Life be kind

人生が優しいものになるように暮らす私の好きなこと
おいしいものの食べ歩きかららフラや音楽などのあれこれです

主治医のガンに思ったこと

2014-09-25 | 日記
ワンコの主治医(獣医)さんなのですが

お世話になっているその先生の診察室に入ると 診療を事務方で手伝っている娘さんが来られ 「父が入院することになりまして・・こちらに緊急連絡先を書いて下さいますか」と 何かの時のためにか用紙を渡されたので 動揺しながら書きこんでいたら 向かい側に居られた先生ご本人が

「ガンの手術入院なんだよ~取っちゃえば治るんだ」 といつも通りの快活な声を装って言われ
それが 3年前に同じような言葉を 今は亡き父が言っていたのとかぶったので さらに凍りつきました・・・
父の場合は 精密検査をしたら もう手術はできない状態だと告げられましたが

「初期なので大丈夫です」と娘さんも先生も言ってたものの この病名は聞くのも辛く苦しいです


この先生と最初にお会いしたのは まだ先生が50代後半の頃で それからも見た目はあまり変わらないし 私の中では年齢のカウンターが止まっていたというか 「ボクはもう65歳だから」と言われてハッとしたと同時に 

かつて 私の年上の知人が切々と私に話していたことを思い出しました・・・




その知人が 定年が視野に入った頃でしたが 今後は自分だけの力で生きるという話を彼女はしながら「歯医者 眼医者 内科から全部を  自分より年下の 若い先生の病院に変えたんです」と 続けて 「今までかかっていた先生が みんな年上でおじいちゃんになっちゃってて・・ 私はこれから生きていく中で 自分が診て欲しい時に みんないなくなっちゃうなって思ってね」と


ぼんやり聞いていたけど その人が何年も前に考えていたことや不安が少し理解出来た気がしました


先生はいつまでもいてくれない・ か  



(初めて入ってみたその街のコーヒー専門店で)



自分のかかりつけの病院でも 考えてみたらあと10年もしたら(辞められたりして)いない先生がいるかも知れないけど
世代の入れ替わりは仕方ないし 代わりのきくものだったら 次のひとに引き継いでもらえばいいと ふだんは気楽に考えている部分が多いですが 

あんまり先々のことを考えないでいたけど 考えすぎない範囲で 考えておいた方が良いことがあるのかもとも思いました    


にほんブログ村 ライフスタイルブログ 都市生活へ