漂流する輸送船の中で仲間の少年たちを殺して生き残ったアレルヤを誰が責められるのでしょうか?ウルグアイ航空機571便遭難事故を題材にした1933年公開のアメリカ映画『生きてこそ』(原題「Alive」)を観れば少しでもわかります。人肉食で生き延びた遭難者たちの苦しみはアレルヤの苦しみでもあるのですから。
映画の最後に「アヴェ・マリア」(シューベルト作曲&ウォルター・スコット作詞「エレンの歌 第3番(Ellens dritter Gesang もしくは Ellens Gesang Ⅲ)」作品52‐6(D.839)が流れましたが、その歌詞の中にあるようにエレン・ダグラスが聖母マリアに父を救い給えとの祈りは届き救われましたが、アレルヤたちを救う者はいなかった、彼らが助けを求めて誰かが聞き届け発見したとしても人革連は救うどころか逆に抹殺したことでしょう。
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