金田一少年の事件簿
小説3
電脳山荘殺人事件
発売日：2012年9月12日
著者：天樹征丸
挿絵：さとうふみや
定価：本体 680円（税別）
ISBN：978-4-06-370887-5
シリーズ：講談社漫画文庫
雪に閉ざされた「ロッジ・シルバーウッド」に迷い込んだ金田一一と美雪。そこにはパソコン通信で知り合った、互いの名も素性も知らぬ7人の男女が集うことになっていた。それぞれのハンドルネームしか知らないはずの、風変わりなこの集団には、忌まわしき過去が隠されていた――。雪山が闇につつまれる頃、仕掛けられた恐るべき殺意の罠にかかった一人目の被害者。白い雪は鮮血に染まり、冷酷な復讐者「トロイの木馬」の皆殺しゲームがスタートする――！
出版日：2014年12月17日
著者：
［原作］ 天樹征丸
［漫画］ さとうふみや
定価：本体 429円（税別）
ISBN：978-4-06-395271-1
シリーズ：講談社コミックス
〈裏表紙〉
［狐火流し殺人事件］
カブスカウト時代の仲間・茉莉香の葬儀を知らせる電報を受け取った一（はじめ）は、白狐村でかつての旧友達と再会する。そこで知らされたのは、2か月前、茉莉香が何者かに殺害されていたという、衝撃の事実だった。その夜、村の古くからの習わしである「狐火流し」に参加した一（はじめ）達は、新たな犯行を目撃する―――。
「雪影村殺人事件」の時もそうだが、日本各地にレギュラー以外の幼馴染が湧いて出て、そして知り合った当時は仲良しでも一が去った後にトラブルが生じて破綻しており、仲良しグループは崩壊して殺人事件の加害者と被害者に分裂している。犯人の神小路陸の母親がスズメバチによるアナフィラキシー・ショックで死んだことを知らず、謝るつもりだった筈の茉莉香が喧嘩を売ったも同然の憎まれ口をたたいた所為で、謝罪すれば起こることの無かった悲劇が現実になってしまった。
そして翌年春！2015年4月17日、大学時代の明智健悟が復讐劇を暴く第5巻が発売される予定だ。
発売日：2014年12月17日
著者：
［原作］ 天樹征丸 / さとうふみや
［漫画］佐藤友生
定価：本体 429円（税別）
ISBN：978-4-06-395273-5
シリーズ：講談社コミックス
〈帯・表〉
『金田一少年の事件簿』公式スピンオフ！
主人公は警視庁捜査一課の誇る完璧超人・明智健悟！！
究極の警察ミステリー！！！
〈裏表紙〉
『金田一少年の事件簿』公式スピンオフ！
捜査一課の最若手、小林竜太郎には相棒がいる。警視庁きってのエリート警部、明智健悟。キザで自信家、イヤミで意地悪。捜査中、いつも明智にいじめられる小林は、それでも明智への敬意を失わない。理由は一つ。熱き心を内に秘め、神に迫る知能を武器に、あらゆる犯罪に立ち向かう。明智健悟こそは小林の憧れる、「正義の刑事」そのものだったからだ。
傑作警察ミステリー、開幕！
明智警部の事件簿
マガスペ連載作が大人気につき登場！！
特別出張番外編！！
主人公はあの、完璧超人・明智健悟！！
彼がまだ、金田一と出会う以前の物語。
週刊少年マガジン
1号
若かりし明智&剣持コンビが謎の真相に迫る！
『金田一少年の事件簿R 学生明智健悟の事件簿』
特別出張掲載！
警部時代の明智が主役！「マガジンSPECIAL」発スピンオフ！
『明智警部の事件簿』
金田一少年の事件簿R
学生明智健悟の事件簿
第3回
〈扉絵〉
学生・明智と警部補・剣持、若かりし日の初対面（ファースト・コンタクト）！！
前回のあらすじ
