円覚寺日記 四季綴り

このお寺が建っている環境のごとく、ゆったりとした気分で書いていきたい。
浄土真宗本願寺派 円覚寺の日記帳です。

雲林俳句会 6月

2011年06月09日 | 日記

6月8日午後1時より、円覚寺門信徒会館にて、6月の雲林俳句会を行いました。

九州北部でもやっと梅雨入り、梅雨や田植えに関する俳句も多く詠まれておりました。

それでは皆さんの俳句をご紹介。



リズム良く 早苗さしゆく 鉄の爪 井上一子
番蝶(つがいちょう) もつれもつれて 隣より 櫻井達子
植木鉢 喉を鳴らして 梅雨を待つ 栗田武
野苺は ルビーのように 草むらに 栗田愛子
そこかしこ 風と遊ぶや 蝶の舞ひ 許斐浩三
青梅の 枝をくぐりて 客来たる 松野賢珠
童歌 口ずさみつつ 粽食む 松野幸子
産土(うぶすな)の 杜に集まる 梅雨の星 白石実枝
麦秋の 中より鳥の 飛び出せり 山内博子
青嵐 佛間を通り すぎにけり 栗田早苗
傘の下 寄り添う男女 梅雨も良し 松野淳信



来月もヨロシク!

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