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中国拳法(ちゅうごくけんぽう)ぶろぐ!Wu shu Kung fu 太極拳 八卦掌 戴氏心意拳

ちゅうごくけんぽう(中国拳法)を
練習する管理人の様々な出来事を
書いていきます。
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有るようで無いような戴氏心意拳、八卦掌

2014年07月14日 | テコンドー 武術 武道 中国武術
夏ですね。

中国武術で一番つらい季節だと私は思っています。
何せ身体を暖かいですし東京は湿度がさほどないのでその辺は助かりますが
降水短時間予報ってのまで最近でてきてます、最近雨がドバドバ降ることが多いですね。
こう言う降水短時間予報っていうのが必要な時代なのでしょうか、温暖化なんとかならんでしょうか。
練習の時は対練で汗べとべとでやっております。まあこれも夏の風物詩とでも言いましょうか。

先日の練習を少し振り返って。
呉式太極拳はどちらかというとしっかり相手と密着しており、力のつながりを聴きますが、
八卦掌や戴氏心意拳はあまりがっしりとは組みません、先日の練習で呑吐の練習をいたしました。

これは戴氏心意拳も八卦掌も技法の中に入っており、難しい部類の技術となります。

太極拳では引進落空にあたる技法だと思います。
しかし、聴勁があまいと相手に入られ手痛いことになります。

この技法を成功させるコツはいかに自分の間合いまで相手に入っていくか
太極拳のように最初から推手では組みませんからその辺りは基礎練に掛かっているわけです。
それはそれでしっかりやってもらうことにして、先日の練習の一番の問題は自由にやり合う中では、間合いの制御や
自分自身の心の問題を解決せねばならないと改めて実感させてられました。

知識があれば心は安定しやすい。

知識がなければ不安でいっぱい。

経験があれば安定しやすい。

経験がなければ不安でいっぱい。

経験で最も良いのは実戦ですが、仮想敵では練習での組手など推手もよいですが
実際に叩かれるかもしれないという恐怖に打ち勝って身体を動かす事で実戦でも自分のパフォーマンスを
最大限に限りなく近く上げれるのではないかと思います。

個人的にはこのあたりがキーワードではないかと…




力がいらない太極拳推手は無い!! 

2014年07月04日 | テコンドー 武術 武道 中国武術
雨が降ったりやんだり梅雨ですね。
個人的には一番嫌な季節です梅雨、夏は苦手です。

太極拳や気功やってるせいもあるんですがすぐに温くなってしまう=暑い…

最近すごいなって思ったのは後藤真希さんモンハンしながらスキンケアするんだって(^^;
ながらっていいよね。やりながらとか"意"の世界ですね、脳をきたえられるかも。

最近、っていうか最近もこんな質問があった、突然の電話が多い。
「太極拳って力をつかわないんですよね?」
これは日本語と中国語の問題であるとおもった。

私もよく鄭子の師匠からは「力を使わない!」とこっぴどく叱られたものでした。(いや、そんなには怒られてないか(^^;))
「あー力を使わないとどうっやって相手の力をそらすんだろ?」ってずーっと思っていました。

違うんです。

「力」(ちから)と「勁」←これも力

使うなと言われているのは「力」で使っていのは「勁」である。

これがわかったときは「ふざけんな~!」って思ったものでした。

日本人的には「必要のない力はいらない」とか言われた方が解りやすいかもしれませんね。

中国人の老師から習う難しさと言うものでしょうか。(私も数人付き合いがありますが)
かなり日本語ができる中国人の太極拳の先生も感覚などがずれるのです。
相当日本語が出来ても思っていることが違うとどんどんずれてきます。

例えば「腰」の位置はどこでしょう?

骨盤でしょうか?腰椎でしょうか?日本語は細かいのです。そして太極拳の中での専門用語もあり、
その辺りで回していいのかダメなのか、認識の違いは数年単位で練習を遅らせます。

太極拳は特に教えない武術とも言われていて、「弟子には三手隠す」ということが
昔から行われていて色々ひどいことになってきています。

私も二十何年太極拳をやってきていますが未だにこの問題には良く遭遇しますよ。

言葉って大事だね。

日本人の中国武術で育ってきている人はどのくらいいるのだろうか?
そういう人に習った方がこの問題は解決早そうだけどね。そういう人も意外とちゃんと教えないんだな~
悪しき中国の伝統かね、やだね~。套路とかは教えても肝腎なことは結構教えてくれないからね。

うちは…
お…教えてるさ!内功だって発力だって教えてるよ!!
うちは套路の方が進みが遅いくらいだしね。


小林礼奈ちゃんみたく色々な事に思いっきりがつけばいいのだけど…










プロが育つ団体

2014年06月19日 | テコンドー 武術 武道 中国武術
プロが育つ団体

先日知人のテコンドーの道場へお邪魔した。
埼玉や東京で活躍をされている(全世界かも知れないけど)
朴 禎賢先生の道場にお邪魔させていただいた。

まず道場がご自宅のビルである。
まさに道場と言う感じで凄かった。

練習も見学させて頂きました。
有段者が数名おられ朴先生が他の方を指導している時に
その方達が後輩を指導する、それが自然で気持ち良く出来ていた。

更に見学していると遅れて何人か来られ紹介された方にプロで
テコンドーをされている方もいた。これはすごいことである。
中国拳法でプロでやってらっしゃる方はもちろんいる。しかし
表演武術が9割以上である。これは武道として業界として中国拳法が
未成熟な証拠である中国拳法(中国武術)のプロは強くないのである、
これもまた下が育たない問題であろうか。

中国武術はその中身は多くの流派で構成されており、各流派練習も
組手などのルールも違うため統一感が全くない。まあ、どうしよう
もないのであるが…

テコンドー団体凄いです。(って言うか朴先生凄い)
後輩を育てようと言う心が根付いている中国武術はそこをもっと
考えるべきである。せめて道場を近くに作らないとか、生徒の取り合いとか
(中国ではあたりまえらしい)きっちり考えて行かないといけない。
ブログなどで相手を罵倒しても始まらない。解決しない。
そんなことしててもプロを目指す人もいないし、いてもやる気もでない。

中国武術は一つのカテゴリーに過ぎず多くの流派があるのでより合うのは
正直難しいけれど、そのようにして行かないと今後は無いであろう。
私は中国武術 せめて自分の練習している流派くらいはプロを目指す人が
安心して目指していける団体作りを目指したい。

団体とか語ると熱くなるよな…まあ夏だし少しくらい許されるか、本当に中国武術結構ヤバイかも知れない。いろいろ考えてはいるんだけどね。

テコンドーの朴先生の道場やその大元の団体は整備されていて羨ましい。
今からテコンドーやるわけにも行かんし、でも朴先生の話を聞いたり
質問したりでいろいろ心の整理がついた。やることもわかった。

確かに楽な仕事は無いですね。