力を抜くのって難しいの? VS 太極拳 推手 馬貴派八卦掌 戴氏心意拳
2011年5月1日(日)晴れ後雨 原発のニュース減ったな…
※写真は結構前のです。
今日は入会者と数人で練習、八卦掌が多く
太極拳は少なめ、でも新人さんがいらしたので
張り切って行きました。
途中から順指導員の方と新人さんとの推手を交代して
少しお任せしてみた。新人さんは他の武術を練習して
いらっしゃるようなのだが、太極拳は初めてのようで
少し困惑しておいででした。
順指導員さん「力を抜くのが難しいようですね。」
※そりゃ難しいよな、新人さんってくらいだから初日だしな。
確かに太極拳の推手は力のコントロールを最初に学ぶことになる
私は太極拳推手倶楽部の見学者で他の武術をされている方々には
ほぼ必ず「心がしんどいですが大丈夫ですか?」と一応
たずねることにしている。
推手で力がガチガチに入っていると練習にならない、それどころか
逆に飛ばされたり、崩れたりする、また押し切れても練習にならない。
抜くことができない人は力で押し勝つか、抜くことに気がつくまで
やられ続ける、そしてこの両方とも練習としては無駄に終わっている。
太極拳の最初の練習課題である”力を抜く”というのはできる人にとっては
比較的簡単で、できない人にとっては何がなんだかわからないらしい。
私の練習している太極拳では大老師は「素直になりなさい」とかいろいろ
おっしゃっています。「捨己従人」と言うんでしょうか、己の我を捨て
相手に逆らわずに従う。これを推手に当てはめていく感じ。
※私はつい最近まで実際にはよくわかりませんでした・・・
言葉と意味はわかるんだけど、どう使って行くのかなど。
「負けに投資する」この言葉も好きです。
※散々言われ続けた覚えがあります、理解できなくてすいません…。
賛否両論ですので私は好きだと言って置きますが。
推手においてはこれは心を鍛える?ことと技を鍛えることを同時にできる
うまい考えだとおもいます。
勝ち負けが悔しいとかそんな気持ちを、とりあえずどこかの棚に置いといて、
とにかく負けても良いから正しく技の練習をしたら良いかとおもいます。
私はそういう解釈ではないかと思っています。※つうかそういう解釈ですね。
推手の上達法がこの言葉に集約されています。
推手は太極拳の練習方法の一つで、練習時にゴリ押しで勝っても
特に意味を成さないことに気づくと、この言葉の意味もわかって来ると
思います。最初に戻りますが、心がしんどいと言うのはこの事です。
勝てないから心が辛いのか、勝てるけど上達した気がしないとか
何時までたっても押し合いへし合いをしている自分を見てしまったから
辛いのか。
そこで「負けに投資する」この言葉を理解し(私も怪しいが・・)
しっかり練習を見つめなおしてほしい。
そうすることで”力を抜く”ことにも通じて行くのではないか。
(実際最初は自分で抜けてるのなんかわからなかったけどね。<~^_^;)
※は私の心の声です| 冫、)ジー
※なんだかいろいろ書くと収集をつけるのが難しいな~まあブログだからいいかな。