ebakam art studio blog

眞壁 陸二

LAMA GO!展のお知らせ

2009年03月30日 | Weblog
人気オーガニック?カフェ「LAMA COFFEE」の二階に出来たギャラリーのオープン企画展示のDMが出来ました。
茅ケ崎から葉山までに在住されている、アーティストやフォトグラファー、工芸作家まで一声かけたらこんなに(17名)集まっちゃいました。
ちっちゃいギャラリーに小さい作品の展示ですが、出合いの場になってくれれば良いかと思ってます。
あなたの近所にもきっとアーティストがいますよ。
自分の住んでる街の地元の作家を知って、仲良くなっちゃって下さい。
4/24よりVOL.0 LAMA GO (グループ展)
5月VOL.1 高根友香(銅版画)
6月VOL.2 には私が展示します
6月後半にはVOL.3 イヌイット・ファニチャーの犬塚さんの展示予定です
乞うご期待!みなさんLAMAへGOですよ

氷室椿庭園

2009年03月29日 | Weblog
茅ケ崎の雄三通りを海へ向かってもう少しで海が見えそうな所で
閑静な住宅街に入りしばらく行くと突如「氷室椿庭園」が現れる。
茅ケ崎の隠れ観光スポット
園内所狭しと椿の花が咲き乱れるてます
一口に椿と行っても多種多様、シンプルなものから八重になってるバラのようなものや
柄の入ったものまで
白から赤までで絵の具を混ぜるように多様な交配で品種改良されてきたようです
その様子はなんだか金魚を思いだしとても可愛い
園内の片隅に枝から落ちてしまった花びらが大量に掻き集められていた
花の絨毯のようでとても美しかったです
入園無料(募金ドネーション制)



LAMAspace完成

2009年03月26日 | Weblog
ついにと言うかやっとと言うべきか
LAMAspeceが完成、昨年末より地味に施工し続けたオルタナティブなギャラリー
畳をはがし、天井板を抜き、壁を作り、床を貼り、塗装をした
作品を作る気持ちと全く同じ感覚でバランスを見ながら感覚的に造った部屋

WBCの決勝戦の中継ラジオを聴きながら「ヨッシャー!」とか叫びながら仕上げの作業をしてました。
4月中旬、いよいよ御披露目

inu it furniture 鎌倉

2009年03月22日 | Weblog
雨の降りしきる中 鎌倉に
今月openした御成通りにイヌイット ファニチュアの鎌倉店へ
茅ヶ崎のサザン通りにあるアンティーク&オーダー家具店の2号店目です
オシャレな店舗什器や家具を作るならオススメです
鎌倉駅から徒歩5分
www.inuit.jp

cycle boy

2009年03月17日 | Weblog
愛車のハンドルとサドルを交換してレトロレーサー風なテイストの自転車に改造しました。
施工してくれたのは茅ヶ崎の名物自転車製作所cycle boy の谷さん
オリジナル自転車を造っている方で、フルオーダーなら世界に一台のオリジナル自転車が出来ます。ほとんどアートです
僕のはベース車持ち込みでパーツの交換ですが、がらっと雰囲気が変わってびっくりしるほど凄いかっこ良くなった。
ハンドルはなつかしいセミドロップ 実に35年前のパーツです。
サドルはかつては馬のサドルを造っていたイギリス製の本革
いやー愛着湧きますね、大事に乗りますよ

powder snow

2009年03月12日 | Weblog
3/11友人と3人で久しぶりに志賀に行った
前日 西高東低が決まって最高の冬型の気圧配置
向かったのは焼額山
30cm程の新雪がありテンションが上がった!
まずはオリンピックコース(長野オリンピックの回転競技のコース)のパウダー争奪戦が始まった
日本が誇る最高の斜面です
パウダーを滑るのは魔法の絨毯を手に入れたような快感がある
スキー、スノーボードで最も気持ちの良い感覚だ
その後は圧雪されたコースでカービングを楽しみ、午後からはパークで飛んだりして
三月とは思えない最高の雪を終日楽しんだ
たぶんこれで今シーズン終了

写真はスノーボーダーS氏




LAMA GO展

2009年03月09日 | Weblog
昨日LAMAspaceのオープニング企画展示の会議をして
vol.0「LAMA GO」展と決定しました。
総勢17名が参加する展示になります
4月24日~5月4日の展示期間です。
アートは人に見られる為に存在します。
アーティストは誰しも「一人でも多くの人に作品を見てもらいたい」と願っています
このスペースによってこれまでartに関心の無かった方にも身近かにartを感じてもらえると思います

LAMA space まもなく始動!

2009年03月08日 | Weblog
毎度お世話になっている喫茶店LAMAcoffee(ラマ珈琲)
その二階のスペースを主にギャラリーに改装しました。
これまで美術artに関心のあまりない人にも身近な存在に感じ取ってもらいたくなかば強引にアートスペースの登場です。
味でまくりの「アンティーク」?な佇まいのLAMAにartが出会うことで新しい価値観を持った文化が芽生える予感!
オープニングの企画展示は湘南在住のアーティストを集めた小品展示のグループ展です
4月中頃からの予定です 乞うご期待!

GERHARD RICHTER その3

2009年03月03日 | Weblog
リヒター話その3 たぶん最終回です
なんだかんだ言ってもリヒター絵画の最大の特徴は、具象、抽象問わず生乾きの絵具が引きずられている点にあります
引きずることによってレイヤー状の層が出来る
そして微妙なのだがグラデーションが出来る
モダニズム絵画では絵画はなるべく平面的になろうとしていた、平面的であることが絵画が絵画たる所以と誰しも思い込んでいたからだ
こうしたグラデーションは絵画の専門用語ではキアロスクーロとも言われます、イタリア語で「明暗」の意、深々とした奥行きやボリューム、立体感のある古典絵画には欠かせなかった
抽象的な絵画にこのようなキアロスクーロがあることは非常に稀であり珍しい
でもこのことが実はとても重要なのだと思うのです
絵画は平面であって平面であってはならないのです
やはり問題にしなければならないのは空間、現実にはあり得ないねじ曲げられた空間や時間をともなった多次元空間であることが望ましい
それが絵画空間というものだろう


GERHARD RICHTER その2

2009年03月01日 | Weblog
抽象と具象を同時に描く画家リヒターをもう少し詳しく書く
具象と言っても彼のモチーフはシロウトが撮影した写真が主なモデルだ
その多くはピントが合ってない写真であったり手ブレをしていたり絵はがきのような風景写真だったりする、その写真がおおいに気に入ったから描くといった動機ではない
写真に写っている被写体にとくに意味はない
わざわざ面倒なことに現実→写真化→絵画化というプロセスを経ると多くの場合画家の個性や手癖が出るものだがリヒターの場合には極めてクールに表現しようとしない
つまり感情的では無いのだ
一見するとツマラナイ作品に感じるかもしれないが、個人の主義主張を大げさに歌う歌よりもどこにでもある様な話を静かに淡々と唄った曲のほうがより多くの人に共感を得ることもあるようにリヒターの絵画は静かで美しい
上の作品は僕がリヒターで最も好きな作品〈ベティ〉