SIBERIAN HELL'S KITCHEN ＠神戸チキンジョージ

昨日のライブは夢のようなライブでした。
きっと夢や。そうに違いない。


週の初めの月曜日、
仕事後にわざわざ電車に乗って三ノ宮だなんて。
・・・ああ、めんどくさい。

昨日はずっと行くかどうしようか迷いつつ
まぁどっかで「結局行くやろな」と思ってたので
結局は行くことになるねんけど。

今回は初期の２アルバムから全曲演奏ということ。
３作目からシベリアンを知った私にとって
今までライブであまり聴いたことのない曲を聴ける
絶好のチャンスでありました。

どうしてもサンジェルマンが聴きたかってん。

開演直前に行ったら席はほとんど埋まってて
一人で座られていた女性に相席してもらい
後方ではあったけど真ん中、なかなかの良席に座れた。

バイキングの食事と、ドリンクは飲み放題。

藤田さんと阿守さんが
わざわざ買いに行ってくれたというテーブルクロス、
テーブルの上にはキャンドルまで用意されてて、
なんというか、そういうの全てがはまったわ。

良いライブってなんや。

演奏者の出来とか心意気か、会場の空気か、お客さんか、演出か、
きっとそれら全部かもしれんな～

一番肝心なことは、そこに自分がフィットするかどうかやな。
当たり前なんやけどそれに尽きる。

昨日は初めて足を踏み入れた会場、
チキンジョージでのライブにフィットしすぎたわ。
フィットしすぎて最初からずっと感極まりっぱなしやった。

人前で泣くことができへん浪花の女やさかい。
（たまに泣くけど）堪えるのに必死やったわ～
会場が真っ暗やったら、垂れ流していたことだろう。

落ち着いて聴ける曲のほうが少ないくらい
昨日の私は涙腺決壊人間やった。こぼさへんかったけどな。

1st「ASIATIC SPY」の最後の曲が終わった時点で放心状態。

そこで第１部が終了、デザート休憩を挟んで第２部。
2ndのほうが好きなんやけどー、私大丈夫やろかー。

大丈夫ちゃうわっ

「MISS SILENCE」では堪えすぎて息でけへんかった。

そのあともずっと感極まり状態やったところに
藤田さんピアノソロでまた打ち込まれて、
最後の「サンジェルマンの殉教」で叩きのめされた。

せやから息できへんてー

初めて聴くことができたサンジェルマン。
天と地つなぐソング。と勝手に思てる。
曲の最後、地とつなぐ音はコントラバスやったんか～
（それにしても山本さんシュッとしはったなぁ）

阿守さんのブログに書かれてた
「退路を経たれて前に進むしかない」

なんとなく昨日はそのような心境で聴いていたかもしれん。
全ては変化していくんやな～（うすらぼんやり）
会場を満たしていたのは音楽なのやらなんなのやら。

アンコールはツンドラと、パレード！イイネ！
高速パレードがおもろかった。

長文になっちゃったな～
これでもだいぶん間引いたんやけどー

最初、ラッシュ時の電車がどれほど苦手かとか、
全く関係のない豚の角煮の話とかまで盛り込みかけたからなぁ。

いやー、めんどくさかったけど行って良かった。
素敵な月曜の夜をありがとう！