遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

メガネニカナウ『メガネニカナウ4』(観フェス2019)

2019-06-07 23:58:03 | 観フェス2019

観劇三昧:メガネニカナウ『メガネニカナウ4』

2019/6/6

40分程度の短編演劇3作品と、オープニング、ブリッジのコント。ボリュームがえげつない。

『春は青いし、ココロハオトメ』。

男に振られて自暴自棄になった女と、彼女に憧れて人間化していく猿の話。

自分を見失った女の姿が前衛的過ぎてかわいい。ヒゲ。

裸に必然性を持たせる手際すごい。

『プアエスパ』。

世界の滅亡を予言した超能力者の崩壊した家族の話。

みんなが怒っているか精神を病んでいるので、見ていてなかなかしんどい。

新聞の言葉だけしか話せないという設定が面白い。

『V&R』。

仮想現実のゲーム内で駄弁っている伝説のキャラクター達に新入りが絡んでいく話。

ジャックさんのポリゴン感。「無課金丸出しやな」というセリフ。

ぴゅーたと父さんの掛け合いでゲラゲラ笑う。

山本香織さんの名前と顔をばっちり覚えた。

最初のブリッジのリアクション面白いし、次のブリッジでの朗読はかっこいい。

誰が見ても好きになるタイプだと思うけど、どうだろ。

 

劇団名 メガネニカナウ
公演時期 2018/11/30
地域 関西

出演
上杉逸平(メガネニカナウ)/永津真奈(Aripe)/飯嶋松之助(KING&HEAVY)/ザキ有馬(ステージタイガー)/さぶりな(IsLand☆12)/田米カツヒロ(舞夢プロ)/磯淵良幸(俺たちの地球空洞説)/井路端健一(演劇集団ザ・ブロードキャストショウ)/亀山貴也/丹下真寿美(T-works)/鳩川七海(幻灯劇場)/米山真理(彗星マジック)/河口仁(シアターシンクタンク万化)/浜口望海(STAR☆JACKS)/為房大輔(劇団ZTON)/東千紗都(匿名劇壇)/濱辺緩奈/梨田いづみ/山本香織(イズム)

スタッフ
音響:八木進(baghdad cafe’)/照明:西村洋輝/舞台監督:北村侑也/宣伝美術:二朗松田(カヨコの大発明)/映像:堀川高志(KUTOWANS STUDIO)/メイキング映像編集:ながたゆうか(MEHEM)/制作:渡辺大(Limited_Spice)/制作協力:窪田”R”秀夫

あらすじ

◆A『春は青いし、ココロハオトメ』
作・演:野村有志(オパンポン創造社)
~あらすじ~
ある日、全てを捧げた彼に捨てられた。
この後の記憶はあまりなくて、気付くと山でひとり。
私は泣いていた。
大量の猿に囲まれながら。
泣いてる理由が変わるほどに囲まれながら。

一匹の猿と、ひとりな私の日々録。

◆B『プアエスパ』
作・演:勝山修平(彗星マジック)
~あらすじ~
世界は止ん事なき事情で滅亡を余儀なくされた。
滅亡を忌避しようと国家民間問わず対策を講じるも虚しく時間だけが過ぎ往く中、余り期待もされず注目もされず知られてもいない乍らも世界を救うため日々研鑽を重ねる超能力者達。の中で超能力と呼ぶにもおこがましい微々たる能力しか持たない能力者、小能力者達は更に劣等感とも戦っていた。容赦なく焼き付けられた役立たずという烙印、惨めなまま終わるかも知れない人生、振り返りたくない過去。それでも彼らは自分達を信じ、今日も限りある貴重な日常を消費する!

◆C『V&R』
作・演:二朗松田(カヨコの大発明)
~あらすじ~
2045年。科学技術の著しい進歩により急激に発達した仮想現実。人々は苦しい現実から逃れるように「blur」と呼ばれる仮想世界へと耽溺、24時間ログインをし続けている。blur内で最も人気を誇るのが戦争サバイバルゲーム「ヴァルガー・アンド・ランペイジ」、通称「V&R」。戦場へと飛び出していく多くの若者たち。死と再生を繰り返す中で彼らはその向こうに何を見るのか。また、ロビーで駄弁ってるだけの奴らは一体何をやっているのか。仮想と現実、ポリゴンと実体の間で揺れ動く若者たちの青春残酷ホラー戦争恋愛ヴァーチャル大活劇。

※観劇三昧HPより。

『メガネニカナウ』-official blog- 
『メガネニカナウ4』Aチームの紹介。
『メガネニカナウ4』Bチームの紹介です。
『メガネニカナウ4』Cチームの紹介です。
(配役は見つからなかったので参考に)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« バート・レイトン監督『アメ... | トップ | 仙台シアターラボ『透明な旗... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

観フェス2019」カテゴリの最新記事