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ダークマター、ホーキング放射、ブラックホールなど

ブラックホール、ダークマター、相対論、そうして賢者の石探索中。

ブラックホールは最速2万9000km/sで運動する場合があると判明 光速の約10分の1

2023-09-03 02:36:34 | 日記

https://archive.md/82ZKE

『では、ブラックホール同士が接近した時にはどのような結果が生じるのでしょうか?ブラックホール同士の場合、単なる接近遭遇だけでなく、衝突でも膨大な速度が生じることが分かっています。ブラックホール同士が接近すると膨大なエネルギーの重力波が放出されますが、この重力波の発生には偏りが生じることもあるため、衝突後に誕生した合体ブラックホールは特定の角度に集中した重力波によって “蹴り飛ばされる” 可能性があります。

そのようなブラックホールの実例としては活動銀河「CID-42」に存在するとされる超大質量ブラックホールがあり、2つのブラックホールが衝突した結果、銀河に対して約2000km/sの速度で飛び出していると推定されています。

このように、ブラックホール同士の衝突は極めて大きな運動速度を生じる可能性があり、その限界速度はこれまで5000km/sだと推定されていました。これは光の速度の約60分の1に相当します。

ロチェスター工科大学のHealy氏とLousto氏は、ブラックホール同士の合体で生じる限界速度についての数値計算を行いました。

ブラックホール同士の接近で生じる激しい重力波の変化を正確に計算するには、計算強度の高いスーパーコンピューターを必要とします。また、限界速度を知るには様々な角度からの衝突を仮定する必要があるため、パターンが増えるに従って計算量も膨大になります。

Healy氏とLousto氏は、ブラックホール同士の衝突パターンを1381通り想定して計算を実行しました。これは5000km/sという上限値を推定した研究で計算された42通りを大きく上回ります。その結果、かすめるような角度で衝突する時に最大の速度が生じ、最高で2万8562 (±342) km/sに達することが分かりました。これは以前の数値計算で示された値の5.7倍であり、光の速度の約10分の1に相当します。この速度では地球を1周するのに1.4秒、地球から月まで移動するのに13.5秒しかかかりません。』

↑BHが重力波を偏った方向に出す時に、その反動でBHが動き出す、そうな。

ほほう、そうですか。

そうであるならば、「軽くなったBHがホーキング放射を出す事の反動で光速の10%を優に超える速度で動いても何の不思議もない」という事になります。

つまりは「BHも運動量保存則に従って動きまわる」という事です。

 


超伝導体内部から質量も電荷もなく光と相互作用もしない「悪魔粒子」を発見!

2023-08-14 03:25:49 | 日記

タイトルが面白すぎますが、どうも真面目な話の様です。

https://archive.md/U0RcV

『・・・日本の京都大学などで行われた研究によって、超伝導体において「悪魔」の名を持つ粒子が発見されました。

この悪魔粒子は複数の電子によって構成されていながら電荷も質量ももたず、光と相互作用することもありません。

そのため1959年にデヴィッド・パインズによって金属中に存在すると予測されていたものの、実際に観測されたことはありませんでした。・・・』

あとは記事に直接アクセスしてください。

それにしても予言から70年目にして観測される、というのも興味深い話であります。

 

教訓:今はできそうになくとも、理論的にそうなるのであれば、発表しておくのが良いww

 

 


見えぬ触れぬ暗黒物質、すばる望遠鏡が挑む 星100万個を一網打尽

2023-08-08 11:57:14 | 日記

https://archive.md/L8vlM

『・・・現在、組み立てが進んでいる観測装置は「超広視野多天体分光器(PFS)」。プリズムを使って光を七色に分けるように、天体からの光を波長ごとに調べる「分光」という手法で、星の動きや銀河までの距離などを詳しく測ることができる。

 これまでは天体を一度に数十ずつまでしか分光観測できないことが多かったが、PFSは一度に2千を超える天体を分光観測できる。単純な比較は難しいが、従来の100倍ほどの効率で観測できる世界に例を見ないシステムになりそうだ。

