諸行無常

引っ越しは無事に完了しましたよ。
無事に、と言っていいのかどうか。

引っ越し当日、箱に入りきらない荷物が溢れかえり、途方に暮れておった。
ありがたいことに姉や友達から「車出すで〜」と言ってもらえていたので、
運んでもらわれへん分は自力で運ぶしかないなぁという腹づもりをしておりました。
そこに引っ越し屋さんの到着。

引っ越し屋さんに「箱に入りきらなかった荷物はあとで自分で運ぼうと思ってますんでー」
と伝えるが早いか、溢れた荷物をちゃっちゃかちゃっちゃか段ボールに詰めてくれました。
あっという間に作業完了。プロの仕事に頭が下がるばかりやった。
パン屋さんでもそうやけど、皆様の働きぶりには尊敬の念を抱くほどで、
働く人はみなすごいなぁと思うわ。

引っ越し後のアホほど段ボールの山も、
これまたお手伝いしてもらいながらなんとか片付きましたよ。
そんなわけで、どないもならん、という状況にあっても
いつも人に助けてもらえてることに感謝しつつ、引っ越し完了。

生活も少し落ち着いた昨日は、太鼓の飲み会、年齢も職業も様々な人たちの集いでありました。
昔通信教育で佛教大学をご卒業された方の話。
「万物は変化するものなり、されど人間は不変を願う。不変に対する執着が苦悩を生む」

不変を願う人間にとったら、変化の中でもこだわらない心でいることのほうが難しく、
苦悩の中で生きることの方が楽なのかもしれんね。
苦悩の中で生きるのはイヤなので、なるだけ執着を持たずに生きたいもんです。