ダークマター、ホーキング放射、ブラックホールなど

ブラックホール、ダークマター、相対論、そうして賢者の石探索中。

STAP細胞・残念な結末

2014-12-20 20:26:18 | 日記
STAP検証実験打ち切り 小保方氏・理研、確認できず<--リンク


ネイチャーの論文掲載にまでなったものが再確認できないとは。

残念な結末・幕引きになりそうです。

おまけに人が一人、命を無くしてしまいましたし。


この件、落とし前はきっちりと着けてもらわなくてはいけませんね、理事長さん。

トカゲのしっぽ切りで終わらせるのではどうにも計算が合いませんよ。


一時は「新たな万能細胞」と期待…存在は幻に <--リンク

理研、STAPとされた細胞の正体解明は継続 <--リンク


常温核融合と似た状況に戻りました。


PS
「STAP細胞論」にはこちらから入れます。

PS
特集記事一覧にはこちらから入れます。<--リンク

電王戦・存在二元論

2014-12-08 23:33:10 | 日記
二元論は言います。

「心と体は別物だ。」

あるいは「魂はある」と。


さてある日、暇に任せて神様が考えました。

「ひとつ宇宙でも作って人間とCOM君に将棋をさせよう」と。

物理定数やら宇宙定数やらのファインチューニングがすんで、さてビッグバンのスイッチを「ぽちっ」と。

これでしばらくたてば空間やら時間やら銀河やら生命やらが出来上がりです。


ところで神様、今回は「存在二元論でいこう」と決めてましたので、次は魂を作らなくてはいけません。

魂の材料はビッグバン由来の物質やらエネルギーでは少し「粗すぎて」使い物になりません。

それで特注の素材から「神様手作り」となりました。

魂の働きは「意識の主体として認識し、判断や指示を行うもの」であります。

そうして当然ではありますが、魂そのものの姿は人間の五感ではとらえることはできません。

言いかえますと「魂は3次元世界の物質やエネルギーとは相互作用しない」ということになります。


さて神様、アダムの体や脳みそが出来上がったのを見計らって、鼻から魂をアダムに吹き込みます。

さあこれでアダムが動き出して、最初に将棋を覚える人類になるはず、、、でした。

ところがまてど暮らせどちっともアダムが動かないのです。

いや、動くことは動くのですが、将棋を覚えないのですよ。


神様、「はて、どこかで間違えたかな」と思案顔であります。

と、その時はたと思い当ります。

「そうか、脳みそと魂がリンクしていないのか」とね。


「魂は人間の五感ではとらえられないもの。」

そう決めたのはほかならぬ神様でしたから、これは当然の結末でありましたとさ。


PS
「電王戦記」はこちらから入れます。


PS
3次元世界とは別の世界にある「魂」が「こちらの世界に何の痕跡も残さずに脳みそと相互作用できる」という考え方は「まったくもって不合理」ですね。

そうして「不合理ゆえに我信ず」と看破した方もおられます。

そういう訳で、「信じる」か「信じない」か、それは「究極の個人の好みの問題」なのでありました。

ちなみに「存在一元論」はこちらを参照願います。<--リンク


電王戦・存在一元論

2014-12-05 10:28:12 | 日記
二元論は言います。

「心と体は別物だ。」

あるいは「魂はある」と。


それに対して一元論は言います。

「心と体は同じものだ」と。

極論すればそうなりますね。


さて、一元論の立場に立つと「ビッグバンの瞬間に心はなかった」ことになります。

何せ「脳みそ」と呼べるようなどんな構造体も存在できなかったでしょうから。

記述している世界は10次元か11次元の「ひも」の世界です。


宇宙が膨張冷却して原子が存在できるようになって、恒星系、そうしてハビタブルゾーンにある惑星に生命が誕生して、ようやく「脳みそ」が登場します。

そうやってようやく「脳みそ」の活動のおかげで「心」が誕生したと。

そう一元論は主張している訳ですね。


さあ、そうだとすると「脳みそ」の活動をシミュレートできれば「心」を作り出せることになります。

「脳みそ」が有機体ベースかシリコンベースか、そんなことは2次的なことでありますね。

基本的に「心」は「脳みそ」の「情報処理の結果だ」、あるいは「情報処理過程そのものだ」と一元論は主張しているのですからね。


そういう訳で、「物理学還元論者の皆さん」あるいは「一元論者の皆さん」は「いつかはCOM君が心を持つ」ということに「同意している」わけであります。

そうして、この結論がどれだけ今の皆さんの感覚、あるいは常識とかけはなれていたとしても、皆さんお好きの「論理的結論」では「必然的にそういうことになる」訳であります。


PS
「電王戦記」はこちらから入れます。


PS
上記の話、「いつかはCOM君が心を持つ」、の「いつかは」というところがミソですね。

存在することが分かっていても決して人類には手が届かない「将棋の完全解析」の様な例もありますし。

「COM君が心を持つようになる事」よりも「人類の種としての寿命が尽きる事」の方が早いのかもしれません。


まあそうではありますが、これは「検証可能な仮説」であります。

絶対確実な科学的な検証ではありませんよ。

チューリングテストによる陪審員裁判的、状況証拠的検証です。

それは「大多数が認めればYes」というものですね。

そうしてそれ以外の方法などは、、、無いように思われます。