光の伝達媒質としてのエーテル探しはマイケルソン モーレーの実験が有名です。
そうしてその実験結果は「エーテルは存在しない」という事でした。
しかしながら一方では相変わらず「光は波として伝わる」のです。
その問題を解決したのがアインシュタインの特殊相対論という事になっています。
さてマイケルソン モーレーの実験は2人が中心となって数名の方が行なった実験でしょう。
他方で現代のエーテル探し=ダークマター検出実験は数百名規模の方々が関係しています。
しかしながらやっている事は基本的に「マイケルソン モーレーの実験と同じ」なのです。
それは「ある特定の考え方によれば、ダークマターは新手の未発見の素粒子である」と言うものです。
そうしてその特定の考え方によれば「このように実験装置をつくれば、その素粒子はみつかる」となります。
そうしてその様なやり方は「マイケルソン モーレーの実験と同じ」なのです。
さてそれで「そのようにして展開しているダークマター検出実験」は今の所、成果ゼロです。
こうなりますと「ダークマターはあらての未発見の素粒子である」と言う考え方に疑いがもたれる事になります。
そうして現状はまさにそうした状況にあります。
さあそうなると待たれるのが「特殊相対論のダークマター版」という事になります。
その理論は「ダークマターはあらての未発見の素粒子ではない」と主張する事になります。
さてどなたがその宝物をみつけるのでしょうか?
結果が楽しみな所であります。