ebakam art studio blog

眞壁 陸二

引っ越しました。

2011年08月31日 | Weblog
本日ついに金沢に引っ越して来ました。
何だかんだとありましたがようやくホントによ~うやく!来ました。
途中お世話になった皆様ご協力ありがとうございました。
茅ヶ崎の皆さまも長い間ありがとうございました。
11月と12月に茅ヶ崎美術館にてワークショップがありますのでお楽しみに!

20年ぶりの金沢はなんだか新鮮だ。

なにわ引っ越し便。積み込み!

2011年08月30日 | Weblog
いや~
昨日の今時分まだまだ過ぎて気が遠くなっていたが徹夜で梱包作業。

しかし本日30日が引っ越し屋さんのトラックがやってくる積み荷の日。
昼過ぎまでノンストップでひたすら作業。
お店から始まり家へは3時から
あまりの荷物の多さにもめげず頑張っていただきました。
しかし、つめどもつめども終わらない。
ようやく積み終わったのは7時近くだった。
助かった~凄い!さすがプロだ!
イヤな顔ひとつせず、屈強な肉体でシリアスなテトリスを組み立てていった!
本当にありがとうございました。

これから夜行バスで金沢に向かい明日朝9時から荷降ろしです。

引っ越し準備 佳境!

2011年08月27日 | Weblog
ここ数日ずーっと片付けに追われる毎日
いざ引っ越しとなると改めて持ち物の多さに頭がくらむ
制作に関する作品や資料が多すぎる
古くなった画材、本、資料、写真…前の引っ越しから開けてもいない箱があったり
大事にとっていた服も何年も着てないものは捨てることにした。
ようやく昨日でゴミ系は全て片付いた あとは梱包だ…

暑すぎたり、土砂降りの夕立があったり蚊にくわれまくったりと夏の引っ越しはしんどい
絶対にオススメしません
引っ越し当日まであと今日を入れて4日 間に合うのか!?

辰野登恵子展 抽象ー明日への問いかけ

2011年08月24日 | Weblog

画家 辰野登恵子さんの新作個展が銀座資生堂ギャラリーで始まった
今回の展覧会名はなんと「抽象ー明日への問いかけ」
マチスやピカソも利用したパリの石版の版画工房IDEMでの滞在制作と今年描かれた新作油彩の展示
版画も良かったけどやっぱり辰野さんは「色」の人。油彩が素晴らしい

今はリアリズム絵画やキャラクター系の絵画が主流の日本の美術界にとってまさに異端の?いや孤高の存在

僕が学生だった頃見た竹橋の近代美術館で見た個展(当時至上最年少の個展だそうです)はインスタレーション一色の美術シーンにおいて「オレも絵画でいいんだ!ド絵画で行こう!」と決意した展覧会だった。
時はあれから16年も経ち今もなお絵画の本質を追求されている。
僕もあの時の決意を変えずに絵画をつらぬき通している。

「抽象」という言葉は難しかったり敷居が高そうだったりして煙たがられる
しかし抽象概念が生まれたのは、ものの表面やうわべだけでモノやコトを判断せず
その本質、真の姿を捉えたいという欲求からだと思う
抽象にはちょっとした哲学性があるのです。 モノを見て考えたり想像したり驚くことが面白い
アートにとって抽象性は無くてはならない絶対必要条件だと僕は信じています。

辰野さんは抽象でありながら明暗や量感を保った絵画を描いている。(今回の油彩は比較的明暗は控えめになっていましたが)
抽象をやる画家にとって明暗をともなった表現(キアロスクーロ)というのは非常に困難なことである
アメリカ型の抽象の歴史は簡単に言えば単純化と平面性にあった。
モダニズム絵画を見れば誰でもそう思うでしょ?
しかしグリーンバーグの目指したモダニズムやフォーマリズムでは絵画はミニマリズムに行き着き終了してしまう。
かといって間違いだとは思えない どこかに「たられば」で戻れるならもっと優れた絵画が20世紀後半ー21世紀に生まれていただろうと(僕は)想像する。
辰野さんの場合それはセザンヌでありマチスであり俵屋宗達。
近代絵画の父をしっかり捉え、そこから21世紀に生きる自分が感じたり出来る事を考え描いている。
いつまでも憧れの最高の画家です。

分かりやすいだけが良い事ではない ちょっと困難な山に挑む方が達成感を得られる
近年の分かり易すぎる絵画ブームに対して あえて「抽象ー明日への問いかけ」というタイトルを選んだのでしょう


銀座 資生堂ギャラリーにて 10月16日まで



送別会 笑顔と涙

2011年08月21日 | Weblog




昨夜茅ヶ崎GUBIにて送別会を開いて頂いた
茅ヶ崎を去る 我々に暖かく見送ってくれる仲間の心づかいが嬉しかった。

「最初の出会いは誰からだっけ?」
恐る恐るドアを開けたブランディンだったかな?
やってるかどうか分からない喫茶店だったけど、なんだかすぐに打ち解けた。そしてみるみる人の輪が繋がっていった。
大人になって引っ越しした土地でこんなに仲間が増えるとは思ってもいなかった。
人と人とが繋がって素敵な幸せな町を作っていく
お世話になった皆様本当にありがとうございました。
スモールでシンプルでスローな茅ヶ崎!大好きです!

