dtnkanother_Buchilog_Jaken

碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

ボヤボヤしてたら

2006年07月22日 18時36分52秒 | 関心事
東京ではここん所まったくお日様が顔を出さず、全国でも大雨被害が続く昨今、皆さまのお住みの地域ではどんな具合でしょうか?

お天気自体はいまひとつであるものの、その代わりと言うては何だが窓から入ってくる風は7月の割りにとても涼しく、休日の昼食後のひと時を横になって過ごすには非常によい感じである。だもんで、そんな風に過ごしていたKanother家の昼下がりを劈くかのような、消防車のサイレンの轟音。

ああ、火事なのだなあ、風に当りつつ、ゆるりと考えつつ、走り去る消防車のサイレンのドップラー効果を心の何処かで楽しみにしつつ、相も変わらず横たわっていたんであるが、どうも轟音の止む気配がない。ドップラーさんも全然やって来ない。それどころか、轟音の音量が増していく感じすらあるんである。

「???」

ガバと起き上がり、ベランダから外を見てみると、な、なんと消防車が何台もウチの前に止まり、その周りでは消防士が慌しくホースを引っ張り出しは駆け回っているではないですか!

ええっ?と思っていると、ホースを持った消防士はウチの前を通り過ぎて右手の方にはけてったんで、ひとまずは胸を撫で下ろしつつ、とは言えごく近所に火の手が上がってるってわけで、こいつぁじっとしてはいられない。火事と喧嘩は江戸の華。どいたどいたどいたどいたどいたぁっ!

部屋で待機するツレアイとの連絡用のケータイを握りしめ、さっそく野次馬しに・・・もとい、火の様子を伺いに飛び出したんであった。



ウチの数軒先の薬局の前には大勢の消防士が。しかし、その後姿にも、集まった人々にも全く緊迫感なし。ふと周囲を見回すと走っている消防士も既に一人もおらず、放水どころか煙一つ上がっている様子もありやせん。

どうやらボヤどころか、そもそも何かの間違い的なものだったようで、何となくホッとしたような、それでいてちょっぴりガッカリ的な、大型台風とさんざん報道された台風が上陸してみるとイマイチだったときのような、何気に複雑な心境で、ツレアイの待つ、騒ぎの前と変わらず涼しい風の入る我が部屋に戻った、Kanotherなんであった。

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