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第六回 衛生通信

2014-12-26 11:09:44 | 衛生通信
寒さが日増しに厳しくなりインフルエンザの流行シーズンに入っています。
第48週での流行シーズン入りは、昨年よりも早い時期の流行入りです。
今回はご存じの方も多いことと思いますがインフルエンザについてお知らせ致します。

■インフルエンザと普通の風邪はどう違うのですか?
一般的に、風邪は様々なウイルスによって起こりますが、普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。
 一方、インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等全身の症状が突然現れます。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。お子様ではまれに急性脳症を、御高齢の方や免疫力の低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがありますので早めに医療機関を受診しましょう。

■予防対策と日常生活での注意
予防の基本は、流行前にインフルエンザワクチンを接種することです。インフルエンザワクチンの接種以外では、「外出後は手洗い、うがいを行う」「人込みを避ける」「咳エチケット(マスクをするなど)」などの対策が重要です。室内では加湿器などを使って適度な湿度(50~60%)を保つとよいでしょう。

■インフルエンザにかかったらどうすればよいのですか?
安静にして、休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。
水分を十分に補給しましょう。お茶でもスープでも飲みたいもので結構です。
咳やくしゃみ等の症状のある時は、周りの方へうつさないために、不織布製マスクを着用しましょう。 人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場等に行かないようにしましょう。

■インフルエンザにかかったら、どのくらいの期間外出を控えればよいのでしょうか?
一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。そのためにウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります。排出されるウイルス量は解熱とともに減少しますが、解熱後もウイルスを排出するといわれています。排出期間の長さには個人差がありますが、咳やくしゃみ等の症状が続いている場合には、不織布製マスクを着用する等、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。
仕事復帰のタイミングは十分に相談の上、行ってくださるようお願いいたします。
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