２０１９／０７／２１ 「バリー・シール アメリカをはめた男」

「バリー・シール　アメリカをはめた男」

バリー・シール　パイロット（トム・クルーズ）
シェイファー　ＣＩＡ（ドーナル・グリーソン）
ルーシー　バリーの妻
ＪＢ　ルーシーの弟

起：パイロットのバリーは、ＣＩＡに依頼されて中米で仕事をする。
承：麻薬組織に頼まれて、そちらの仕事もする。
転：問題になるが、強い力が働いて不問になる。
結：バリーは、麻薬組織に始末される。

　１９７８年。パイロットのバリーは葉巻の密輸で稼いでいた。
そんな彼にＣＩＡシェイファーが声をかけ、会社を辞めて儲けないかと持ちかける。
バリーは中米各国を飛び、上空から基地の写真を撮影する仕事をする事に。
子供が出来た彼は、次第に仕事の量を増やす。
すると、別の男から新たな儲け話を持ちかけられる。
男はカルテルのメンバーで、米国へのコカインの密輸を依頼する。
　バリーはコロンビアで捕まり、ＣＩＡに出所させられる。
今度は、自由の戦士の為にと武器を運ぶ事に。
兵士も運び、訓練所を作る。
以前のカルテルが接触してきて、再びコカインも運ぶ事になる。
妻ルーシーの弟ＪＢも参加する事に。
ＪＢは逮捕されてしまうが、金を渡して高飛びさせる。
　自由の戦士用の銃が使われていないと判明し、シェイファーは撤退する事に。
バリーとの関与を示す書類も処分される。
バリーが逮捕され、ＦＢＩやＤＥＡが引き渡しを求める。
だが、強い力が働いて釈放される。
　バリーは密輸の仕事を受けつつ、ＤＥＡの指示で撮影する。
カルテルとも組むが、バリーが撮影した写真が報じられ、裏切り者だと怒らせる。
　一方、反逆者として裁かれ、社会奉仕活動をする事に。
厚生施設に出頭させられるが、そこで襲撃を受ける。
コロンビアの麻薬組織による犯行だった。

　と言う訳で、実在したと言うパイロットバリーの話。
彼はＣＩＡに頼まれて中米各国のスパイ活動を引き受ける事に。
ついでに麻薬組織の密輸にも協力する事になり、善悪双方で稼ぐと言う訳。
もちろんそんな事が長く続かず、やがて破綻する。
インチキくさい悪党と言う印象で、
トム・クルーズもいろんな役柄やりたいんだろうけど、ちょっと似合わない。