陳式太極拳講習会が終わって。
毎回の事なのだが、陳式太極拳という
太極拳の深さを教えてもらった講習会だったと
言える。
今回は特に足からの力を意識させるような
練習を多く取り入れ、それをしつこいくらいに
練習させるやり方、それは太極拳推手倶楽部での練習の
やり方に似ている しつこいくらいに按の練習をさせる
基本の発力の練習など。
やはり伝統拳はそうなのだなと、毎回納得させられる。
その練習の中でさらに練習生に飽きられない工夫が見られ
講師という視点からも参考になる講習会でした。
技法ではない根本の功の力を鍛える
太極拳に限らず大事なことだ。
それは、現代においてもオリンピックの選手と
素人のスポーツを楽しんでいる方との
違いでもわかるように(考え方が違うと言うのはおいておくとして)
根本の力が弱くてはその分野に置いては
どうにもならないところがある、
そうして、陳式太極拳に限らず太極拳、八卦掌、戴氏心意拳
そのどれをとってもその理屈は変わらない。
それは私が馬貴派八卦掌とであったときに教わったことと
一致し、物事の基本的な原則ではないかと思う。
坂野裕先生がこうして太極拳推手倶楽部 東京まで
やってきてくださった意味を参加者の方々は
考えてみてほしい。
太極拳推手倶楽部 会長
江口 博
http://suisyu.takara-bune.net/
内容的には
纏絲勁の説明と練習の仕方、実際の力の運用法など。
採気法の説明と練習法をいくつか。
套路の練習(老架一路を第三 金剛搗碓まで)
おまけ
陳家溝でのお話 いろいろ・・・