蝉の大合唱
広島に原爆が投下されてから3日後再び長崎にも。
被爆者の平均年齢が85歳と高齢化 暑い中での犠牲者追悼の平和祈念式典をTVで観ていた。
今年はイスラエルを招待しないという長崎市の意向を知っていたので長崎市長の挨拶に関心があった。
あくまでも主催者は長崎市 長崎市長は政治的理由はないと言っていたが
ガザの地で無差別攻撃を続けるイスラエル 原爆によって多くの人命が失われ
未だに癒えぬキズを負い 破壊し尽くされた苦しみを知っている長崎市民として耐えられないのだろう。
況してや原爆を落とした国が長崎市に対してもの申す立場では無い。
イスラエル駐日大使を招待しなかったことに日本を除くG7が招待を拒んだ。
長崎市長の挨拶の中に「核兵器廃絶に大きく舵を切るべきと どんなに険しくても軍拡や威嚇を選ぶのでは無く
対話と外交努力により平和的な解決の道を探ることを求める。」と
目に見えない圧力の中でよくぞ思いを通してくれたと思っている。
今戦うべきは地球環境を護る戦いであって殺戮では無い。人の命の重さは平等であるはずだから。