Elevenses Laboratory

爬虫類・蟲系ぺっとぶろぐ

楽しかったジャパンレプタイルズショー2007

2007-08-09 | その他日常
というわけで、毎年恒例のJRSに行ってまいりましたよ。
相変わらずの大規模なイベントで血沸き肉踊るマイハート。
静岡マジ最高。



今回も前回同様、両爬だけでなく猛禽もいっぱい来ていた。また、先々月のビッグボルケーノ程ではないにしろ、カブクワの姿もチラホラと見受けられた。コウモリやヘッジホッグを出品してるショップもあったなぁ。
この調子だと、数年後にはアリクイだのナマケモノだのが出てくるんじゃないだろうか。







一通り各ブースをチェックした後、今回の目玉であるカメ展を観て廻る。
ここはまさに珍カメ満載!更にこの一角は人も疎らだったので、ゆっくりとカメ達を観察することができた。リクガメよりもヌマガメが多いという点も私的にポイントが高い。
因みに上の写真はレイテヤマガメ。コケの載り具合がいい感じなので撮ってみた。いつか国内で、本種のCBが安く出回る日は来てくれるだろうか…。






オーブリフタスッポンのフルアダルト。
コイツを見るだけでも入場料を払う価値があるってもんだろう。
まずは想像してたのよりデカくてびっくり。こんなの飼えねーw
マタマタみたいな顔をしたスッポンというイメージがあったのだが、実際に顔を間近で見てみると、マタマタというよりマレーコノハガエルに近い印象を受けた。フタスッポン亜科のスッポンて、やっぱりスッポン亜科のスッポンとは完全に別物だね。いい勉強になりました!






その隣には、さらに巨大なボルネオカワガメが展示されていた。
この大きさは最早モンスターの領域だな…。倒すとアダマンタイトとか落としそう。
なんか水の中にゾウガメがいるみたいで、見ていると不思議な感覚に囚われた。






『デカい』という点で驚かされたのは、何も爬虫類に限ったことではなかった。
こちらは全日本錦鯉振興会ブースにて、宮本養魚場様が展示されていたジャンボ当歳。写真では判りづらいが、この鯉達は笑っちゃうくらいデカかった。競輪選手の足くらいの太さと体長はあったのではないだろうか。まるでアマゾンの巨大魚のようだが、形状と色彩が錦鯉のものなので、やはり本当に錦鯉なのだろう…。







今回、個人的にもう一つ楽しみにしていたもの…それがこの昆虫揚げw
勇敢なるサメラーイの血を引く私にとっては、これを食すくらい訳無いのだよ。




因みに、私が食べたのはコガネムシ、コオロギ、サナギの3種。
どの虫も油で揚げて塩を振っただけ…と、調理法は至ってシンプルなようだ。素材の味を大切にしているのだろう(;^^)

コガネムシは、日本のクロコガネをオオコフキコガネくらいにしたようなサイズで、結構大きかった。お味の方は意外と不味くはなく、カワエビの唐揚げを硬くしたような感じだった。まぁ、これを食うくらいならエビを食った方が遥かに美味いという事は間違いないが、もし本格的に食糧難に陥った場合は、そこらへんを飛んでいるアオドウガネを捕まえて食うのもいいかもしれない。確か銭金でそんな事してる人が出てたしな…。まぁ、キチン質多めだから消化に悪いだろうけど。

次にコオロギ。これまた異様にデカい…。一瞬リオックかと思ったぞ。
味は…まぁ、ギリギリ食えないことも無いといった所だった。エビフライの頭の部分を食ってるような感じに近いだろうか。…いや、それじゃ褒め過ぎだなw

最後にサナギ。これがヤバかった。
噛んだ瞬間、グシュッとした中身が飛び出し、口中にムシの匂いが充満する。更にそれが揚げ油のコッテリ感と合わさり、耐え難い不快感となって五臓六腑を蹂躙した。これはお世辞にも美味いとは言えないな…。一番食えそうな物だっただけに、これには衝撃を受けたよ…。
数もいっぱいあったので、ここで已むを得ずお茶を購入。口内でサナギを噛み潰しながらお茶で胃に流し込み、何とか食べることが出来た。




完食ッ!!
有機物は毒が無きゃ食えるんですよ。













………ところで、一人で黙々とゲテモノ食ってると、妙に寂しい気分になるのね…。
初めて知ったよ…。




                               To Be Continued→





上記の錦鯉の撮影とブログ掲載につきましては、宮本養魚場様から快く御承諾頂きました。この場をお借りして厚くお礼申し上げます。有難う御座いました。



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