満開の菊
長靴からスニーカーに変えて散歩です
NHK ドキュランドへようこそ「姉に会いたい ラトビア再会の旅路」
ラトビアで生まれたウナは五人姉妹の末っ子 母親の育児放棄によって
孤児院に預けられ養子縁組によって別々の人生を生きて来た。
ラトビアからアイスランドは直線距離で2500㌔弱。
アイスランドに住むウナは姉に会いたい一心で姉を捜す旅が始まったが
個人保護法の壁は厚く思うように進まなかった。
情報開示されない国も多く僅かなツテを頼りにアメリカからロシアへと向かうが
出生地が違っていたり養子縁組先での名前が分からなかったりと困難を極めた。
「ラトビアでは法改正によって養子が自ら出生や親族について知る権利が認められた」
この制度を初めて利用したのがウナだった。
情報開示を得たことによって名乗り出た姉達 遂に亡くなった長女を除いて出会うことが出来た4人。
養子縁組先での生活は悲しみの日々であり孤児院育ちと言うことで偏見に曝され
今は虐待を受けた育ての親との養子縁組解除に向けて新たな一歩を踏み出そうとしていた。
日本に於いて2022年4月現在生みの親の元で育つことの出来ない子供達の数は42000人という。
ウクライナからロシアに強制的に連れ去られ養子縁組させられたニュースを耳にするが
この子達の未来 ウナが苦しんだ養子縁組先での虐待 戦争で引き裂かれた家族に
ウナの様なことがあってはならないと願っている。