松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

甲州印伝の財布

2013-09-23 06:39:01 | 感動したモノ
今日は八女灯籠人形まつりの最終日です。

今回は福岡市にある民藝工藝の店どいざきさんが来られて、甲州印伝の作品をギャラリー房屋で販売しています。

なぜ地元・八女のまつりで山梨の印伝?と聞かれますが、和ろうそく、提灯の房と合わせて置いてみると、実にしっくりと合います。

印伝は鹿革に漆で柄付けをした伝統技術で、名の由来は「印度伝来」という説からだそうです。私も実際に印伝の名刺入れを使ってみると、軽くて丈夫で使い安いという実用的なメリットのほか、鹿革が柔らかくて手に馴染みやすく、触った時の感触のよさが大きな魅力だと思います。

もちろん実用性だけを考えると、もっと安くていいものはあるかもしれませんが、和ろうそくと同じで、良いものというのは必ず使った時の心地よさを人に与えるものです。

思い切って今回は以前から欲しかった新作の財布を購入することにしました。

明治天皇の玄孫・竹田恒泰氏は200万円ほど財布に入れておられるそうで、以前TV番組で以下のように言われたとか。

「買ったばかりの財布に、目いっぱいお金をいれるんです。そうね、1,2週間ほど。
あなたにはこれくらいのお金がはいるんですよって、財布に覚えてもらうんです。  
そうすると、お金は自然に入ってきます」

なるほど!と感心しましたが、残念ながら私がいっぱい入れられるのは小銭ぐらいかも。チャリーン。

さて、ギャラリー房屋で和ろうそく手がけ実演も最終日。

大與の大西明弘さんは、松山櫨復活委員会の和ろうそくの手がけをしていただいています。

午後二時ぐらいで帰り支度になるので、今日の見学はお早めに。

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