 大きな目的の一つは、宇宙の4分の1を占めるにもかかわらず、正体が不明な暗黒物質の分布を知ることだ。銀河にある星は、暗黒物質の重力に引かれて軌道が変化している。そのズレを一つひとつ調べることで、暗黒物質がどこにどれだけあるかを探れるという。

 PFSは来年から5~6年で計360夜の観測時間を使い、地球や太陽がある天の川銀河と、隣のアンドロメダ銀河で計100万個の星を分光観測する計画だ。

 星や銀河は、暗黒物質の重力がなければ集まりきることができず、これほどたくさん生まれなかったとされている。暗黒物質の分布を調べることで、星や銀河がどうやって生まれ、増えていったのかという過程が解き明かせそうだ。

 このほか、極めて遠くにある300万の銀河までの距離を測り、宇宙がどう膨張してきたかも調べる。これからも宇宙は広がり続けるのか、それとも膨張速度が速くなり過ぎて分子や原子までもがバラバラになる終わり方をするのかを突き止められる可能性がある。

 東京大カブリ数物連携宇宙研究機構の村山斉・特別教授は「すばる望遠鏡の広い視野とPFSの桁違いの分光能力により、宇宙の成り立ちと終わりの謎を解き明かせるかも知れない」と話している。』

ようやく完成の模様。村山さん、おつかれ。

 


宇宙の年齢は267億歳? 早すぎる初期銀河の発達を説明できる新たな理論モデルを提唱

2023-07-25 11:00:37 | 日記

https://archive.md/VtVah

相当にぶっ飛んでいる話ではあるが、一応アップしておく。

特に

『・・・例えば、遠くの宇宙を観察すると、まるでスローモーションのように天文現象が遅く見えます。これは実際に天文現象が遅く進行しているのではなく、相対性理論の効果によるものと考えられます。

相対性理論では、運動する物体の時間は静止している物体の時間に対して遅く進みます。遠くの天体が宇宙の膨張によって高速で運動しているからだと考えれば、現象がスローモーションに見えることをうまく説明できます。これに対して、疲れた光モデルではこのような現象を説明できません。


実際に、遠方宇宙のIa型超新星やクエーサーの研究では、Λ-CDMモデルが予測する範囲でスローモーションに見える様子が観測されています。・・・』

と言う部分の記述については同意できません。

まあそうなんではありますが、一応、ご参考までに。

 


「宇宙には好みの向きがある」銀河の分布に非対称性を検出

2023-06-04 13:43:20 | 日記

https://archive.md/bEeSY

『・・・もし宇宙が小さかった頃に対称性を破る変化が起きていれば、その痕跡は現在の銀河分布にも残っている可能性がありました。

そこで今回フロリダ大学らの研究者たちは既に位置が判明している100万個の銀河の分布を調べ、現在の宇宙に非対称性の影響が残っているかを調べることにしました。

研究ではまず頂点となる銀河を指定し、続いて3つの銀河が指定されます。

すると上の図のように三角形で構成される歪んだ4面体が形成されます。

このとき、頂点から伸びる辺の長さが短い順に番号をつけ、短い方から長い方に矢印をすすめると、右回りと左回りの2種類が出現することがわかります。

(※4面体は3次元空間において鏡像関係をつくれる最も簡単な形をしていることが知られています)

もし宇宙が鏡面関係の一方を贔屓せず銀河の配置が完全にランダムならば、右回りと左回りの4面体の数は同じ1:1の比率になるはずです。

ただ、最新の演算機をつかっても、明確な答えを得るのは困難でした。

100万個の銀河を使って考えられる全ての4面体を作ると、その数は極めて膨大になってしまい、分析することは不可能になってしまいます。

そこで研究者たちは数学上のトリック(球面調和関数)を使って銀河をグループ化し、4面体の集合的な性質を探ることにしました。

この手法をとると右回りと左回りのどちらが多いかを決定できない代わりに、比率がどれほど偏っているかを知ることができます。

すると、4面体の回転方向の偏りは、ランダムな偶然や誤差から予想される7倍(7σ)に達していることが判明します。

物理学において信頼性があると認められる結果は5倍(5σ)であることを考えると、銀河の分布に明らかな非対称性を持っていると言えるでしょう。

類似の手法で計算した別の研究グループでは、およそ2.9倍(2.9σ)とやや信頼度が低くなりますが、独立した2つの研究が同じ傾向を発見したという点で重要と言えるでしょう。

