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横綱部屋

よこづなへや

池袋

2011-02-18 15:03:03 | Weblog
リハを終えて着替え室に戻り、荷物をクロークへ預けにロビーへ出ると
今日のために駆けつけた新婦の友人達が集まっているところだった。
中には数年ぶりに会う顔もあり、懐かしさ頻りである。
きゃあきゃあと再会を喜びあい、今一度トイレに入る者、喉の渇きを癒す者、
それぞれに受付開始までの短い時間をそわそわと過ごす。
づなのワンピ姿を見て「その服だと、妊婦のおなかも目立ちにくいね☆大丈夫!」と
言ってくれる友もいるのだが、しかしこのおなかが目立ちにくいとなると
人様の目には「ただの太った人」と映るのではなかろうか。
ならばいっそ明らかにそれと分かるほどに目立ちに目立ってほしいものだ。
かように女心とは繊細で面倒で頑丈で厚かましい。

受付のあたりがざわめいてきたのを機に、づな達も列に並ぶ。
「づなー!」
呼ばれて顔を上げると、黒のワンピースを身に纏ったさみ(仮名)がいた。
初めて出会った時は幼さと若さがあふれんばかりのティーンエイジャーだったさみも、
すっかり大人の女の色香を漂わせて「受付嬢」という言葉もぴったりに佇んでいる。
はしゃいで手をふる姿は変わらず愛らしい。なこが「長谷川潤に似ている」と
言ったものだが成る程頷ける。
ちなみにそんななこをづなの母親は「木村佳乃に似ている」と言う。
更に余談だが年配の男性はづなを「マルシアに似ている」と言う。ご本人には失礼だが全く嬉しくない。
もたいまさことは血縁関係にあるのではないかと我ながら訝しむことはある。

会場に入り、席につく。ああ、いよいよだ。

やがて司会の方がマイクをとり、この慶びの宴の開演を告げる。
場内の灯りがすうっと落とされ、皆の視線が一斉に扉の方へ向けられる。


しょこ・・!!!


純白のウエディングドレスに身を包み、これまでで最高に輝いているしょこがそこにいた。
いつもと変わらない笑顔がそこにあり、しかしいつもとはやはり違う、
まさに「極上」とでも言おうか。そんな眩いばかりの満面の笑顔。
この時点でもう目頭が熱くなるのを感じながら、新郎と共にゆっくりと歩みを進めるしょこを
誰もがあたたかく、うっとりと見守った。
そして厳かに人前式が始まる。
「じんぜんしき」とはずっと「神前式」と思い「和装で三々九度を交わすのだな」と
勝手なイメージを作っていたのだがどうやらそうではないのだなということをこの年になって知った。
早速、先刻リハーサルを行ったばかりの「約束の花」が始まる。
名前を呼ばれて事前の打ち合わせどおりに並び、そしてリハの時になって初めて
「カードに書いてあるメッセージのあとに、みなさんそれぞれに新郎新婦へ送る言葉を
おっしゃって下さい」と聞かされていたのだがさてどうしたものか。
始まってみてその時思いついた言葉を口にしようなどと思っていた自分が憎い。何もうかんでこないではないか。
おめでとう、おしあわせに、そんな月並みな言葉ばかりがぐるぐるとまわる。

そんなづなはさておき、皆がそれぞれにカードに書かれたメッセージとそれぞれのお祝いの言葉を述べて
手にしたバラの花でゆっくりとリングピローをひとつひとつ飾ってゆく。
とりわけ、しょこのお母上のメッセージが響いた。会場内でも鼻をすする音があがる。

しょこの顔を見ながら、笑って言えると思っていた。
づなに渡されたメッセージカードは「愛情の花」。
「二人の愛情で、お互いを包んで下さい」記されていたのはそんな言葉だったと思う。
読み上げて、おめでとうと言おうとした瞬間息ができなくなった。
しょこの顔を見ると言葉のかわりに涙しか出てこないと思った。
嗚咽しそうになるのを懸命に堪え、数秒の沈黙のあと、どうにか息を吸って声を出したが
自分でも何を言ったのかよく覚えていない。
ごめんしょこ、ちゃんとできんかった・・
でもほんとおめでとう、おしあわせに・・

