ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2015/06/27 「バンデットQ」

2015-06-27 00:00:00 | 日記
バンデットQ(1981年英)

ケビン 少年
ナポレオン (イアン・ホルム)
ロビンフッド (ジョン・クリーズ)
王 (ショーン・コネリー)
悪魔 (デビッド・ワーナー)
創造主 (ラルフ・リチャードソン)
タイタニックの乗客 (シェリー・デュバル)

 ある日、ケビン少年は部屋に突然現れた小人たちに出口を教えろと言われる。
創造主だと言う顔に追いかけられ、穴から抜けるとナポレオンの時代へ。
盗賊団だと言う小人たちは、穴を通って未来から財宝をいただいていたのだ。
だが、次に行った時代では、義賊のはずのロビンフッドに財宝を奪われてしまう。
再び創造主に追われたケビンは、小人たちとはぐれて中世へ。
そこで王に気に入られ、跡継ぎに指名されるが、現れた小人たちと逃げる羽目に。
タイタニック号に乗るが、沈没してしまい、漂流した末に暗黒城にたどり着く。
地図を狙う悪魔の罠で、一同は捕らわれてしまう。
何とか脱出したケビンは、悪魔と戦う羽目に。
小人がいろんな時代の連中を引き連れてかけつけるが、歯が立たない。
すると現れた創造主が悪魔を破壊。
創造主は、すべての出来事を承知で試みていたのだと言う。
気がつくとケビンは火事の家から助け出される。
不思議な出来事だったが、写真が残っていて事実だったと知るケビンは、
悪魔の破片に触れた両親が爆発するのを目撃。
呆然とする中、消防士に扮した王がウインクして立ち去るのだった。

 と言う訳で、テリー・ギリアムによるファンタジー。
少年ケビンは、時間移動して未来から財宝を盗み出す一団に巻き込まれる。
この巻き込まれ方は、ナルニア物語風。
行く先々で、ナポレオンやロビンフッド、タイタニック号などと遭遇するが、
それぞれの描き方はあっさりしていて、タイタニックはあっという間に沈む。
公園のボートがひっくり返った程度。
盗賊団たる小人たちには未来の出来事なので、
あまり感銘を受けないのかも知れないが、ちょっと物足りない。
ショーン・コネリーが王の役で出ていて、ラストに別の役で再登場するが、
なぜ彼だけ特別扱いなのかもピンと来ない。
コメント
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