ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/02/02 「宇宙からのメッセージ」

2014-02-02 00:00:00 | 日記
「宇宙からのメッセージ」

[勇士]
シロー 暴走族(真田広之)
アラン シローの仲間
メイア シローの仲間。金持ちの娘
ジャック 借金している男。チンピラ風
ガルダ 軍人(ビック・モロー)
ハンス王子 正統な後継者(千葉真一)
ウロッコ エメラリーダの部下
ロボットのベバ

エメラリーダ 長老の孫(志穂美悦子)
ノグチ議長 (丹波哲郎)
ロクセイア ガバナス皇帝

起:惑星ジルーシアはガバナス軍の攻撃を受ける。
承:様々な8人が、勇士の証であるリアベの実を手に入れる。
転:8人はガバナスとの戦いを決意する。
結:ガバナスを倒す。

 惑星ジルーシアは、強力なガバナス人の侵略を受けていた。
長老は勇士を集めろと言って、8つのリアベの実を孫娘エメラリーダに託す。
 地球人シローは宇宙へ飛び出す暴走族だが、リアベの実を手に入れる。
軍人ガルダや、借金しているジャックもまたリアベの実を手に入れる。
 シローらは宇宙蛍を採りに行き、倒れているエメラリーダを発見。
エメラリーダはシローらがリアベの実を持っていると気付き、勇士だと呼ぶ。
だが、シローらに戦争の経験はなく、リアベの実を売ってしまった者もいる。
仲間のメイアは勇士ならば戦えと言うが、
シローらはリアベの実の話を本気にしていない。
メイアは怒るが、彼女もリアベの実を手に入れる。
反省したシローらは、手放したはずのリアベの実が戻っている事に気付く。
 ガバナスは、エメラリーダと共に捕らえた地球人から、地球の存在を知る。
ガバナスは、地球に属国となるよう要求。地球艦隊を攻撃し、全滅させる。
この事態に与党は解散。ノグチ議長は、旧友ガルダに助けを求める。
一旦は断るガルダだが、リアベの実が光るのを見て、戦う事を決意する。
 ガルダは特使として交渉に向かう。
ガバナスの皇帝ロクセイアは月を破壊し、降伏せねば地球も破壊すると警告する。
 戦う事を決意したシローらは、小惑星でガバナス人に会う。
ガバナスの正当な王子だと言うハンスもまた勇士で、正義の為に仲間に加わる事に。
 一同は合流し、6名の勇士が集まる。
ガバナスを倒すには、敵母艦の動力炉を爆破するしかない。
 ロボットのベバもリアベの実を手に入れ、7人目の勇士だとわかる。
だが、勇士たちはまとめて捕まってしまう。
エメラリーダの家臣ウロッコが、勝ち目などないと裏切ったのだ。
だが改心し、彼もまたリアベの実を手に入れて、8人目の勇者だとわかる。
 勇士らは出撃。ハンスがロクセイアを対決の末に倒す。
シローらは動力炉に突入し、敵母艦の爆破に成功。
勇士らは脱出し、追跡する他の敵戦艦も破壊する。
 エメラリーダは、この勝利をリアベの実の奇跡だと言う。
シローらは地球に迎えると言うが、エメラリーダは新しい地を探すと言う。
ハンスも協力する事に。
ガルダは夢だけは無限でありたいと話し、一同は宇宙に旅立つのだった。

 と言うわけで、スターウォーズ公開に合わせて、日本で急造したSF作。
東宝が惑星大戦争を作り、東映は本作をこしらえたと言う訳。
物語は里見八犬伝を元ネタにして、侵略された惑星を救うため、
地球人を含めた8人の勇者が活躍する。
千葉真一、真田広之、志穂美悦子と言う毎度の組合せだったり、
勇者の中にどう見てもヤクザ映画を思わせる日本のチンピラがいたりして、
良くも悪くも東映色。(東宝系の役者も出てるけど)
ラストで敵基地に突入して攻撃するシーンは、本家のデススター攻撃を思わせる。
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2014/02/02 「ロード・オブ・ウォー」