品川~池袋

2011-02-17 23:54:55 | おえかき
ようやく笑いをこらえ、しばらく雑談するうちに電車は池袋へ到着。
ここまで来れば会場までは徒歩2分、時間も予定どおりだ。
出口だけ間違えないようにと注意深く案内板に目を配りながら駅を出る。
と、うっすらと雪化粧したブルーグリーンの屋根が見えた。
「あれ、ホテルのチャペルやない?わー近い近い!着いた着いた!よかったあ~~」
早足で横断歩道を渡り、エントランスをくぐる。
チェックインにはまだ早いので、事前に新婦から連絡があったとおり着替え室へと向かう。
エレベーターの扉が開くと同時に、そこかしこでスーツやドレスに身を包んだ人々の
楽しげに談笑している姿が目に入った。
日取りがよいのか、今日はづな達が出席するほかにも何組かの披露宴が執り行われるらしい。
後に聞いた話によると実に7組のカップルが、あの日喜びの宴を催していたとのこと。
さあ、リハーサルまであまり時間もない。づなとなこ、かことりこの二手に分かれて
着替え室に入り、トランクからワンピースをひっぱり出す。
と、手洗いから戻ってきたなこが勢いよくカーテンを開けたかと思うと
「しょこがおった!!ちょっとあたし写真撮ってくる!!」
と昨日買ったばかりだというデジカメを手に慌てて出て行った。
え!!あたしも撮りたい!!
しかしさすがに今のこの半裸の状態で出ていくわけにもいくまい。
ただでさえ万事において動作が鈍いうえに大きくなってきたおなかを抱えては
スピーディに動くこともままならず、とりあえず着替えを続行することにする。
「超きれいだった~~!!」
うらやましいぜ・・
満足げに帰ってきたなこも手早くスーツ姿になり、まずは余興のリハーサル時間が
迫っている彼女から、かこに髪をセットしてもらう。
ロングヘアを上品にくるりと巻くと、颯爽と着替え室を後にした。
続いてふわりとセットしてもらったづなも、この後とあるリハーサルを控えている。

今回、新郎新婦が選んだホテルメトロポリタンのウエディングには、
約束の花」という人前式がある。
7人のプレゼンターがバラの花を手にメッセージを読み上げ、その花でリングピローを
飾ってゆくというもの。
わくわくしながら会場へ向かうと、扉の向こうからリハ真っ最中のなこの歌声が聞こえてきた。
本番までは何を歌うか内緒にしたいから当然教えないし、聞こえたらばれるから
リハでは別の曲を歌うと言っていたが果たして本当なのだろうか。
だとすると今聴こえてくるこの歌は違う歌ということか。
というかそれってリハの意味なくね?と笑いながら話したものだが、これいかに。
なこの歌声と見事なハーモニーを奏でているのは、前日に東京入りしている愛媛からの友人で
自身のピアノ教室を営んでいるりお(仮名)。その演奏たるやさすがである。
そっと扉を押して滑り込み、しばし二人の織り成す音に酔う。

やがて時間も差し迫ってきたところで交代となり、プレゼンターの面々が会場へ入ってくる。
両家のご両親とご兄弟に新郎の上司、友人という顔ぶれだが、
新婦しょこの母上の顔を見た途端に涙がこみあげてきた。
おばちゃん!
づなちゃん!
駆け寄って手を取り合い、お祝いの言葉を述べようとするも胸がつまってしまい
かろうじておめでとうございますとだけ告げたが、もう何と言ってよいものやら。
涙を隠すように、この髪ね、かこちゃんに切ってもらったんよ~とおばちゃんが笑顔を見せる。
かわいい!似合う!とづなも負けじと笑顔で応える。