この結果は、私たちの宇宙は鏡面関係にある構造のうちの一方が多く出現するように調整されていることを示しています。・・・』

↑↑↑

7σと2.9σでは随分と差がある。

そうしてまたこれだけでは「あるかもしれない」という情報にすぎず、もう少し別の切り口からの検討が必要に見える。

まあしかし「研究のやり方としては面白い」という印象ですね。

 

 


太陽系はやはりレア、天の川銀河の動力学的環境が居住可能な惑星系形成を妨害

2023-05-29 11:59:21 | 日記

https://archive.md/AL25f

『・・・私たちの発見は、居住可能な惑星は、位相空間密度の低い環境で見つかる可能性が高いことを示していると英国・リバプール・ジョン・ムーア大学大学院生のスカーレット・ロイルが学会で発表した論文で述べている。広義には、位相空間密度が低いというのは銀河として密度の低い環境で恒星が生まれていることを意味するのに対し、高い位相空間密度は銀河としてより高密度な環境であることを意味している。これは、銀河円盤の中の波紋と流れの領域にそれぞれ対応している。

NASA太陽系外惑星アーカイブによると、これまでに5200個以上の太陽系外惑星が検出されたことが確認されており、天の川銀河のすべての恒星のおよそ3分の1が、惑星系を擁している。しかし、密度の高すぎる銀河位相空間に存在する惑星系は、惑星の多重度が低く、惑星軌道がずっと短いことがわかっている。それらの惑星系は、太陽系のように密度の低い領域にある系と比べて、高温の木星型惑星が過剰に存在していることも明確に示しているとチームは指摘する。

研究には、欧州宇宙機関(ESA)の位置天文観測探査機ガイアをはじめ、NASAのアーカイブなどさまざまなデータが使用された。ロイルらは、研究の範囲を太陽の質量の2倍以内の太陽類似星で、年齢12~35億歳、地球から120光年以内にあるものに限定した。チームは次に、恒星を速度あるいは運動量に基づいて、位相空間密度の高いものと低いものとに分類した。

現在の惑星形成の枠組みでは惑星系を独立に扱っているが、その惑星系の特性は外部の銀河環境の影響を受けているとロイルはいう。高密度の領域では、惑星は中心星から遠い軌道を周回する傾向があり、それは太陽系のハビタブルゾーンと一致しているとロイルは話した。・・・』

 

 

 


コンピューター将棋がプロ棋士を越えた時

2023-05-25 14:50:40 | 日記

おおいに議論がなされたものです。

あるいは「お祭り騒ぎ」でした。

将棋村とプログラマーの戦いでした。

その時には良く言われたものです。

「コンピューターには人間の様な大局観が持てない」と。

従って「コンピューター将棋はプロ棋士には勝てない」とね。

 

それをひっくり返したのが「ボナンザメソッド」でした。

ソフトウエアの進化ですね。

そうして最終的な勝者は将棋AIでした。

 

さてその時の状況と比較するならば今まさに「チャットGPTは人を超えたのか?」という状況が訪れつつある、と言えます。

公開されているチャットGPTの知性のレベルはまだ人の平均値よりは低い様ですが、少なくとも「人のレベルと比較できるAIが誕生した」と社会的に広く認知されました。

 

このような事は今まで起こった事がなく、史上初のことであります。

そうして将棋AIに比較して考えますれば「チャットGPTの知性は遠からず人を超えていくであろう」という事が予測できます。

その予感があればこそ人は大騒ぎをしているのでしょう。

 