2014-02-02 00:00:00 | 日記
「ロード・オブ・ウォー」

ユーリー 武器商人(ニコラス・ケイジ)
ヴィタリー ユーリーの弟
エヴァ モデル。ユーリーの妻
ワイズ氏 大物武器商人(イアン・ホルム)
ジャック・バレンタイン捜査官 (イーサン・ホーク)

起:武器商人となったユーリーは、闇取引に手を出す。
承:危険な世界に、妻や弟は耐えられなくなる。
転:ユーリーは逮捕される。
結:結局ユーリーは釈放される。彼は必要悪なのだ。

 世界には12人に1丁の銃がある。
武器商人のユーリーは、1人1丁を目指すと言う。
 ユーリーが住んでいたのは、リトルオデッサと言う犯罪の多い地区だ。
ある時、撃ち合いに遭遇したユーリーは、興奮を覚える。
商才があったユーリーは、暴力から逃げるよりも飛び込むべきと考える。
 83年。ユーリーはベルリン兵器フェアに参加。
大物ワイズ氏を見かけるが、相手にされない。
 そうなれば、武器を入手する方法は闇取引しかない。
米軍は戦地に武器を廃棄している。これを中古で入手するのだ。
ユーリーは様々な身分証を使い分け、国を問わずに売りまくった。
 88年。巡視艇に怪しまれるが、捜査官を抱き込み、芋を輸送している事にする。
 取引相手に麻薬で支払うと言われ、断れば撃つと脅される。
仕方なく麻薬を受けとるが、相棒である弟ヴィタリーが麻薬中毒になってしまう。
ユーリーは輸送業と称して、モデルのエヴァに接近。彼女と結婚する。
 92年。ユーリーはウクライナへ行き、兵器を買いまくる。
ワイズ氏は、武器商人が戦地へ行くと戦争が長期化すると批判する。
 リベリアではパブティスト大統領に会う。
残虐とされる人物だが、取引して多額の収入を得る。
大統領はワイズ氏を捕らえ、ユーリーの仕事を奪う気だと言う。
ユーリーは止めるが、大統領はワイズを射殺してしまう。
 ユーリーは妻エヴァに高額な宝飾品を贈る。
エヴァは出どころを聞こうとしなかったが、何者かがゴミを探っている事に気付く。
捜査官バレンタインはエヴァに会い、捜査への協力を求める。
エヴァはショックを受けるが、ユーリーは彼らの話を信じるなと言う。
だがユーリーを尾行したエヴァは、怪しげな銃やパスポートを見付ける。
 2001年。ユーリーは再びヴィタリーと組む事に。
残虐行為を見たヴィタリーはショックで暴れ出し、射殺されてしまう。
ユーリーは取引を続け、ヴィタリーが恐れた通り、虐殺は行われた。
 ユーリーはヴィタリーの遺体を持ち帰るが、
銃弾の摘出を怠った為、拘束されてしまう。
エヴァは子供と出ていき、両親にも相手にされない。
バレンタインは勝利だと言うが、
ユーリーは君の上司は釈放を指示するだろうとうそぶく。
証拠が残るとまずい取引もある。ユーリーは必要悪なのだ。
 結局、ユーリーは釈放され、再び天職に戻る事に。
最大の武器輸出者は、米英仏露中と言う国連の常任理事国なのだ。

 と言うわけで、武器商人を主役にした話で、演ずるのはニコラス。
彼は銃撃戦に居合わせた事をきっかけに、武器の売買をするように。
ここで商才を発揮した彼は、やがて違法な手段にも手を出す。
取引相手の国を問わず、売った銃で難民が殺されても気にしない。
相棒につけた弟や妻子はこの仕事に耐えられないが、
ニコラスはビジネスと割り切っていた。
そんな彼もついに逮捕されるのだが、
米国自体が、彼のような存在を必要としていたと言う痛烈な皮肉。
実は彼の存在自体よりも、その事の方が怖い感じ。
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