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障害のある方が地域で自立し、個性を尊重し安心して暮らせるようサポートするヘルパー派遣をしている事業所です。

第41回 衛生通信

2017-11-20 11:36:47 | 衛生通信


今回はインフルエンザについてお知らせします。
秋も深まり、インフルエンザの季節が近づいてきました。前回のインフルエンザについてお知らせしたときにもお伝えしましたが、インフルエンザの予防接種の有効性は100%ではありません。しかし、接種することで感染・発症した場合、脳炎や重症肺炎などの重症化を防ぐことに有効とされています。
ヘルパーさんのお仕事への影響を防ぐためにも、効果的な接種時期としては12月までに行うことをお勧めします。

今回は誰にでもできるインフルエンザの予防方法をお伝えします。

◆外出時のインフルエンザ予防◆
・インフルエンザ対応のマスクをする  ・マスクを湿らせる ・手袋をする
マスクについては自分のサイズにピッタリでないと隙間ができるのでマスクを着用する意味がなくなってしまいます。
また、ウイルスは低温乾燥の状態で空気中を浮遊しやすいので、マスクスプレーなどでマスクを湿らせておくことは予防に効果的です。今はアロマの香りのするものなども販売されていて、長時間着用していても快適にすごせるように工夫されています。自分の好みにあったマスクスプレーを見つけてみてください。

◆自宅でできるインフルエンザ予防◆
・エアコンの室温を28℃に設定する  ・加湿器で湿度を60%前後を維持する  
・各部屋の適度な換気をする ・掃除でダニ・埃を除去する  ・入浴は湯船につかる
・口呼吸より鼻呼吸を意識する  ・空気清浄機による空間除菌 
・点鼻薬で鼻の粘膜を保護する  ・帰宅時には手洗い、うがいを遂行する

子どもが受験シーズンの時、出産を控えている時、高齢者と同居している時、赤ちゃんや幼児がいる時などは家族が一丸となったインフルエンザ対策は義務です。
また、現場でお仕事をしているヘルパーさんも、お仕事を休まない、利用者さんに感染さないという事はとても大切なことです。

インフルエンザ予防は、実行したからと言って100%防げる保障があるわけではありません。
しかし「あの時きちんと予防していれば」と後悔しないように自分にできることを確認し実行することで、気持ちの上でもゆとりをもってお仕事に臨んでいただきたいと思います。
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