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酸菜白肉锅

2023-02-20 | 美味しいもの(レシピ付)
少し前に犬HKラジオ中国語講座で、MCセイラさんが冬のオススメグルメとして紹介していたのが
酸菜(suān cài)を使った料理。
鍋にしてもいいし、豚肉と炒めると美味しいんだと言っていました。

酸菜というのは、ウィキペディアの記事を要約すると、
中国東北部で白菜(仙台白菜に似た中国語で「大白菜」)を晩秋に甕に漬けて、
自然発酵させて、冬季におもに鍋料理の材料として用いる漬物のこと。
中国の他の地域でも作られる、他の野菜を用いた漬物にも言うらしいです。

平たく言うと、白菜の漬物が時間が経って酸っぱくなったもの、ですね。
たまにスーパーで買った白菜漬が、冷蔵庫の中でそうなることもありますがw
今回は、農協で白菜一株安く買ったのがあったので、酸菜から作ってみました。

【酸菜の作り方】
1)白菜を縦に四等分して(今回は半株使う)、ザクザク切る。
  白菜の重量3%の塩をもんで、10分ぐらい置く。
白菜はもっと細く切ってもいいです

2)水気を絞って、袋に入れて空気を抜く。
  陽の当たらないところで、常温でこのまま2週間ほどおけばできあがり。
ジップロックに入れて重しをするレシピもありました

数日経つと、だんだん薄茶色になってきます。
漬物独特の匂いに、相方が腐ってる疑惑を抱いたため、ひとつ冷蔵庫に入れるw
カビてきそうなら冷蔵庫に入れます。温度に注意。

酸味が出てきたら鍋の材料にすると良いということで、
さっそく酸菜白肉锅にしてみます。

【材料】(3人分)
スープ
  水  500CC
  味覇(ウェイパー) 大さじ2ぐらい
  日本酒
酸菜  200gぐらい
豚肉  200gぐらい
そのほか好きな具材
 豆腐
 水菜や小松菜など
 春雨や糸こんにゃく
 キノコ類
薬味
 おろしにんにく
 辣油 

【作り方】
1)スープを作る
2)酸菜を鍋の底に汁ごと広げて入れる
3)その上に他の具材を乗せて火が通ったら酸菜と一緒に食べる
  薬味は好みで

【コツ・ポイント】
高温だと酸菜の発酵菌の作用が減ってしてしまうので、火加減は中火で。
スープの味は酸菜の塩味酸味をみて
薄ければポン酢や醤油を足したり、薬味で調節するといいと思います。 
スープが少なめなので、具材(肉と葉物)は後で追加します

程よい酸味と塩味でどんどん食が進んでしまうので、ちょっとヤバイw
〆はうどんを入れましたが、中華麺でも良さそうです。


わたしの近頃お気に入りの薬味は、
カルディで買った「ピリピリ美味い麻辣醤」。
ピリピリ痺れる花椒がクセになり、もうこれ無しでは生きていけない身体にw
同じカルディの「食べる麻辣醤」より、こっちの方が花椒の存在感があります。

我が家は只今、カルディの各種ソースブームが来ていて、
他にも朝天辣椒 、ハリッサ、ブルスケッタざく切りオリーブ、サンバル、
シラチャーチリソース、サテトム、食べるナッツソース(バジル)etc
冷蔵庫がちょっとカオスになっていますw


作った酸菜の半分消費したので、残りは炒め物で使ってみます。
白菜の安いときに、酸菜もっと作っておこうかな。



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