2ndの「#09 拭えぬ過去」を観てライルに違和感を感じました。双児の弟には違いないのですが、兄さんだろうが名前で呼ぼうが変ではないのですが、ニールとの間に距離を感じます
改めて、ニールの回想を思い出すと両親と妹と彼自身しかいません。ライルが欠片もニールの回想の中には出てこないのです。考えられることは、何かの事情でライルはディランディ家から出されて他所で育ったのでは?ということです。
1st「#09 大国の威信」の冒頭で2人のロックオンの墓参りが描かれました。木陰にいるのがニール(初代ロックオン)で、墓前に置かれた自分と同じ白薔薇の花束を見て「あの人が」と呟いたのはライル(2代目ロックオン)だそうです。視聴者の多くが逆だと思い込んでいたらしいのですが。もしも「あの人」とライルが言ったのがニールだとしたら、他人行儀な呼び方だと思わざるを得ません。
両親と妹を殺した自爆テロに対する怒りも滾る怨嗟の焔を燃やし自らを滅ぼしたニールに比べて、何も感じていないのではと疑いたくなる程にライルの温度のなさは不自然でした。