円覚寺日記 四季綴り

このお寺が建っている環境のごとく、ゆったりとした気分で書いていきたい。
浄土真宗本願寺派 円覚寺の日記帳です。

鞍手組一泊研修会

2011年09月02日 | 日記
8月31日~1日の二日間、鞍手組同朋教学部主催の一泊研修会に参加。

ご講師は以前より「かんばれ仏教! お寺ルネサンスの時代」等の著書、メディアを通じて、
これからの仏教・寺院のあり方の提言を続けていらっしゃる、文化人類学者の上田紀行先生。

最近では、ご門主との対談をされてその対談集「今、ここに生きる仏教」が平凡社より発刊された。
この本の発売も一つのきっかけとして、また鞍手組同朋教学部スタッフの皆さんのご尽力をいただき、このたびのご縁にあうことができた。

「生き残れるか、仏教」という研修テーマのもと、仏教・寺院再生のキーワードを紐解いていく二日間。
内容については、僧侶にとっては大変耳の痛いご指摘もあったが、しかしそこにはこれからの仏教に対する期待感があふれている。


ついつい「がんばっているんだけれども、なかなかお参りが少ないなあ・・・」
「いろいろやってみたいけども、現実は・・・」

と、後ろ向きな考えに陥りやすい。

しかし、南無阿弥陀仏という間違いのない法が、もうすでに私のところに来ていて、支えとしてはたらいてくださっているのだから、もっと前を向いて建設的に行こうよ、と背中をドンと押してくださったような、そんなうれしさがあった。



研修会が終わって、著書にサインをいただいた。そこには・・・



未来へ!

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