~言いたいことならたくさんあるのに、なぜかひとつも言葉にならない~
昔そんな歌があったなとふと思い出す。おばちゃん、本当におめでとう。

羽田~品川

2011-02-16 23:55:51 | おえかき
10ヶ月ぶりに降り立った東京は、小雪が舞っていた。
わ、寒そうだねえと到着ロビーへ向かい、少々待たされたのちに手荷物を受け取る。
さあ、会場まで1時間弱。式は正午からなので、時間に余裕があるとは言い難い。
カートが立てるゴロゴロという音とそれを引いて歩く人々の間を縫って京急線乗り場へと急ぐ。
ここ数年はさすがに慣れてきたが、これまでに何度駅で迷い電車に乗り間違い、
飛行機に乗り遅れたことか。
なことかことりこが「づなについて行くから!」と全面的に寄せてくれている信頼を
裏切るわけにはいかない。づなの人生に於いて人から頼られることなどそうそう無い、
よっしゃ、今だけは安心してついてこい!

ホームに降りたところで丁度よい電車が停車していたので、4人でスムーズに乗り込む。
込み具合はさほどではなく、座席も確保することができた。
このままいけば10時半にはホテルに着くから、まず着替えて、かこに髪をセットしてもらって、と
今後の段取りを再確認する。
そうこうしているうちに品川に到着、ここで乗り換えるよ~と一旦電車を降りて
改札を通り、構内の案内板を見るとどうやらもうあと1、2分で出る池袋方面行きの
列車が入ってきているらしい。
いつもなら特に急ぐこともないので次の便を待つところだが、
今日ばかりは1分でも惜しい。
あれ乗るよ!
階段を小走りに降り、あらかた乗り込んだ乗客の流れが一瞬途切れたところで
まずづなが車両に入った。よし、セーフ。
間髪を容れずかこも入ってきた。
そして


!!!

まず、続いて入ろうとしたりこが両肩を挟まれた。


!!!!

一旦半開きになったドアの間をりこがすり抜けたそのすぐ後に、なこが左足を挟まれた。

イヤー!!

もう一度半開きになったドアから勢い込んでなこが入り込み、
辛うじて車内に4人ともおさまることができた。
勿論「大丈夫!?」とまず心配はするのだが二人が負傷していない様子は一見して分かるので、
どうしても笑いの方が出てしまう。
大丈夫!?大丈夫!?とそれぞれに声をかけあいながらも
全員が爆笑したいのをこらえているのに必死なのは火を見るよりも明らかだ。
りこに至ってはマスクのすき間から噴出する鼻息で眼鏡が真っ白に曇っている。

「何も見えん!!」

しばし4人で肩を震わせながら忍び笑いする。
山手線に一筋の爪あとを残した瞬間だった。

大洲~羽田

2011-02-15 23:51:57 | Weblog

わがやにインフルエンザ患者が出た。
週末から風邪気味だと言ってただんなさん、熱はないけど咳が出るしなんだか節々が痛いので
ひきはじめに治しておこうと夕方病院へ行ったところ、
熱がなくてもインフルという人もいるので念のため検査だけしておきますか?と言われて検査したところ
ものの数秒で反応が出たらしい。
へー!ほんとに熱なくてもなるんだ!
帰宅後に検温すると7度あったが、ごはんを食べおわった頃からは
6度台前半のすっかり平熱レベルをキープしている。
早々に布団に入りぐっすり眠っている様子。
本人は明日休んだら木曜からは仕事に出ようとしているがよいものか。
あたしは年末に予防接種してるけど、だからといって絶対罹らないという訳ではなく
もし罹っても軽症ですみますよ~という程度のものらしい。
まあ今のところ元気いっぱいなので心配はなさそうだし、
明日は栄養たっぷりな雑炊など作って看病としゃれこもう。
みなさんもくれぐれもお気をつけください~。



~では本題~


うわ~~!