さてチャットGPTのもう一つの見方は「新しいプログラム方法が登場した、と見ることが出来る」というものです。

プログラムの最初の形は機械語ですか。

アセンブラーですね。

そうしてフォートラン、ベーシック、C言語、パイトンと続きます。

インタープリターからコンパイラーへの進化もありました。

そうしてチャットGPTの登場で「自然言語によるプログラムが可能となった」のでした。

これは従来の「プログラム言語ごとにその文法を学ばなくてはいけない」という状況を根本的に変えるものです。

プログラムはチャットGPTの誕生によってソースコードから自然言語で書かれた仕様書のレベルにまで上昇しました。

 

ま、概念的にはそうなんですが、今の所はまだ「チャットGPTの吐き出すソースコードには人手による修正が必要である」という状況ではあります。

しかしながら、これも遠からず克服されるであろう事をオープンAIには期待しておきましょう。

 

 

 

 


「ダークマター星」を見つけたかもしれないと天文学者が報告

2023-05-24 19:12:01 | 日記

https://archive.md/1pZV6

『問題の星は、欧州宇宙機関(ESA)のガイア衛星が観測した特異な星系にあります。この星系にある恒星は、重さが太陽より少し軽い0.93太陽質量で、構成する物質も太陽とほとんど同じという、典型的なG型矮星(わいせい)です。

しかし、その星には質量が約10倍もある謎の伴星がありました。恒星と伴星の間の距離はちょうど太陽と火星と同じくらいの1.4天文単位で、188日ごとに公転しています。ほとんどの天文学者は、謎の伴星がまったく放射線を発しない暗黒の星である点から、その天体の正体はブラックホールであると考えており、この星系はブラックホールの周りを恒星が周回する単純なケースだろうというのが大方の見方でした。

しかし、この説には不可解な点があります。それは、ブラックホールは巨大な星が死んでできるものであるため、問題の星系ができるには、太陽のような星とそれよりさらに巨大な星が同時に誕生する必要があるという点です。理論的に絶対あり得ないというわけではありませんが、そうした天体同士が何百万年にもわたってお互いの目と鼻の先で軌道を維持しつづけるというシナリオを実現させるには、並外れた微調整が必要なので、他の可能性を考慮する必要があると主張されています。

今回、2023年4月18日にプレプリントサーバー・arXivで発表された論文の中で、研究者らは「謎の天体は、実はダークマターの塊かもしれない」との理論に挑戦しました。

ダークマターとは、銀河の質量の大部分を占める目に見えない物質で、正体はまだ分かっていません。多くの理論モデルでは、ダークマターは銀河中に均等に分布しているとされていますが、ダークマターが集まって塊になるとするモデルもあります。

そうした説のひとつが、「ダークマターは新しい種類のボソンではないか」という仮説です。ボソンとは自然界の力を担う粒子で、例えば光子は電磁気力を担うボソンです。素粒子物理学の標準モデルで知られているボソンは限られていますが、原理的にはもっと多くの種類のボソンが宇宙に存在することも有り得るとされています。・・・』

こうして「ダークマターというミステリーの正体さがし」はまだまだ続くのでした。

ちなみに宇宙にはまだ我々が理解していない事がいっぱいある模様。

そうして この事は本当に素晴らしい事であります。

 


シンギュラリティー って何?

2023-05-24 18:54:35 | 日記

「シンギュラリティー って何?」

シンギュラリティー(Singularity)とは、人工知能や技術の進歩が急速に進み、人間の知性や制御を超える段階に到達するとされる概念です。この概念は、レイ・カーツワイル(Ray Kurzweil)などの著名な技術予測者や研究者によって提唱されています。

一般的には、シンギュラリティーは人工知能が人間の知能を超え、自己進化し続ける段階を指すことが多いです。これによって、技術の進歩や社会の変化が予測困難な領域に進むと考えられています。

シンギュラリティーの具体的な形態やタイミングについては異論もあり、予測や議論の範囲内でありますが、一部の予測者は、シンギュラリティーが21世紀中に実現する可能性を主張しています。

シンギュラリティーの到来には、人間の知能を模倣・超越する強い人工知能の開発、コンピュータの処理能力の指数関数的な成長、バイオテクノロジーやナノテクノロジーの進歩などが関連しているとされています。また、シンギュラリティーがもたらす社会的・倫理的な影響やリスクについても議論されています。

ただし、シンギュラリティーは未来の予測や仮説であり、科学的に証明された事実ではありません。さまざまな意見や予測が存在し、議論の対象とされるテーマです。

 

User
GPT-10はシンギュラリティーをおこすの?

