観劇三昧:坂口修一『ミッド・ナイト・エクスプレス第17話「家宝の壷」』
2017/9/5
田々南徹から進路の相談を受けた阪急電鉄の中川専務が、彼を入社させるために根回しする話。
最初に中川専務の説明をするためだけに雲雀丘花屋敷さん(字は想像)が出てくる。
初見の人にも親切。今は動画だけど、リアルタイムじゃ後追いできないからこういう気配りは必要。
主に中川専務が電話しているだけ。
田々南の師匠的な役割なんだけど、いかにも精力的に仕事をこなしそうな感じで、出てくると場が明るくなる。
そこにいるだけでポジティブな雰囲気になるパワースポットみたいな人は現実にも存在する。
「いらだたち」の言い間違いや、急に怒り出した理由もかわいい。
脚本にもよるんだろうけど、そういう雰囲気を持つ人を演じるのは大変そう。
今回みたいな話でもしっかり場を持たせているところが、やっぱり力のある役者さんだと思う。
父親と阪急電鉄との因縁も明らかになって、ますます田々南徹が主人公らしくなってきた。
今回本人はでていなかったけど。
《登場人物》雲雀丘花屋敷 中川専務
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