イリアーデの言霊

  ★心に浮かぶ想いのピースのひとかけら★

高階良子選集 21 魔界樹(1)

2014年03月28日 22時58分37秒 | 秋田書店

高階良子選集 21 魔界樹①



発売日:2014年04月16日


著者:高階良子
定価:555円(税込)
ISBN:978-4-253-09409-2
シリーズ:ボニータコミックスα

浪人生の康隆は、山中の別荘で鎖につながれた謎の美少女と出会う…。まがまがしい悪魔の実が引き起こす恐ろしい事件とは!?
表題作のほか「哀島洞窟」「樹霊の窓」を収録。


 「哀島洞窟」は壇ノ浦に沈んだ悲運の幼帝で有名な“安徳帝”が実は壇ノ浦を落ちのびており死んだのは別の場所だという新説を発表しようとする青年が友人と信じた恋敵により手がかりを見つけた恋人を殺され殺されかけるが、死んだ恋人の霊に救われる事件。「樹霊の窓」は病弱で心臓に先天的な欠陥を抱えて5年も生きられないと医師に診断された少女が樫の巨木の精霊に命を分け与えられて辛うじて10代後半まで生きのびるが、樫の木が寿命を迎えるのに伴い死ぬことに少女が気づき精霊に抱かれて静かに他界する悲しくも不思議な話だ。


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