おそるおそる轍を低速走行しながら、トンネルを抜けたあとの峠をゆっくりと下りてゆく。
よりにもよって大切な友人の結婚披露宴当日にこんな天気にならずともよいものを、
しかしこればかりは何処に非があるわけでも責められるものでもない。
ただひたすら空港まで無事にたどり着くことだけを考え、早朝の藍色の闇に浮かぶ
白い道路をシャリシャリと音を立てながら走る。
幸いにも、雪が一気に降り積もったであろうその後の気温がそこまで低くはなかったためか
路面が凍結している様子はない。
かこを迎えにゆき、出発すると間もなく今回同行する別の友人なこ(仮名)から
こちらもなんとか自宅を出発した旨のメールが届いた。空港で会おう。幸運を祈る。
海岸沿いのルートを目指してのろのろと走っていると、やがて市内から離れるにつれ
目に見えて雪が減ってきた。よし!いけるぞ!

海が見える頃には先ほどまでの銀世界はどこへやら、小雨は降り続いているものの
天候は大方回復していた。
時間にも運転にも余裕が出てきたところで腹も減る。
コンビニに立ち寄り、朝からよくそんだけ食えるねと半ば呆れ顔のだんなさんを尻目に
ばくだんおにぎりと板チョコを平らげる。うまい。

空港には出発30分前に到着し、一足先に着いていたなことも合流し無事を喜び合う。
しかし空港の駐車場に停まっていた車の屋根に積もっていた雪を丸めて放り投げて遊んでいた
呑気な私とは違い、なこはどこか顔色が青ざめている。
そう、彼女は飛行機が大の苦手なのだ。よしよし、頑張ろう。
だんなさんとなこの彼氏に見送られて向かった搭乗口で、今回同行するまた別の友人
りこ(仮名)とも合流。よし、全員集合。いざ!!

楽しみでたまらなくて早く始まらないかと思う反面、
この楽しみに待つという楽しい時間をもう少し先延ばしにしてもいたい。
そんな私たちのややこしい思いも隣で半泣きになっている(というか離陸の際は実際若干泣いた)
なこも一緒に乗せた全日空582便は、
いつの間にかすっかり明るくなった朝の滑走路を颯爽と飛び立ったのだった。

八幡浜~大洲

2011-02-14 23:39:45 | Weblog
二月十一日、金曜日。
ふと目を覚まして枕元の目覚まし時計に目をやると、午前3時をまわったところだ。
かすかに雨音が聞こえる。
どうしようか、もういっそずっと起きていようかと寝返りを打っているうちに
眠りについてからおよそ3時間弱といったところか。
もそもそと布団から出て目覚ましと携帯電話のアラームを止め、窓の外を眺める。
前日の天気予報ではこの週末は結構な雪に見舞われるとのことだったが
視界に広がるいつもの景色に全くその様子はなく、胸をなでおろす。
しかしまだ安心はできない。
高速道路の通行状況を確認しようとパソコンを立ち上げ、おこたとファンヒーターの
スイッチも入れる。

やがて目に飛び込んできたのは、ほぼ「通行止」という区分に色分けされた
県内の高速道路状況だった。

何ということだ・・

愕然とするがそれならば予定より早く出発するだけだ。
支度を整えてシャワーを浴びようとしていたところへ、となり町在住の
今回同行する友人かこ(仮名)からメールが届いた。

「おはよーづな、雪やばいつもってる

何ということだ・・

しかしどうやら到底車が走れそうにないというほどでもないようだ。
高速道路が通行止めになるくらいなのだから、おそらくその下を走る国道を通ることは
困難を極めるだろう。
だが方法はある。
山間部にある国道とは反対側の海沿いの道ならばまだなんとかなるに違いない。
短いやりとりをすませ、シャワーから出るとだんなさんが「雪大丈夫そうだね」と
起きてきた。
そうでもないらしいとかこからのメール内容を伝えると、こんな日に限ってねえと
手早く着替えた彼は車のエンジンをあたためるため先に部屋を出て行った。

午前5時。まだまだ暗く眠りのさ中にある静かな町を出発し、小雨の降る中をひた走る。
かこの住むとなり町に行くには2キロ程の長さがあるトンネルを通ることになるのだが、
そのトンネル内ですれ違う車の屋根にくっきりと白いものが見える。