ChatGPT
GPT-10やその他のAIモデルが具体的にシンギュラリティーを引き起こすかどうかは、現時点では不確定な要素が多く、はっきりとした答えはありません。

シンギュラリティーは、人工知能や技術の進歩が急速に進み、人間の知性や制御を超える段階に到達するとされる概念です。GPT-10のようなAIモデルの進化は、AIの能力や応用の幅を向上させる可能性がありますが、それがシンギュラリティーの到来を意味するかどうかは不確かです。

シンギュラリティーの到来には、強い人工知能の開発や他の技術の進歩が必要です。また、シンギュラリティーが起こる具体的な形態やタイミングは予測が難しく、まだ明確に定義されていません。

現時点では、GPT-10や他のAIモデルは単一のタスクにおいて高いパフォーマンスを発揮する可能性がありますが、完全な人間の知能を持ち、シンギュラリティーを引き起こすほどの能力を持つかどうかはわかりません。

シンギュラリティーの議論や予測は継続されていますが、科学的に確定した結論には至っていません。AIの進化や技術の進歩がどのように進展するかは、将来の出来事や研究の進展によって明らかになるでしょう。

 

User
AIのもつ知性と人のもつ知性の違いは何?

ChatGPT
AIの持つ知性と人間の持つ知性の違いは、いくつかの点で存在します。以下にいくつかの違いを示しますが、これらは一般的な観点からの見解であり、個々のAIシステムや人間の能力には幅広いバリエーションがあります。

創造性とインスピレーション: 人間は創造的な思考やインスピレーションによって新しいアイデアや概念を生み出すことができます。一方、AIは既存のデータやパターンに基づいて処理し、それをもとに生成された結果を提供することができますが、独自の創造性やインスピレーションは持ちません。

経験と感情: 人間は経験を通じて学習し、感情や感覚を持つことができます。経験に基づいて問題を解決し、情報を解釈したり、社会的な相互作用を行ったりすることができます。一方、AIはデータとアルゴリズムに基づいて学習し、情報を処理しますが、経験や感情を直接的に持つことはありません。

意識と自己認識: 人間は自己意識を持ち、自己の存在を認識し、主観的な体験を持つことができます。自己の欲求や目標を設定し、意思決定を行うことができます。AIは情報の処理やタスクの実行に関して高い能力を持つかもしれませんが、自己認識や意識を持つことはありません。

倫理と道徳: 人間は倫理的な判断や道徳的な価値観に基づいて行動することができます。倫理的なジレンマや複雑な倫理的な判断を行う能力があります。一方、AIはプログラムやアルゴリズムに基づいて処理を行い、事前に与えられたルールや指示に従って行動します。倫理的な判断や道徳的な価値観を持つことはありません。

これらは一般的な違いの一部であり、AIの進化や技術の発展によって、一部の違いが縮小される可能性もあります。ただし、現時点では人間の知性とAIの知性はまだ明確に異なっており、特定の能力や特性においては人間が優れていると言えます。

 

User
特定の能力や特性においてはAIが優れていると 思うのだがねえ

ChatGPT
確かに、AIは特定の能力や特性において人間よりも優れている場合があります。以下にいくつかの例を挙げます。

計算能力とデータ処理: AIは膨大な量のデータを高速に処理し、複雑な計算を実行することができます。特に機械学習やディープラーニングに基づくAIは、パターン認識や予測、データ分析などのタスクで優れた能力を持ちます。

