今日こそは日の出をと勇んで 雲が重たく垂れ込めていました。
そら豆がこんなに大きく成りました。
その日は突然に
嫁いで数年後壮大な夢を描き海洋牧場なるものが出来たら良いねって。
魚類養殖を初めて順調に乗り出していた矢先のこと
早朝知り合いから網で引いた魚が大漁に余って困っておられたので
二つ返事で購入
その日は雨上がりの夏の終わりの暑い日 赤潮が大漁に発生したのです。
この近くでは赤潮の発生は起きて居らずまさかという思いでした。
エサを与えたことで魚に負荷が掛かってしまったのです。
あと数ヶ月もすれば出荷出来るサイズの魚から次々に酸欠で浮いてきて
赤潮の未だ発生していない沖の海まで筏を漕いで見たけれど
移動中にも次々と魚が浮き筏一面が白くなってしまいました。
十数台の筏の魚はほぼ全滅
幼子を抱え莫大な負債を抱えてしまいました。
高度経済成長期海洋汚染も叫ばれ始めた頃でした。
時折原因不明の魚の大量死が報じられると他人事では無く
先の人生を案じてしまいます。
生き物を扱うことの難しさを感じながら
今を振り返られる時間の余裕が出来たことを良しとしなければと思う
此も又向こう見ずの怖い物知らずの若気の至りであったと。
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