大学生の明智健悟は、深刻な悩みを抱えているという高校時代の先輩・美国礼菜に会うため、音羽山女子大の学園祭に赴く。その学園祭で、礼菜は自分を苦しめる男・海堂の殺害計画を実行に移した！間もなく海堂の死体が発見され、捜査の為に大学に来たのは若き剣持警部補だった！
美国礼菜：それでは次の曲です。東京大学2年生の‥‥明智さんのリクエストでMr.Childrenで『HERO』。どんな時も僕は君にとってのヒーローでありたい‥‥そんな曲です。
松本零士SF傑作選 機械化人都市（マシンナーズ）
発売日：2000年1月某日
著者：松本零士
定価：本体 550円（税別）
ISBN：978-4-06-260678-3
シリーズ：講談社漫画文庫
〈amaon〉
日本人が地球上で絶滅！？2×××年、モリ・シゲルが目覚めると、そこは日本人が絶滅した世界だった。不気味な新人類（ミュータント）が闊歩する恐怖世界で、モリは日本人絶滅の謎と怪人物・大和重造の正体を追うのだが――！？未来都市を舞台に、最後の日本人モリ・シゲルの孤独な愛と復讐を描いた近未来サスペンス。松本零士ワールドに酔いしれる1冊！！
〈帯・表〉
日本人が地球上で絶滅！！？
不気味な新世界で、唯ひとり闘う男とは！？松本零士の世界へダイブ（DIVING）する1冊。
〈双葉社 パワァコミックス版の折り返し・表〉
☆不気味な新人類ホモレズのために、あわれな機械化人間（マシンナーズ）にされた日本民族の最後の生存者モリ・シゲルの孤独な愛と復讐のドラマ！！SFコミックの代表作家・松本零士の傑作☆
収録内容
PART1 フェラス
PART2 ドクトル・ナレヤ
PART3 四次元屋敷の恋人
PART4 類人猿都市
PART5 女の一生24時間
PART6 大東京湖時代
PART7 聖女シェス
PART8 雨の夜の志麻
PART9 雪子の血
PART10 地底城の女
PART11 海に消えた衿子
PART12 大四畳半のヒミコ
PART13 深海魚人計画
PART14 マシンナー・モリ
A. 機械化人都市（マシンナーズ・シティ） 双葉社 パワァコミックス 全1巻
B. 機械化人都市（マシンナーズ・シティ） 双葉社 アクション・コミックス 全1巻
C. マシンナーズ MACHINNERS 《完全版》 朝日ソノラマ サンコミックス 全1巻
D. 松本零士SF傑作選 機械化人都市（マシンナーズ） 講談社漫画文庫 全1巻
「別冊漫画アクション」1969年11月 - 70年6月に「マシンナーシリーズ」として連載された。76年のコミックス刊行（A）の際に『機械化人都市（マシンナーズ・シティ）』に改題され、細かい変更を経て文庫版化に伴い漢字の“機械化人都市”はそのままに“マシンナーズ”になった。何故？更には、如何なる事情なのか全14話の筈なのにAでは第3話と第7話が未収録で、Bは第3話が未収録である。
発売日：2012年4月12日
著者：
原作
さとうふみや
漫画 天樹征丸
定価：本体 713円（税別）
ISBN：978-4-06-370842-4
シリーズ：講談社漫画文庫
〈裏表紙〉
突然持ちかけられた1億円の遺産相続をめぐり、氷壁岳にある「雪稜山荘」へやって来た一（はじめ）。雪に閉ざされたその山荘には、一の他に、7人の相続候補者たちが集められていた。だが、候補者のひとりが密室状態の部屋で“冷凍死体”となって発見される。しかも、死体はその後、忽然と消えてしまい……！？悲劇が生んだ「雪霊伝説」と、その伝説になぞらえ、奇怪な死を遂げていく候補者たち…。はたしてこれは、雪山に彷徨う「雪霊タカハシ」の仕業なのか！？