PS 昨日の送別会を企画してくれたカロカロハウスのみどりさん、うーちゃんありがとう
名司会の深沢さんに乾杯の発声の宮治さん花束贈呈していただいた みつ江さんに石塚君、その他書ききれないけどホントに皆さまありがとうございました

さらにアタック

2011年08月20日 | Weblog

昨日審査が駄目でノックアウト
信じられない事態だけどさらに新たな物件を紹介してもらう
今度こそと願いつつ親に代理で内見してもらう
二件見てもらったうち「こっちが良い」ということで「ここにしよう」と決めたのがこの物件
金沢市油車(あぶらぐるま)変な地名だけどこここそ市内のど真ん中
市役所までも21世紀美術館までも犀川までも5分くらいの好立地!
築年の古さは否めないがなかなか風情の有る佇まい。
気に入りました
今度こそ審査が通る事を願います。

ピンチ!引っ越し先 難航中

2011年08月19日 | Weblog
思いもよらなかったが
審査が通らない!

夫婦で二人とも作家で自営だからか?
いつの頃からか不動産屋で賃貸する場合支払い能力があるかどうかをクレジットカード会社の第三者機関が審査する

しかも通らなかった理由は一切答えてくれない
というより「答える義務すらない」そうだ
ずいぶん高圧的である
こちらとしては対策の施しようがないし意味が分からない

しかたないので審査が通らなかったと思われるポイントを推測し、書き直して今日またリトライ…

ひょっとして駄目だったらまた振り出しに戻るのか…
たのむよ いいかげんにしてくれ

追記
あ~リトライも駄目だった
芳斉物件消滅…
一体何なんだオリエントなんとか
許せない!(怒)

なんとかここに決まりそう

2011年08月13日 | Weblog


ようやく引っ越し先が ほぼ確定。
やっと気に入った家と町に出会えた。
場所は金沢市のほぼど真ん中
家は古い町屋を少し改装した物件
奥行きがあるため外観より中は広くてびっくりする。

何より気にいったのは近くにある公園と図書館。
玉川図書館はあのニューヨーク近代美術館の新館を手掛けた谷口吉生の若い頃の設計。
香川県丸亀の猪熊源一郎美術館や愛知県の豊田市美術館もてがけたアノ人のです。
僕の一番好きな建築家。

子供の頃の出来たばかりのこの図書館に行くのが好きだった。
玉川通りからは香林坊までも近江町市場にもちょっと足を伸ばせば兼六園にも21世紀美術館までも歩けるエリア。
金沢は町の中でも緑と水の環境が豊かにあってほっとする。

まだ引っ越し先探し

2011年08月11日 | Weblog

朝から精力的に紹介頂いた物件候補を次々見て回る。
しかし良いなと思っていた家は寸での差で先客に決められること度々
思うようにはサクサク進まない。

「ここで生活して、ここで絵を描いて、ここで妻が制作して、そしてここで子供が成長する」

利便性と安全性とコスト
優先順位が頭の中でコロコロ入れ替わり悩んでしまう。
時間だけが過ぎ去り焦る

「優柔不断だな…」
自分自身に頼りなさを感じる。
そもそもは子供の安全と健康を考えての引っ越し。
プライオリティの最優先は息子!
そうだその事に戻ることにしよう!
明日こそは決めねば!
全てにおいてパーフェクトな環境などない…
でも可能な限りにじりよりたい。

なんだか制作している時と似た心境だ

金沢に引っ越します

2011年08月07日 | Weblog
すでに噂で聞きつけている方もいらっしゃると思いますが…
かなり悩んだんですが子供の安全を最優先で考えて8月末をもって しばらく故郷に帰ります。

3月におきた東日本大震災、その後の福島第一原子力発電所の爆発により東北はもちろん関東も汚染されています。
大人には影響は出ない値かもしれませんが子供、特に乳幼児にたいする影響は分からないだけに不安だし深刻です。

長く住んだ茅ヶ崎を離れるのは寂しいけど
子供が今の僕らには最優先です
どうかご理解下さい

お世話になった皆さんありがとうございました