千葉県成田市 成田山金剛王院新勝寺
成田山金剛王院新勝寺は、940年に平将門の乱平定の為開山されました。
関東地方を征服した平将門に激怒した朝廷は、追討軍を差し向けました。
僧寛明は、下総国公津ヶ原(現成田市)に不動明王を安置し護摩を焚きました。
護摩祈祷の満願の日、風向きが突如逆転し一気に不利になった将門に矢が命中し討死しました。
その後、不動明王を引き上げようとしても動かないので不動堂を建立して祀りました。
将門の首は京都で晒され、この晒し首は体を探すために関東目指したとか…こわっ!
地上に落下したのが有名な千代田区大手町の首塚です。
将門の怨霊を鎮めるために将門を祀ったのが、首塚近くにあった神田明神です。
なかなか興味深いです。
そして、たくさんの人が訪れる初詣や、有名人が豆まきをする節分がテレビ中継されたり、
また、昔から歌舞伎の成田屋 市川團十郎、海老蔵など多くの人々が参詣する事でも知られています。
いざ、成田山へ
成田山新勝寺の本堂です。
これは本堂となりの三重塔。
三重塔は、1712年に建立された重要文化財です。
ここは愛染明王がいる光明堂。
光明堂手前には額堂があって、
そこにはこんな銅像がありました。市川團十郎です。
成田山新勝寺の総門です。
駅から参道を歩いてくるとここが正面玄関。
総門から階段を登ったところに仁王門があります。
仁王門は、1830年に建立された重要文化財です。
階段脇には池があって亀の形をした石が…
そして何故かみんなその亀の石に向かってお賽銭を投げます。
仁王門の大きな提灯の底はこんな模様でした。
新勝寺までの参道です。
たくさんの土産店、食べ物屋さんが並び、色んな名物の中から食事をしました。
うなぎを焼いていました。
どこの鰻屋さんもねだんが高い(T_T)
駐車場に抜ける道にもお土産やさんがたくさん並んでいました。
所在地 千葉県成田市成田1-1