松本洋子
なかよしデラックス2月号掲載 単行本「だれかが見つめてる」収録
評判の母親っ子だった少年アンジー。病弱な母マデイラは湖で亡くなったらしいが、遺体は見つからず、湖畔にショールだけが残されていた。マデイラのお葬式から3ヶ月がたった。アンジーの父ウォーレンは秘書のクレアと再婚することをアンジーに話す。アンジーは父に反対するが、やがて父の再婚を受け入れる気になる。しかし、パーティーでアンジーはおかしな噂を耳にする。母が生きていた頃から父とクレアは愛し合っていて、クレアの連れ子の5歳になるニーナは、実は二人の娘だと。それが事実ならば、2人がマデイラを殺したのではないか？嘘にきまっていると飛び出すアンジー。いつの間にか、気がつくと母の亡くなった湖に来ていた。そこでアンジーは、凍りついた湖に母の遺体を見つける。そして、母の胸にはナイフが突き刺さっていた！普段は深い湖底に沈んだ死体だが、凍てついて透明度が増すとその姿を現すらしい。
アンジーは母の仇を討とうと復讐を決意する。居間からピアノの音がするので、クレアは弾いていたのはアンジーだと思い褒める。しかし、「この家でピアノを弾けるのは死んだママだけ」と、アンジーは言う。クレアはその発言に寒気を覚える。更には、ウォーレンと二人で撮った写真の入った写真たてをアンジーに壊されたクレアは自身はアンジーから嫌われているとウォーレンに訴える。何よりアンジーの容貌がマデイラに似ていることが、クレアを不気味がらせた。
ある日、アンジーの学校の担任からクレアは呼び出され、アンジーの描いた絵を見せられる。その絵には湖上に浮かぶアンジーの母マデイラの遺体が描かれ、胸にはナイフが刺さっていた。学校からクレアが戻って来ると娘のニーナが庭のブランコで遊んでいたが、ブランコの綱が切れ、ニーナはクレアの目の前で転落死する。クレアは「ブランコに細工をしてニーナを殺した」とアンジーを責めるが、ただの事故死とみなされた。ニーナのお葬式の後、クレアが疲れて眠っていると、夢の中でマデイラが目の前に現れる。恐怖で目を覚ますと、ベッドの横にはアンジーが立っていた。父に部屋に戻るよう言われたアンジーだが部屋には戻らず、廊下に潜む。そこで、クレアと父の会話を盗み聞きする。「あの子は知っているのよ。あたしたちがマデイラを殺したことを！」湖にマデイラを呼び出したクレアは、ウォーレンはお金目当てでマデイラと結婚し自分達の間に子供もいる、マデイラの病死を待っていたのだと告げる。しかし、いつまでも死なないマデイラに苛立ち、もう待つのは嫌になったとクレアは言い放つ。木陰からウォーレンが現れ、ナイフでマデイラを刺し殺す。
アンジーが復讐しようとしているとクレアは恐怖を感じ、自分達も殺されてしまうとウォーレンに訴える。アンジーを殺すか、そうでなければ遠い地の寄宿学校に送るように懇願する。ウォーレンはクレアの要求を聞き入れ、自分の三日間の出張の後、アンジーを寄宿学校に入れる手続きをすると約束する。
ウォーレンの出張中、クレアとアンジーは二人っきりになる。アンジーは自身で手を下さない。強盗が玄関のドアの前にいるとクレアに思い込ませ、父ウォーレンだと知りながら彼女に撃たせ、まず父親に対する復讐を果たす。自身が騙されたことを知りアンジーを詰るクレアに対し、母マデイラを殺した罪を突きつけ死ねと冷たく言い放つ。罪に塗れても幸福になりたかったウォーレンと愛娘ニーナを失い、生きる希望を失ったクレアは自殺した。アンジーの計画通りに。