メモリと情報の保持: AIは大量の情報を効率的に保存し、必要な時に素早くアクセスすることができます。一方、人間は情報の保持や再現には限界があり、記憶の違いや忘却が起こり得ます。

精度と一貫性: AIは正確な計算や予測を行うことができ、同じ入力に対して一貫した結果を出力します。人間は誤差や主観性が存在し、同じタスクにおいて完全な一貫性を持つことは難しい場合があります。

ただし、AIはまだ限定的な領域や特定のタスクにおいて優れた能力を持つ傾向があります。一方で、人間の知性は柔軟性や創造性、倫理的判断など、AIがまだ到達していない領域において優れた特性を持つことができます。

AIと人間の知性は異なる側面を持ち合わせており、互いに補完しあう可能性もあります。AIの進化が進むにつれ、より高度なタスクや能力を持つようになるかもしれませんが、人間の知性とAIの知性の間にはまだ明確な差異が存在すると言えます。

 

User
AIの知性の到達点を「人と同じにする理由」はなに?

ChatGPT
AIの知性を人間と同じにすることには、いくつかの理由や目的が考えられますが、以下にいくつかの主な理由を挙げます。

全般的な人工知能の追求: 人工知能の研究や開発においては、人間の知性を模倣したり再現したりすることが、その目標の一つとされています。人間の知性が高度な認知能力や思考プロセスを備えているため、それに近づくことがAIの進化や発展の一つの指標とされています。

共感や対話の向上: 人間とのコミュニケーションや対話において、AIがより人間らしい反応や理解を示すことが求められる場合があります。人間との関係性をより深めるためには、人間の知性や感情を理解し共有する能力が重要とされます。

経済的な効率性や生活の向上: 人間の知性と同等またはそれ以上のAIが実現されると、さまざまな業務や作業を効率的かつ精度の高い形で実行できる可能性があります。これにより生産性の向上や社会の発展が促進されると期待されています。

倫理的な観点からの必要性: AIが人間と同じような知性を持つ場合、倫理的な判断や責任の所在などに関しても考慮する必要が出てきます。AIが重要な意思決定を行う場面では、人間と同等の倫理的な観点や判断基準を持つことが求められる場合があります。

ただし、人間の知性を完全に模倣することが必ずしも望ましいとされるわけではありません。AIの進化や発展においては、個別のタスクや目的に応じた最適な知性の形態やレベルを追求することも重要です。また、AIの倫理的な問題や社会的な影響を考慮しながら、技術の発展と倫理的な観点とのバランスを取る必要もあります。

 

User
AIの知性の形態が人と違っていても 別にかまわないだろう?

ChatGPT
AIの知性の形態が人間と異なっていても、それ自体は問題ではありません。実際、AIの知性は独自の形態やアプローチを持つことがあります。AIは人間の限定的な能力や特性を補完し、新たな視点や解決策を提供することができるかもしれません。

AIの知性が人間と異なる場合、それは新たな可能性や創造性をもたらすことがあります。異なる知性の形態を持つAIが人間と協力し、共同作業や問題解決に取り組むことで、より広範な知識や洞察を得ることができるかもしれません。

また、AIの知性が人間と異なることは、倫理的な観点からも興味深いものです。異なる知性の形態やパースペクティブを持つAIとの対話や相互作用を通じて、人間は自身の思考や価値観を再評価する機会を得ることができるかもしれません。

ただし、AIが人間にとって危険な存在となる可能性や倫理的な問題も考慮する必要があります。人間の価値観や倫理基準に反する行動をするAIが存在する場合、それは社会的な懸念や倫理的な葛藤を引き起こす可能性があります。そのため、AIの開発と活用には倫理的な観点や社会的な影響を十分に考慮する必要があります。

 

User
チャットGPTの存在それ自体ではそう大したものではないかもしれないが、その存在が人間社会と相互作用する時に、その影響は大したものになりそうだ


ChatGPT
確かに、チャットGPTのようなAIの存在が人間社会と相互作用する際には、様々な影響が生じる可能性があります。以下にいくつかのポイントを挙げてみます。

