ebakam art studio blog

眞壁 陸二

宇治 平等院へ

2009年12月23日 | Weblog
金沢を後に次なる目的地は京都と奈良の境にある宇治
平等院鳳凰堂(阿弥陀堂)
約1000年の歴史があるこのお堂は全てが国宝
今ではほとんど退色してしまっているが微かに壁画の跡が天井付近に残る
建立当時の姿は想像するしかないが紺丹緑紫(こんたんりょくし)と呼ばれる極彩色で彩られていた
極楽浄土への憧れなのだが技術の限りを尽くした彫刻、建築、絵画が一体となっている
檜に描かれた壁画は1000年の時を超えて現在に至る
どんな人が描いたのだろうか

ちなみになかなか場所が決定しなかった瀬戸内国際芸術祭での僕の作品制作場所は男木島になりました
直島の隣の島です
100年は残るような作品を作りたい