江戸の粋 小物細工、指物師の技法を受継ぐ細工物の小粋な世界をご覧下さい。

江戸には沢山の職人が技を競っていました。その人達が技を磨くため、細工の極致を極めたのが小物細工です。

「不思議の国のアリス」のバック作りました

2015年04月10日 | 江戸小物細工 Selections

可愛い布を見つけたのでこんな手提げバックを作りました

 

以前に小さなポシェットを作って差し上げた

4歳の女の子のお母さんに差し上げようと思って作りました

 

100×50㎝の生地の柄を

いろいろ思案しながら自分の好みで

つなぎ合わせて作りましたので

はたして気に入って頂けるか不安でした

 

少し離れた所に住んでいらっしゃるので

ご両親様を通してお渡ししましたら

実は「アリス…」が大好きだったとのことで

たいへん喜んでくださったそうで私はとっても嬉しかったですね

 

 

布がギリギリだったので苦肉の策で

持ち手と底の部分は生地をつなぎ合わせてあります

 

もともとは右側のA4サイズの書類が入る入れ物を作ってほしい

との依頼でこの生地を見つけてきたものです

 

生地を使いきって残ったのはこれだけです

 

自分が子育てをしていた頃も

どこに行くにも荷物がいっぱいだったことを思い出して

これならおむつを入れたり

何かに使っていただけるかな~と思って作った

手提げがとっても喜んでいただけたようで

私もこんなに嬉しいことはありませんでした