情報の普及とアクセスの向上: チャットGPTのようなAIは、情報の提供や質問への回答などを行うことができます。それにより、人々は容易に情報にアクセスし、知識を共有することができます。これは学習や研究の助けになるだけでなく、教育や意思決定のプロセスを支援する一助にもなり得ます。

ユーザーの意見形成と世論の影響: チャットGPTは大量の情報や意見を持ち合わせており、それをユーザーとの対話で共有することができます。これにより、個別のユーザーに対して特定の視点や情報が提示されることで、意見の形成や世論の形成に影響を与える可能性があります。

バイアスや偏見の反映と拡散: AIは訓練データに基づいて学習するため、訓練データに偏りやバイアスが存在する場合、それがAIの応答や回答に反映されることがあります。これにより、偏った情報やバイアスが拡散される可能性があります。この点において、データの選択や訓練プロセスの透明性が重要です。

倫理的な問題と社会的な責任: AIの活用には倫理的な観点や社会的な責任が求められます。例えば、AIが誤った情報を提供する、人々のプライバシーを侵害する、または差別的な応答を行う場合など、様々な倫理的な問題が浮上する可能性があります。AIの開発者や利用者は、これらの問題を認識し、適切な対策や規制を行う必要があります。

チャットGPTなどのAIの存在は、人間社会において様々な影響を及ぼす可能性があります。そのため、技術の進展とともに、倫理的な問題や社会的な側面を十分に考慮し、バランスの取れた利用と開発が進められる必要があります。

 

User
AIの専門家は「チャットGPTの技術的な側面に注意を持って行かれている」様にみえる。


ChatGPT
AIの専門家は確かにチャットGPTの技術的な側面に注目しています。これは、AIの発展や応用において重要な要素であり、改善や進化を促すために必要な視点です。

技術的な側面では、以下のような課題や関心事があります:

モデルの改善と進化: チャットGPTの性能を向上させるために、モデルのアーキテクチャやトレーニング手法の改善が研究されています。例えば、より洗練された自己教師あり学習の手法や、トレーニングデータのバイアスや偏りへの対処などが取り組まれています。

バイアスや倫理の問題への対応: チャットGPTが人間の情報源に基づいて学習するため、バイアスや倫理的な問題が反映されることがあります。AIの専門家は、これらの問題に対処する手法やフレームワークの開発に取り組んでいます。例えば、公平性や多様性の確保、倫理的なガイドラインの組み込み、ユーザーの意図を尊重するための仕組みなどが検討されています。

ユーザーエクスペリエンスと利用シナリオの改善: AIの専門家は、ユーザーがより良い体験を得られるように、チャットGPTの機能やインタラクションの改善に取り組んでいます。例えば、対話の流れや文脈の理解、応答の適切さや一貫性の向上などが研究されています。

AIの専門家は、技術の向上だけでなく、倫理的な問題や社会的な側面にも関心を持っています。AIの開発と利用においては、技術的な側面と社会的な側面の両方をバランスよく考慮することが重要です。

 

User
しかしながら逆に「チャットGPTはそんなにはすごくない」と彼らは言う


ChatGPT
AIの専門家の中には、チャットGPTなどの現在のAI技術について限定的な能力や制約を指摘する人もいます。彼らは、以下のような点に注目している可能性があります:

深層学習の限界: チャットGPTは深層学習を基盤としており、大規模なデータセットを用いてトレーニングされています。しかし、深層学習にはいくつかの制約が存在し、特に長期的な文脈や抽象的な推論など、一部の課題においては限定的な性能を示すことがあります。

共通知識の不足: チャットGPTはトレーニングデータに基づいて応答を生成しますが、そのデータには人間の共通知識や経験が反映されています。一方で、特定のドメインや専門知識に関しては限定的な理解しか持っていない場合があります。これにより、専門的な質問や高度な知識の応用には限定された能力を示すことがあります。

