ウルトラセブン（３） 友好的でいられる範囲で善良な地球人と異星人たち

　侵略してくる異星人や怪獣が殆どなのが寂しい『ウルトラセブン』はＴＶシリーズ＆平成ウルトラセブンと呼ばれる「カザモリ・マサキ＝新生ウルトラセブン」のドラマでも、“地球を守るため、地球人が生き残るためならば、他の惑星を破壊し異星人を滅ぼしても仕方がない”という考え方に現地球人はウルトラ警備隊も含めて捕らわれていますが、それは地球人に限ったことではなくて、平和を愛するけれど“自分たちが助かるためなら地球を破壊や侵略するのも仕方ない”という当初は友好関係を望んでも何か事情が出来て侵略に転ずることから、異星人側も同じですね。