何という(3回目)・・

それでも淡い期待を抱きながらトンネルを抜けたづな達を迎えたのは、
全てをきっぱりと跳ね返すような銀世界だった。


続く




2月14日、チョコレートもケーキも準備できなかったので
せめてだんなさんの好物をという目論見の新妻食堂本日のおしながき
・えびピラフ
・豚汁
・肉巻きたま(週1で出してんな)
・ジンジャーチキン
・お豆腐とほうれん草のサラダ

仕事の都合で昼ごはんが遅くなり、
チャーシューメンとライスを食べたら結構おなかいっぱいになり、
風邪気味なので残業も小1時間ほどで切り上げて帰ってきただんなさん、
「なんかまだあんまりおなか空いてな」い状態での晩ごはんだったので
たくさん食べたいのに食べられないという悔しいことに。お気持ちお察しします。
完全なる義理チョコを3ついただいたということで、
これらは全て明日からのあたしのおやつにします。ありがとうございます。

あーしたてんきにしておくれ

2011-02-10 23:02:10 | おえかき
いつもの朝の風景。











朝日って気持ちいいよね

あったかくなってきたなーと思ってたところへ週末の雪予報。


いつもなら嬉しいけど、明日はお出かけなので晴れてほしい新妻食堂本日のおしながき
・ひじきと大豆の炊き込みごはん
・豚汁
・キャベツもっさりメンチカツ
・わかめとにんじんのかき揚げ
・お豆腐の袋煮
・なすとキャベツの豚バラ巻き


お願いしまーす

でもそうでしょう?

2011-02-09 23:31:09 | おえかき
昨日バレンタインの話に触れたせいだからかどうか、
今日いつものスーパーで買い物をしていたらカートにいっぱいの商品をのせたおばあちゃんに
「すいません、奥さん」と声をかけられた。

ば:「あなた若いから聞くけどね、チョコレート作るのにはこのチョコレートでええんかねえ?」
と板チョコを6枚ほど見せてこられる。
づ:「(『あなた若いから』のくだりに喜びながら)えっと、溶かして作るんですよね?」
ば:「そうそう、なんか『びたー』いう黒いのもあったけど、あれよりはこっちの赤い方がええんかね?」
づ:「そうですね、ビターはあんまり甘くないからこっちの方がおいしいかも」
ば:「そうよね?よかったー、ありがとう」
どういたしまして。
おばーちゃん、孫に頼まれたんかな。自分で作るんかな。ふふ。

で、あたしもいつものおやつ板チョコを買ってぽてぽて歩いて帰ってたら
原付に乗ったお兄・・ではないな、おじさんに
「すいません、このへんで一番近い百均てどこにありますかね?」と訪ねられた。
ニンプになってから何かを聞かれることが多くなった気がする。聞きやすいんかな。


そんな新妻食堂 本日のおしながき
・雑穀米
・豚汁
・はんぺんの揚げだんご
・切り干し大根ときゅうりのサラダ
・ベーコン炒り豆腐
・オイスターソースの豚しょうが焼き

ざっくりと大皿に盛っておりますのでセルフでお召し上がりください。

だんなさんは自分でも言ってるけど好き嫌いが多い方だと思う。
同じ食材でも料理の仕方によっては食べたり食べなかったり。
今日も「味付けは好きだけど切り干し大根はちょっと」と言ってるので、
おなかのみにづなに
「と、こんな風に好き嫌いをしないように。
あれいらんこれいらん言よったら食べるもんないよ」
と伝えておく。

「無理せんでいいんよ、おいしくないもんは食べんでいいんよ」とだんなさん。

「おいしいもんがいっぱいあった方が楽しいよ」とあたし。

「!!!」とだんなさん。

出会ってからこれまでで初めて、あたしの言うことにものすごい説得力があると思った
瞬間だったそうな。

いやあ、そんなこと初めて言われたなあ。