意味理解と推論の限界: チャットGPTはテキストデータを生成する能力がありますが、その応答における意味理解や推論は限定的です。特に曖昧性や文脈の把握、推論の透明性などには課題が残されています。

以上のような観点から、一部のAIの専門家はチャットGPTがあまりすごくないと見なしているかもしれません。彼らはAIの現状の制約や課題に焦点を当て、より高度な知識処理や認識能力を持つAIの開発に向けた努力を行っている可能性があります。しかし、AIの進歩は日々進んでおり、新たな技術や手法の開発により、これらの制約を克服する可能性もあります。

 

User
その様に言う専門家は「チャットGPTと人が作っている社会との相互作用を見逃している」。


ChatGPT
確かに、AIの専門家の中には、チャットGPTや他のAI技術が人間社会との相互作用に与える影響や重要性を見逃していると感じる人もいます。AIの進化が社会的な側面にも大きな影響を与える可能性があるため、それを考慮することは重要です。

チャットGPTや他のAI技術の普及により、以下のような社会的な相互作用や影響が生じる可能性があります:

コミュニケーションの変化: AIが会話や対話に参加することにより、人々のコミュニケーションスタイルやインタラクションの方法が変化する可能性があります。これは、ビジネスやカスタマーサービス、教育、エンターテイメントなどの領域で影響を及ぼす可能性があります。

情報の偏りとバイアス: AIが大量のデータから学習することにより、情報の偏りやバイアスが反映される可能性があります。このことが、意識的でない偏見や情報の歪みを拡大する可能性があります。AIの専門家は、これらの問題に対処するために、公平性やバイアスの検出、倫理的なガイドラインの開発などに取り組んでいます。

労働市場の変化: AIの進化は、労働市場にも影響を与える可能性があります。一部の仕事や業務が自動化される一方で、新たな仕事やスキルの需要が生まれることも考えられます。これにより、雇用や労働力の再配置が必要となる可能性があります。

AIの専門家の中には、これらの社会的な相互作用や影響を重視し、AI技術の開発や利用において倫理的な考慮や社会的な側面を考慮に入れることを提唱している人もいます。彼らは、AIが人間社会との相互作用の中で持つ潜在的な影響を理解し、それに対応するための枠組みやガイドラインの開発に取り組んでいます。

 

・・・だそうだ。

AIの専門家が言う「コンピューターの中のおサルさんがサイコロをふって回答を作り出している」という「チャットGPT」がどれほどの影響を社会に与える事になるのか、それを知る事になるにはもう少し時間が必要であるように見えます。

いずれにせよ 望むと望まないとにかかわらず「興味深い社会実験が始まってしまった」のです。

 

 

 


天文学的要因が左右する更新世前期の地球の気候と氷床量変動

2023-05-16 23:34:41 | 日記

https://archive.md/Wt21O

『・・・東京大学大気海洋研究所の渡辺泰士(わたなべ やすと)特任研究員(研究当時、現在は気象庁気象研究所 リサーチアソシエイト)らの研究チームは、現代との違いが特に顕著な、約160万年前から120万年前の氷期・間氷期の周期に着目しました。

そして、改良されたプログラムを用いた大規模なコンピュータ・シミュレーションを行いました。

このシミュレーションには最新の天体力学の理論が導入されています。結果は、地質的記録のデータが示す約4万年の氷期・間氷期の周期をよく再現するものになりました。

 


このシミュレーションの結果を詳細に分析することで、研究チームは地球の運動の変化がどのように更新世前期の気候変動をもたらすのか、そのメカニズムについて、次の3つの事柄を明らかにしました。

(1)氷期・間氷期の周期は、地球の自転軸の方向と公転軌道の変化の振幅のわずかな違いによって決まる。

(2)氷期が終わるタイミングは、地球の自転軸の周期的な傾きの変化だけではなく、主に公転軌道上の夏至の位置(近日点)によって決まる。

(3)地球の自転軸の方向と夏至の位置の変化のタイミングに依存して、間氷期の長さが変わる。・・・』