のせ」は豆腐にピリ辛のラー油が載せられている。「春雨の辛み炒め」はつるつるとした食感で、ライスも進んだ。
「冷製蒸し鶏」はジューシーな味わいで、なかなかのボリューム感がある。「揚げ春巻」は半分にカットされていて、サクサクとした食感が美味しい。「辛モヤシ」はシャキシャキとした食感で程良く辛く、これまたライスが進む。
お新香はザーサイである。
残ったライスはザーサイで食べてしまった。
ここでラーメン丼に残っているスープを飲み干す。台湾ラーメンというと以前、国分寺駅前のラーメン屋「ふうみどう」で食べた「台湾ラーメン」を思い出す。あのラーメンよりは辛くない分、旨みが詰まっていて美味しかった。
スープを飲み干すと、サラダバーから運んできた「豆かん」を食べる。小豆で作ったらしい「豆かん」はほんのりとした甘味に豆の風味が感じられる。熱くなった体をヒートダウンしてくれるようである。
最後にデザートの杏仁豆腐を食べる。陶製の小さめのお碗に入っている杏仁豆腐の表面にはクコの実が1粒載せられていて、白地に赤い彩りを添えている。
杏仁豆腐に添えられたスプーンを使って杏仁豆腐を食べる。ほんのりとした甘味の杏仁豆腐は舌触りが滑らかで、プルプルとした食感が美味しい。杏仁豆腐を食べ終えると、もう満腹である。少々ベルトがきつく感じられた。
湯呑みに残った冷中国茶を飲み干すと、卓上に置かれた伝票を持って、入口のレジに向かう。支払いは現金のみとなっている。精算を済ませると店を出た。
NSビルを出ると、上空には雲が再び広がっていて、日射しが無くなってしまっていた。職場に行く前に、売店でアイスコーヒーを買って行く。
午後はデスクワークである。仕事に没頭していると、窓の外はいつの間にか暗くなっていた。時計を見ると、定時を廻ってずいぶんと経っている。席の周囲を見ると、職場も少し閑散としていた。
仕事にひと区切りを入れたところで、帰宅することにした。都心は雨が降っていなかったが、新宿駅から電車に乗って日野駅まで来ると、大粒の雨がパラパラと降っている。駅からは傘を差して、帰宅した。
雨はその後も断続的に降ったようだが、深夜には止んだようである。
今日は晴れ。今朝は上空に雲ひとつ無い澄んだ青空が広がっていて、朝日が燦々と降り注いでいた。今朝の気温は15℃で風はほとんど無く、昨夕に降った雨で路面は大方乾いているものの、まだ所々濡れている。湿度が高いものの、湿った空気が涼しく感じられたが、日射しが強く降り注いで、日の当たるところは暑いくらいである。
今日は朝、2時間のテレワークをしてから、職場に出勤することにしている。朝、平日と同じ時間に目を覚ますと、コーヒーを淹れて朝食を摂った。いつもならコーヒーは豆のコーヒーを淹れるところだが、今日は自宅にいる時間が短いので、インスタントコーヒーで済ませる。その後、出かける準備をしてから、定時よりも少し前の時間になって端末に電源を入れ、業務を開始した。
10時を過ぎたところで、職場にテレワーク終了の連絡を入れ、業務端末の電源を落として出勤の準備をした。自宅を出ると、日野駅に向かう。上空を見上げると、西から南にかけての地平線付近に大きな雲の塊が浮かんでいるものの、青空が広がっていて、既に暑いくらいの陽気である。
電車に乗って新宿駅に到着した。都心では昼前から南よりの風が吹いてきて、湿度が下がってきた。上空の所々に雲が浮かんでいるものの、青空が広がって強い日射しが降り注いでいる。日中の最高気温は27℃と3日連続の夏日となったものの、空気が乾いていて、風が涼しく感じられた。
時計を見ると、もう昼の時間である。職場に行く前にお昼を食べていこうと、西新宿一丁目商店街の飲食店でお昼を食べて行くことにした。財布の中には今月末が期限のラーメン屋「天下一品」のクーポンがある。これを使ってお昼を食べることにして、ラーメン屋「天下一品 新宿西口店」に入店した。店は以前「牛たれカツ丼」を食べた京都牛カツ専門店「勝牛 新宿西口店」の真向かいにある。
店に入る。店内は正面奥が厨房になっていて、その手前右手に6人掛けのテーブル席が3卓配されている他、右手手前にカウンター席が6席、左手の壁に面してカウンター席が14席配されている。席は全て、新型コロナウイルス感染症対策で、1席空けて座るようになっている。
店員にカウンター席に座るように案内されて、中程のカウンター席に腰を下ろした。卓上にはからしみそとラー油、餃子のタレ、ラーメンダレ、コショウといった各種調味料と箸と楊枝、紙ナプキン、紙エプロン、メニュー、冷水のポット(スライスレモン)が置かれている。席に座ると、店員がお冷やを運んできた。
