海辺の町から

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六月の雨

2020-06-16 09:20:38 | 日記

  作陶展出品の植木鉢

いまの私に
 生きるって

 閉ざした口の中 体内を回遊していた
 ドロドロの液体が 
 動くのを止めてしまう。
 語ることも無く 有難とうもきかず。
 畑の足跡はちいさな水たまりを作り
 何事も無かったかのように過ぎていく
 心を置き去りのままに。

 まだまだ先にあると思っていた人生が
 そう遠くないところまで来ているのだと
 思い知らされた。
 手付かず状態の精神が
 何をするのも嫌がっている。

 六月の雨のように
 重たい空気が のしかかる。

 

 
 
 
 

YOU さん

2020-06-11 08:31:38 | 日記

  手捻り 最鮮やかな色を想像していたのですが・・・。

**さん草引かんかなァーと言って何時も気に掛けてくれていたYOUさん
釣り好きな息子が未だ幼かった頃 桟橋と船の間から海に落ち
泳げない私はただオロオロするばかりだった。
私の声を聞きつけて着の身着のまま海に飛び込み息子を助けてくれたYOU さん
何事も無かったかのようにずぶ濡れの服で帰っていかれた。

以来数十年ご近所付き合いをさせて頂いた。
癌を患い闘っていたYOU さんが暑さに負けてしまった。
その日は前日より3度も気温が上がり急激な気温変化に身体が追いついていけなかった。
当日私もテント下で1時間半程の作業で気分が悪くなり
その日はとうとうダウン 早めに床についた。
丁度同じ日早朝より夏野菜の手入れに余念がなかった。
皆に裾分けの為の畑仕事をしていたYOUさん
玉葱のあと放っていた私の菜園まで黙って2度目の耕運機を掛けてくれていたのです。
草を生やすと地力が衰えると言われながら
その日の夜体調不良を訴え救急車で運ばれ 帰らぬ人となってしまった。
抗癌剤の治療を受けながらあと5年生きられたらと話していたけれど
呆気なく逝ってしまうとは 畑仕事さえしなければ元気でおられたのにと 悔しい。
慣れない土地に嫁ぎ初めての野菜作り
師で在り人生の大先輩として教えを請うた事が多々あり
もう聞くことも叶わないのかと思うと寂しくて寂しくて
家でジッとしているのが耐えられなくて常に身体を動かしていた。
向学心が強かったけれど貧しさから叶わず 独学で本を読んでいる人だった。

人生の幕切れは何と呆気なく儚い物なのだろうか。
YOU さん有難うございました。

わたし

2020-06-10 09:39:13 | 日記

  夏野菜も少しずつ収穫出来るようになりました。

身長165㎝ 今は加齢と共に163㎝に
体重は普通と痩せているの境界線を保ち
頭脳 記憶力が薄れ漢字が書けなくなってきた。
   PCの変換で覚えなくても良くなったからだろうか。
   地理は未だに得意なのに・・・。
体力 若いと言われて喜んでいるけれど
   少しくらい背伸びしないと楽な方に流れてしまいそうなので
   身体を動かすよう極力努めている 若さを保つためにも。
性格 涙もろく頑張っている人を見ると何とかならない物かと
   息子に言わせると頑固らしい
 
雨の降る前に天草出荷で頑張り過ぎた付けが来て 今ダウン中
久し振りに解熱剤を飲み 様子見の状態
水分摂取を怠らなかったけれど疲れと暑さに体力が追いつけなかったようだ。
暫く前線が上昇停滞しそうなので
積んで置いた本を読もう 頭の老化を防ぐ為にも。

陶芸教室

2020-06-06 20:12:26 | 日記

  作りかけのポスト

新型コロナで閉講していた陶芸教室が再開され
久し振りに街まで行ってきました。
大物のポストを作りかけていたので乾燥してはいないだろうかと
心配していいたけれどドベを利用したり接着面に傷を付けたりして
果たして接着面が焼いたときに剥がれてしまわないかと
心配ではあるけれど上部に蓋を作り 手作りの木製椅子の上にでも
置こうかと考えています。
出来上がりを想像しながら 久しく遠ざかっていた土遊び
加えて友人との会話もあって楽しみになってきました。

受講中夫に待って貰うこと2時間 10余年
よくもまあ待たせていたものと 感謝です。
車で1時間の道程を通う教室も海辺の町で暮らす自身へのエネルギーとなっているのです。
惰性に流され甘んじてしまう生活を意識して戒めようと
小さな自己変革を求めてこれからも通いたいと思っています。