凧師のひとり言

江戸角凧に魅せられて40数年。東京生まれ!江戸っ子? 実は三代続いていないので「東京っ子」かな? 千葉県九十九里に在住。

凧絵を描く 4.『色差し』  明るい色から

2010年07月21日 | 凧の制作
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『薄墨』 が入ったら、いよいよ 『色差し』。
色は明るい色から差していく。

今日は 『黄色系』 の 『色差し』 をする。



べた塗り <金太郎の腹掛け 後部>






金太郎の足もとの岩 






黄色が乾かない内に 茶色を差す。
黄色と茶が混ざり合ってぼかす事ができる。 <簡単なぼかしの仕方>



『墨入れ』 で使った 『ぼかし』 の技法を使う。



刷毛の半分に色(黄色)をしみ込ませる。



刷毛の反対側の色の入って無い部分に水をしみ込ませる。



刷毛の向かって左側が色、右側が水。
真ん中で混ざり合って一筆でぼかしができる。



凧絵では、この 『ぼかし』 を あちこちに使う





































今日は、黄色系の色差し。
明日は、滝の部分、水色系を差す。




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