遠藤雷太のうろうろブログ

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サン=テグジュペリ『星の王子さま』

2023-12-14 21:20:54 | 読書感想文

2023/12/14

砂漠に不時着した飛行士が、不思議な少年と出会っていくつかの不思議な星の話を聞く話。

話は知っているし、読んでもいると思うけど、ちゃんと読んでたか自信なかったので、内藤濯訳と浅岡夢二訳で読んでみる。

有名な「大切なものは目には見えない」という言葉。意外と何度も出てくる。

大切なことは繰り返し語るべし。

もうだいぶん大人なので、子供には大切なものが見えていて、大人はそれを失っているという話には飽き飽きとしているものの、ひとつの希望で見え方が引っ繰り返るようなエピソードには色々応用できそう。

ただのバラと特別なバラとの違い。

苦しい状況でもうまく補助線を引くと、感じ方を変えられる。

子供と人形の掛け合いが好き。取り上げると泣く。それが幸福なんだという。

ほどよい飛躍もある不思議な話なので、折に触れて読み返していきたい。

 

 

 


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