晴れたり曇ったり
パプリカを戴きました
「歩きませんか」って電話が入った。
「仕事お休みなの?」
天然岩牡蠣から卵を孵化させて タンクの中で浮遊している卵をホタテの貝殻に
付着させ 付着した稚貝が生長する毎に過密になって其れを防ぐために
稚貝をホタテ貝から手作業で落としていく。
一段落して「歩きませんか」となった。
今月中旬姉弟達との晩餐に向けて 夏太りしてしまった身体
短期間に2㌔は無理だろうか ガリガリの友人と痩せていると言われている私の二人。
イノシシは見向きもしないだろうが モズが鳴いている。
身体に纏わり付いていた夏の其れとは違って 山道を抜ける風が心地よい。
イノシシが路肩を崩し一層狭くなった山道を歩きながら
「少なくなったねー。」「ほんとねー。」「ニュースで言っていたけど日本人の
5人に1人は認知症になるらしいよ**は12人 2人は確実かな」と
たわいもない話をしながらトンネルを抜け一山越えて友人の知り合い宅まで足を延ばしている。
広葉樹は色付いて葉を落とし山道は腐葉土の倉庫となる。
友人はスニーカーに私は何時もの長靴を履いて イノシシが落とした石を路肩に寄せながら。
山からの恵みを戴いて無農薬野菜を作り 久し振りに歩いた1万歩。