問屋町スタジオ

瀬戸内から帰ってますが もう一仕事金沢で支度します
あらたに2.4x ８mぶん追加で壁画制作することにした
予定より瀬戸内滞在制作が遅くなるがその分クオリティを上げて準備したい
３か月使わせていただいた湯涌創作の森からアトリエを引っ越して金沢の問屋町スタジオというアーティストランスペース へ
３週間ほどお世話になる予定 よろしくお願いいたします

瀬戸内へ

金沢を出て一路瀬戸内の本島へ。夕方前に本島に入る。今回の目的はプラン最終確認のためのリサーチ。用意したサンプルで箔やステンドグラスの見えかたなどチェックする。
静かで波は穏やか気持ちいい。
熊本での地震が夢の中での出来事のような気がする、別世界のいやな夢であってほしい…

瀬戸内国際芸術祭 本島「咸臨の家」制作日記

瀬戸内国際芸術祭　本島「咸臨の家」制作風景　金沢編ラスト？
ステンドグラス試作
ほぼ決まりかけてたプランを この期に及んでまた練り返す
壁面の箔を柔らかく光らせる為の方法を探してたら間接光やディフューズされた柔らかい光が必要ということが分かって来た。
実験の結果 障子越しの光が凄く良いという事が分かり急遽 紙でステンドグラス風のパッチワークドローイングを制作してみた。
ガラスではなく小さな紙にインクでドローイングした絵を繋ぎ合わせ窓の前に置いてみた。　柔らかくイイ感じで色の光が透ける。
箔も今までの実験の中で一番イイ反射具合　「やっぱアリかな…」と思い直すが既に裁断した板絵をどこにどう使うか？！これは次回の機会にアイデアをとっておくか…いや今回のメインに成りえるか？
欲張り過ぎるのはキケンな気もするが中途半端な作品を作ったらお客さんに申し訳ない　
いつも思う事だけど ひょっとしたらコレが作品の最後になるかもしれない と命がけですので今考えられるベストを 圧倒的なものをどうしても作りたい　
…悩み過ぎてアタマが割れそうになって来てます

瀬戸内国際芸術祭 制作日記 4/7

モデルに床に寝転んでもらってカメラも横位置に構えて撮影後90°画像を回転させるとフロアに並べた絵が壁画に見える（本当は左壁面は床）　次の問題は照明をどうすればギラつかず箔をふんわり光らせる事が出来るか…　今日までの実験で分かったのは光源に対して90度の方向でかなり暗いと思えるくらいの間接光の時でそのまた90°側の床面が白っぽい明るい色の時がベター　ん～どこをどうすりゃ内側から光ってるような柔らかい箔の色が出るんだ？アタマがこんがらがって来た

桜満開

いつもよりだいぶ早く咲いてしまった金沢の桜。はやくもソメイヨシノなんかは満開超えて散り始めの所もあるけど八重、枝垂桜はまだこれから　もうしばらく楽しめそう　日没直後の柿の木畠～21世紀美術館、空が青く柔らかい光のマジックアワーが美しい

シルクスクリーンで波濤図

瀬戸内国際芸術祭　本島 「咸臨の家」　制作日記
今日はシルクスクリーンで波文様を刷る　
慣れない作業で手がベタベタ…版画はやっぱり向いてない
手描きで波文描くとクセっぽくてモタッとしちゃうのでシルクでカリッと入れてみた　でも重ねてズラして加筆してって版画の専門家が見たら怒りそうな使い方しまくってしまいましたが　エディションの版画を作る訳では無く型の繰り返しで無限感を出したいだけです　悪戦苦闘しましたが　なんとかかんとかイイ感じになったんじゃないかと…