プッチンとするプリンを、プッチンは各々がやりたがるのでフタだけはがしてカップのままで皿に伏せておやつに出した。
はーいスプーン持っておいでー
ゆきがいっちばーん、と勇んでやってきたゆき。嬉しそう。
はいはい、ゆきはまだプッチンができませんでしたな。
プチ
プリンが下がっていく様子に小さく感嘆の声をあげる。
どうやら下がってきたプリンがそのまま皿とテーブル面を通り抜けて落ちてくると思ったらしい。
その瞬間をこの目で捉えようとしばらくじっとしていたが数秒の後、「しょっか」と納得したような顔で皿の上に載ったままのプリンをおいしそうに食べていた。
お手数ですがよろしければ
週明けから子供向け施設に行ったり水遊びしたりお友達と遊んだりしていたらなぜかもう夏休みが半分ぐらい過ぎたような気分でいたが、
まだ開始1週間ということに気づいて驚く。オウ。
夏休み突入。今年は9月の1日2日が土日なので44日。
昨日一昨日のアイドリング状態気分を経ていざ本番がスタート。
約束がよほど楽しみだったのか3人とも6時過ぎにすっきりと起きてきて、
普段は数十分かけて朝食をとりああだこうだと喧嘩しながら着替えを行うところをそれぞれのプールバッグに
必要なものをてきぱきと詰め込んでさっさとごはんを食べてしゃきしゃき水着に着替えて仕度をすませる。夏休みマジック。
できるなら普段から是非そうしてほしいおふくろ食堂のこのところ
うなぎを全く食べなかったあや。あれ?嫌いやったっけ?
さて去年と一昨年は私ひとりが1ヶ月ぐらい夏カゼをひき続けるというなんとも情けない状態だったので、今年は元気で乗り切りたい。
お手数ですがよろしければ
ひなが最近やたらと七夕飾りをつくっては椅子の足に飾りつけている。
先日、ひなの幼稚園のお泊まり保育の日のこと。
朝は通常どおりの登園となるので、あやが登校したあと通常どおりに幼稚園へ。
去年、あやがその日だった時には号泣して今年の春ごろまでは「おとまりほいくしたくない…だってさみしいから…」と全く乗り気でなかったのが、
いざその日が近づくにつれわくわくした雰囲気につられ楽しみになってきた様子。
ひなはねーきょうねーおとまりほいくなんよ!とゆきに何度も繰り返す。
晩ごはんはみんなでカレーを作るとか食べたら夜はプールするとか花火もやるんよとかゲームしてメダルももらえるんよとか
スケジュールに沿った丁寧な説明ぶり。
うん、さみしさをごまかすためにしゃべりまくっとるようにも見えるよ。ひながね。
ゆきもそこはにこにこして聞いてあげようよと思うがまあそんな気遣いはまだ早いかと思うおふくろ食堂のこのごろ
幼稚園は普段どおりに一旦帰って、仕度して夕方に再度登園。今度は学校から帰ってきたあやも一緒。
いってらっしゃーい、と落ち着いて送り出すあやとやや硬い表情でそっとベルトを外して向かうひな。
の隣で遊び疲れていびきをかいていたゆき。
お手数ですがよろしければ
先生によると、カレーを作ったりしているうちにどんどんいつもの調子に戻ったらしい。
楽しかった!もう1回やりたい!と怒るところはあやと一緒だなあ。
集中豪雨災害から10日ほどが経つ。
まだニュース画面やネットでしかその惨状を見ていないけど、通り慣れた道や高校や職場やお店、何年も住んでいたり通っていた大好きな街の変わり果てた姿はほんとうに辛い。
今の自宅からほんの数キロ先でも土砂崩れが相次いで、被災した人たちも沢山いる。
それでも連絡をとった友人達は一様に逞しくて前を向いていて、猛暑の中で笑顔で作業をこなしている。
もう今の私にできることといえば義援金を送ることしかないという結論に至り、些少ながら日々どこかで寄附するようにしている。
夏休みは、段ボール2箱分ぐらいになった子供用品や冷たい飲み物やなんやかんやを車に載せて会いにいこうと思う。
皆さん、どうかどうかお身体に気をつけて。
是非義援金を募るサイトもクリックしていただければ
一刻もはやく、復旧・復興がすすみますように。
晩ごはんの仕度中。
キッチンの端っこには三段の小さな棚があって、二段目にはお菓子の買い置きが入っているカゴを置いてある。
足音を忍ばせてゆきがやって来た。ちょいちょいこちらをチラ見しているのを視界のはしっこで捉える。
ほほう、大層な口をきくようになったものだ。
とてもそうは見えなかったおふくろ食堂のこのごろ
夏の定番になりつつあるフルーツポンチには、私はもちろん白玉だんごをたっぷりと入れたい派だがひなはいらないらしい。
お手数ですがよろしければ
先日、スーパーで4割引になっていたタピオカを20分茹でてゆっくり煮出したミルクティーに惜しみなく投入して
タピオカミルクティーを作ってみたのだが「ふうーん…」とあまり乗り気じゃなかった三姉妹。
コンビニのやつには飛びつくくせに。
図書館で借りた本の返却期限が今日だというのに、1冊見当たらない。
どうやらゆきが選んだ絵本でサイズも小さめのもの。さてどこに置いたのか。
本棚やおもちゃ箱や衣装ケースの中をくまなく探すも出てこない。
あや達がそれぞれ幼稚園と学校から帰ってきて揃ったところで問いただしてみたが、全員が分からないとのこと。
あやひなに至ってはそんな絵本かりとったっけ?と言うので黄色い表紙のこういうものなので2階の子供部屋を3人で全っ部探すよう指示。
はーいといまいち気合の入らない返事をして上がっていった。
さて、私はもう一度1階を探すか。さすがにもうごみ箱に入れたりはしないだろうからテレビ台の奥とか脱衣所も見た方がいいな。あとシンク下とか食器棚とか。
がたごとと2階から物音が始まった数分後、ゆきが1人でおりてきた。
どしたん?まだ見つかってないんやろ?
やおらソファの前に立つ。
え?
ソファの下?何が?
図書館の絵本?
ええー??
こんなとこに?
半信半疑で動かす。
!!
よく思い出してくれたと嬉しくなったがそもそもゆきのせいじゃないか。
そんなこの頃のおふくろ食堂
返却に行ってまた1人3冊ずつ絵本をかりて帰宅。
図書館でかりた本はここに入れておくこと!と保管場所を再確認。たのみますよ。
お手数ですがよろしければ
急に思い出したん?と聞くもちょっとかみ合ってない答えが返ってきた。