お冷やを飲みながらメニューを眺める。メニューは各種「ラーメン」「定食」「セットメニュー」「一品料理メニュー」「ドリンクメニュー」で構成されているが、それとは別にランチメニューも用意されている。
ランチメニューは「チャーハンランチ(ラーメン+チャーハン(小))」「ラーメンランチ(ラーメン+ライス(小))」「Aランチ(ラーメン+明太子ご飯)」「Bランチ(ラーメン+高菜ご飯)」「Dランチ(ラーメン+チャーシュー丼)」「唐揚げ定食(ラーメン+ライス(小)+唐揚げ3個)」「サービス定食(ラーメン+チャーハン(小)+餃子5個)」、各種トッピング、「黒ウーロン茶」で構成されている。
注文したのは「サービス定食(ラーメン+チャーハン(小)+餃子5個)」である。ランチのラーメンのスープは「こってり」「あっさり」「屋台の味」から選ぶことが出来るので、「あっさり」を注文した。料理の注文を終えると、お冷やを飲みながら、料理が出来るのを待つ。
最初に運ばれてきたのは「チャーハン(小)」と「餃子5個」である。続いて、「あっさり」ラーメンが運ばれてきた。
ラーメンの麺は中細麺で黒い醤油スープに浸かっている。麺の上にはチャーシューが2枚とメンマ、刻みネギが載せられていて、レンゲが添えられている。
「チャーハン(小)」は高台の高い皿に盛り付けられている。ドーム状のチャーハンの中には玉子の他に刻みネギとチャーシュー片が入っている。「チャーハン(小)」にはレンゲが添えられた。
餃子は楕円形の皿に載せられている。
餃子の皿の片隅の窪みに餃子のタレとラー油を垂らす。
それからレンゲを取って、まずはラーメンから食べることにした。レンゲでスープを掬って口に運ぶ。鶏ガラと野菜などを煮込んで作る鶏ガラをベースにした透明感のあるスープはスープの中に旨味がぎゅっと凝縮されているような味わいで美味しい。あっさりといっても、背脂や一味唐辛子、ニンニクといった薬味が溶け込んでいて、コクがあり、なかなか飲み応えのあるスープである。
続いて麺を食べた。中細の麺はシコシコとした食感で、スープがたっぷりと絡みついて口の中に入ってくる。麺と一緒に入ってくる刻みネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっていて美味しい。
麺を食べながらチャーシューを食べる。薄いチャーシューは脂身の少ない肉質系で、やや固いハムのような食感である。歯応えがあり、スープがしみこんでいて美味しい。
麺をあらかた食べてしまうと、今度はチャーハンのレンゲを取って、チャーハンを食べることにした。ドーム状のチャーハンの山を崩しながら、レンゲで掬って口に運んだ。
ほどよくパラパラとした食感の米粒は、玉子の甘みにチャーシュー片の旨味が加わって美味しい。刻みネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。
チャーハンを食べながら餃子も食べる。餃子はこんがりとキツネ色が付いた焼き餃子で、一口サイズの大きさである。餃子のタレに餃子をたっぷりと浸すと、口に運んだ。薄い皮の中には豚肉とキャベツ、刻みネギが入っていて、ジューシーで美味しい。餃子を食べながらチャーハンを食べた。
餃子とチャーハンが無くなったところで、ラーメン丼を傾けてスープを飲み干し、完食。美味かった。満足である。
最後にコップに残ったお冷やを飲み干すと、席を立ち、店の入口脇のレジで代金を払う。クーポンを使い、割引された料金を現金で支払うと、店を出た。
外に出ると、初夏の日射しが容赦なく降り注いできた。思わず、日陰を探しながら地下道に入り、職場に向かう。途中、冷たいアイスコーヒーを買って、職場に到着した。
午後は職場でデスクワークである。結局、予定していた仕事を終えた頃には、すでに日が沈んでいて、空は暗くなっていた。上空にはほとんど雲は無く、西の空に半月が明るく輝いていた。
新宿駅から電車に乗って帰宅の途につく。混雑を避けて、通勤快速電車の1本前の快速電車に乗った。運良く座ることができたので、シートに腰を下ろすと強烈な眠気が襲ってきた。そのまま眠気に身を預けて瞼を閉じると、次に気がついたときには電車が立川駅を出発するところだった。
日野駅に到着して改札を出る。夜になって気温がぐっと下がり、湿った空気がヒンヤリと感じられた。昼間よりは少し弱くなったものの、強い南よりの風が吹いていて、風が涼しく感じられた。